• トップ
  • リリース
  • 重要文化財の五百羅漢像とその修復工程を記録した貴重な写真集「五百羅漢修復 祈りの継承」が12月20日(月)出版

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4

重要文化財の五百羅漢像とその修復工程を記録した貴重な写真集「五百羅漢修復 祈りの継承」が12月20日(月)出版

(@Press) 2021年12月06日(月)11時00分配信 @Press

写真家・千代田路子は「五百羅漢修復 祈りの継承」と題した写真集を、2021年12月20日、りぼん舎より出版いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/288136/LL_img_288136_1.jpg
クラウドファンディング画面

天恩山五百羅漢寺(東京都目黒区)の五百羅漢像は、江戸時代の仏師・松雲元慶が彫刻し、度重なる天災、人災を奇跡的に免れ、305体が今なお一堂に現存し、人々の信仰の対象となっています。歴史的文化的に価値が高く、東京都の重要文化財に指定されています。写真家・千代田路子は、羅漢像の素晴らしさと、この貴重な像を後世に伝えようと修復に取り組む修復家・長井武志氏の活動に感銘を受け、修復についての取材と撮影を重ねました。
写真集には、修復した8体の羅漢像の造形的な美しさ、これまであまり公開されていなかった羅漢像修復作業の各工程を写しとった写真を掲載しています。
加えて、天恩山五百羅漢寺の執事・学芸員 堀研心氏による羅漢像の解説や、仏像修復家 長井武志氏による修復についての解説、そして写真評論家 上野修氏による作品評論を掲載し、見応え、読み応えのある写真集となっています。
写真集は、りぼん舎などで販売するとともに、12月1日から12月30日まで、CAMPFIREのクラウドファンディングを使用し、魅力的なリターンを設定し販売を行います。

クラウドファンディングサイト: https://camp-fire.jp/projects/view/503009

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/288136/LL_img_288136_5.jpeg
五百羅漢像の修復工程

<写真集寄稿文より>
最初の造像から300年以上もの間、天災地変、戦乱を乗り越え多くの人々によって守られてきた羅漢像たち。わたしたちはこのかけがえのないこの素晴らしい文化遺産を次の世代に手渡す使命があります。
修復家・長井武志

千代田路子氏の作品は、文化財の修復、保存維持についても考えるきっかけを与えてくれるだろう。そして、その工程や時間が「祈り」となることを伝えてくれている。
天恩山五百羅漢寺 執事・学芸員 堀研心

■A4変形(H280×W200)
■表紙、見返し、本文100P
■デジタル印刷(4C)
■無線PUR並製(雁垂れ)
■スリーブケース付き
■価格 4,000円(税込)
■販売
りぼん舎
https://www.ribbonsha.com
ribbonsha@gmail.com

発刊日 :2021年12月20日
著作者 :千代田路子
発行人 :吉野千枝子
写真 :千代田路子
編集 :吉野千枝子
デザイン :石山さつき
発行所 :りぼん舎
印刷・製本:日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/288136/LL_img_288136_2.jpg
写真集(スリーブカバー付)

CAMPFIREのクラウドファンディングを活用して認知を拡大し、販売します。
プロジェクト実施期間:12月1日〜12月30日
魅力的なリターンをご用意しています。是非サイトをご覧ください。
https://camp-fire.jp/projects/view/503009


<展示会同時開催>
写真集の出版に合わせ、2021年12月21日(火)〜12月26日(日)、JCIIクラブ25ギャラリー(東京都千代田区)で「五百羅漢修復 祈りの継承」展を開催いたします。(主催:アート団体 Idea Works . P、所在地:新座市、代表:城口路子)
五百羅漢像を未来につなぐ修復の取り組みを記録した千代田路子の写真作品、修復家の言葉を伝える松山瑞樹のインタビュー映像、そして修復家・長井武志の講演会で紹介し、文化財継承の重要性を伝えます。

1) 「祈りの継承―五百羅漢修復」展
開催期間: 2021年12月21日(火)〜26日(日)10:00-18:00 *期間中休館日なし
開催場所: JCII(一般財団法人日本カメラ財団)クラブ25ギャラリー
〒102-0082東京都千代田区一番町25番地JCII一番町ビル
TEL:03-3263-7110/FAX:03-3234-4650
https://www.jcii-cameramuseum.jp/club25/
協力 : 一般財団法人日本カメラ財団
天恩山五百羅漢寺
公益財団法人PHOENIX 木材・合板博物館
株式会社タムロン
主催 : Idea Works . P
文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業
展示 : 千代田路子 写真作品展示:約50点
松山瑞樹 映像作品展示

2) 仏像修復についての講演会(リアル講演会&後日オンライン配信)*無料
開催期間: 2021年12月25(土)14:00-15:30
開催場所: JCII(一般財団法人日本カメラ財団)会議室
https://www.jcii-cameramuseum.jp/photosalon/
定員 : 30名の予定

Idea Works . P のウェブサイト( https://ideaworksp.com ) から参加申込(抽選)できます。
受付締切は12月15日(水)

プロジェクトの公式サイト公開中: https://www.ideaworksp.com


<出演者プロフィール>
●長井武志(仏像修復家)
東京藝術大学・大学院 美術研究科(保存修復技術・彫刻専攻)修了。研究生、非常勤助手を経て株式会社東京文化財修復所設立に参加。その後有限会社古文化財保存修復研究所を設立、代表を務める。指定文化財(仏像・民俗資料等)を含む300体を超える修復に携わる。平成14年、目黒五百羅漢寺蔵 普賢菩薩像の修復を皮切りに、令和2年までに40体の羅漢像等の修復を行う。

●千代田路子(写真家)
武蔵野美術短期大学、桑沢デザイン研究所でグラフィックデザインを専攻、同時に写真を学ぶ。デザイナーを経て、光学メーカーの広報宣伝部門に転職を機に本格的に写真による作品作りを始める。近年は国内のみならず海外での作品発表に取り組み、海外の美術館、財団で作品がコレクションされた。国内外での個展開催、写真雑誌への作品掲載、受賞実績がある。また写真を通じて社会に貢献したいと、地域の文化継承プログラムへの参加ー神楽、人形浄瑠璃などの伝統芸能の撮影を行っている。

●松山瑞樹(映像作家)
福島県福島市出身。独学で写真を学び、営業写真を経てフリーランスフォトグラファーとして活動。東日本大震災被災後、福島を離れ現在は会社員として光学メーカーにて技術マーケティング及び技術評価を担当。写真制作に加え、近年では映像制作に取り組む。
『たった一人でも良い。発想の触媒となる写真・映像作り』をテーマに制作活動を進行中。


<Idea Works . P 団体概要>
団体名 : Idea Works . P
代表者 : 城口路子
所在地 : 新座市
URL : https://ideaworksp.com
email : ideaworks.p@gmail.com
事業内容: 写真や映像などを主体とした作品制作、展示会、
講演会などのイベント開催、社会貢献活動

プレスリリース提供元:@Press

このページの先頭へ戻る