プレスリリース
株式会社デベロップ(本社:千葉県市川市、代表取締役:岡村 健史、以下「デベロップ」)は、災害などの有事に被災地に駆けつける「レスキューホテル」の出動に係る沖縄県初の災害協定を2021年11月22日(月)に沖縄県うるま市と締結します。先月29日にオープンした「HOTEL R9 The Yard うるま」にて中村市長をお招きし、施設見学会および協定締結式を実施します。
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HOTEL R9 The Yard うるま 外観
【沖縄県うるま市との災害協定締結の経緯】
沖縄県は台風が年平均8回接近するなど災害リスクが高く、うるま市でも風水害や高潮害をはじめとする自然災害に備え日頃から十分な対策に取り組んでおられます。先月の同市内における「HOTEL R9 The Yard うるま」の開業を契機に、同ホテルが突発的な自然災害においてもレスキューホテルとして速やかに出動し、避難所や仮設所等として活用可能な点にご期待いただき、協定締結に至りました。平時は観光・ビジネスの拠点として地域のまちづくり機能を担い、有事にはうるま市内外への出動拠点として災害に強いまちづくりに貢献します。
デベロップは有事にレスキューホテルが迅速な出動を行えるよう、地方自治体との災害協定の締結を進めています。現在までに69の自治体等との協定締結が完了しているほか、多くの自治体等と締結協議を行っています。
【施設見学会および災害協定締結式について】
開催時間:(施設見学会) 10時00分〜10時30分
開催日 :2021年11月22日(月)
(災害協定締結式)10時45分〜11時15分
場所 :HOTEL R9 The Yard うるま
出席者 :中村 正人 うるま市長、岡村 健史 デベロップ代表取締役、他
申込方法:事前申込制(「施設見学会申し込み書」参照)
施設見学対象者:報道関係者
【HOTEL R9 The Yard うるま 施設情報】
施設名 : HOTEL R9 The Yard うるま
(ホテル アールナイン ザ ヤード ウルマ)
施設場所 : 沖縄県うるま市塩屋445-1
敷地面積 : 2,375m2 (718坪)
オープン日 : 2021年10月29日(金)
<客室名、定員、室数、広さおよび料金>
ダブルルーム 2名/26室(13m2) 1名 5,000円/泊〜 2名 7,000円/泊〜
ツインルーム 2名/8室(13m2) 1名 5,000円/泊〜 2名 8,000円/泊〜
電話番号 : 098-989-7184
ホームページ: https://hotel-theyard.jp/uruma
【災害時には避難所になるフェーズフリーのホテルで備えない防災を】
デベロップが運営する「ホテル アールナイン ザ ヤード」シリーズは、建築用コンテナモジュールを利用した1棟1客室の“動くホテル”です。1室13m2というコンパクトさながら隣室と壁を接しないため静粛性とプライバシー性に優れるほか、上質なベッド、ゆったり使用できるユニットバス、冷凍冷蔵庫、電子レンジ、空気清浄機を全室装備するなど長期の連泊でも快適に過ごせる上質な宿泊空間がお客様の好評を得て、全国に43店舗1,440室を展開しています(開業準備中の店舗を含みます)。
また、有事の際には客室をすみやかに被災地へ移設し避難施設等にご利用いただく「レスキューホテル」としての役割を担うことで、災害に強い社会をつくり、未来の命や暮らしを守ることを目指します。尚「動くホテル」「レスキューホテル」その他の関連標章※は、各々、末尾のとおり、商標登録をしております。
レスキューホテル ウェブサイト: https://www.dvlp.jp/lp/rescue_hotel
ホテル アールナイン ザ ヤード シリーズ ウェブサイト: https://hotel-theyard.jp
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客室(ダブルルーム)
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客室(ユニットバス)
【東日本大震災の経験をもとに実現。レスキューホテル誕生の経緯】
2011年の東日本大震災では、コンテナ型備蓄倉庫や復興従事者用宿泊施設の建設などで震災後間もなく現地に入りました。被災地の方が多くの避難所で生活に大きな負担を強いられている状況を目の当たりにし、発災後に安心安全なプライベート空間を迅速かつ簡便に提供したいという想いで誕生したものがレスキューホテルです。
動くホテルの1例目として、宮城県石巻市で復興従事者用宿泊施設として利用されたコンテナを栃木県佐野市に移設し2017年10月「HOTEL R9 SANOFUJIOKA」としてリニューアルオープン。その後、更なる移設性を高めるべく1棟1客室型に改良、2018年12月「ホテル アールナイン ザ ヤード」シリーズ1号店が栃木県真岡市にオープンしたことを皮切りに本シリーズを全国各地へ展開。全国どこへでもすみやかにレスキューホテルが駆けつける体制づくりを目指します。
【レスキューホテル出動実績】
2020年4月に長崎市内に停泊したクルーズ船内における新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてレスキューホテル初の有事出動を行い、その迅速な配備や快適性などが政府・自治体関係者等に高く評価されました。
2020年6月には東京都三鷹市および東京都千代田区へPCR検査体制強化のために出動、夏季や冬季を通じて問題なく診療活動が行えるなど、医療従事者の負担軽減のために利用されました。また、都内民間病院より要請を受け、2021年2月より半年間、PCR検査施設として活用いただくなど有事インフラとしてのコンテナ活用が官民ともに活発化しています。
■レスキューホテルは「日常時」と「非常時」のどちらにおいても役に立つ商品として「フェーズフリー認証」を取得しています。
■災害時の備えを全国へ展開し、強靭なまちづくりに貢献〜SDGsの取り組み〜
レスキューホテルは、「SDGs事業認定」を取得しています。災害時の備えとして自治体との協定締結の輪を広げ、各自治体の都市機能の持続管理の強化を推進し、強靭なまちづくりの開発を通して、持続可能な開発目標の達成に貢献します。
【運営会社】
会社名 : 株式会社デベロップ
代表者 : 代表取締役 岡村 健史
所在地 : 千葉県市川市市川一丁目4番10号
設立 : 2007年2月
事業内容 : 建築・不動産事業、ホテル事業、トランクルーム事業、
エネルギー事業
ホームページ: https://develop-group.jp
※「レスキューホテル The Yard(商標 第6240114号)」、「災害支援型レスキューホテル(商標 第6394774号)」、「医療従事者支援型レスキューホテル(商標 第6394775号)」その他「レスキューホテル」の語を用いた商標、並びに「動くホテル The Yard(商標 第6240108号)」その他「動くホテル」を用いた商標は、当社の登録商標です。
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