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茨城県の休耕田で「炭素循環再生型農業」による大豆生産を開始 染野屋が気候変動問題対策と農業の後継者不足問題への取り組み

(@Press) 2021年12月01日(水)13時00分配信 @Press

関東を中心に100台の車両で豆腐など大豆製品を移動販売で展開している株式会社染野屋(創業:文久二年、代表:八代目染野屋半次郎/小野篤人、本店:茨城県取手市)は、休耕田の大豆生産テストを開始しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/288074/LL_img_288074_1.jpg
代表 八代目染野屋半次郎

茨城県取手市の農家さんより、後継者不在で農地が空いているため使用して欲しいと当社へ依頼があり、今年5月から同農家さんの所有地10,000m2で大豆生産を不耕・雑草放置・農薬化学肥料無使用にてスタートしました。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/288074/LL_img_288074_3.jpg
大豆 1


【深刻化する農業の高齢化問題・休耕田化】
1970年頃から農業の高齢化が問題となっています。令和2年の全国の農業経営体のうち、個人経営体は103万7千経営体で、5年前に比べると30万3千経営体(22.6%)減少しています。また同年の基幹的農業従事者(仕事が主で、主に自営農業に従事した世帯員)は136万3千人で、5年前に比べ39万4千人(22.4%)減少しています。
これにより全国の休耕田化も深刻になってきています。

参考:
農林業センサス [第一報] 結果の概要 (表2)農林業経営体数、(図11)基幹的農業従事者(個人経営体)の推移
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/noucen/index.html


【不耕・雑草放置・農薬化学肥料無使用「炭素循環再生型農業」で大豆生産順調】
今、地球上で問題となっている気候変動には、「炭素循環再生型農業(無農薬・無化学肥料)」が必要となってきます。「炭素循環再生型農業」とは、すでに排出された炭素を回収する上で最も有効的である、地中に炭素を閉じ込める方法のことを指します。

当社はまず自社使用分から不耕・雑草放置・農薬化学肥料無使用にて5月より大豆生産を開始し、9月後半までに草刈りを2回行い、11月現在、大豆(枝豆)の出来は順調です。


【今後の展開】
今後は、自社使用分400t/年の大豆生産を5年で達成させ、その後全国の農家さんや新規就農希望者の方にノウハウをお教えし、当社にて全量買取するモデルを構築する計画です。
地球環境を持続可能なものへ繋げながら、全国の休耕田の大豆生産への転換促進と、自社の6次産業化を促進していきます。


【会社概要】
名称 : 株式会社染野屋
所在地: <東京Head office>
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビルヂング 6F
: <本店>
〒302-0005 茨城県取手市東2-1-32
URL : http://www.somenoya.com

プレスリリース提供元:@Press

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