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株式会社イケダコーポレーション

COP26サミット、木造モデルハウス 「COP26 House」木繊維断熱材シュタイコ採用

(@Press) 2021年10月29日(金)23時45分配信 @Press

株式会社イケダコーポレーション(本社:大阪府、代表取締役:池田 佐知)が、日本代理店として輸入販売する木繊維断熱材シュタイコ(STEICO)が、英北部のグラスゴーにて開催される「国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)」※1内のイベントの一環として建てられた「COP26 House」に採用されました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/278354/LL_img_278354_1.jpg
STEICO insulation featured in the COP 26 house

URL: https://www.steico.com/en/cop26-zero-carbon-house

COP26 Houseは、Beyond Zero Homes※2により企画・設計され、“Beyond Zero Homes=ゼロカーボンの先へ”をキーワードに、グラスゴー中心部にあるサミットのメイン会場であるスコットランドイベントセンター(SEC)のすぐ側に建設されています。最良の素材と技術を駆使して、環境への配慮はもちろん、性能や価格、サミットを終えた後の再利用までを考慮してデザインされたモデルハウスです。

建築資材においても脱炭素を主要目的として選ばれ、その中でも、特に重要な役割を担う断熱材にはシュタイコが指定を受け、実際に建物の天井・壁・床部に施工されました。35年以上の歴史と実績を持つシュタイコ社がパートナー企業として選ばれ、建設に携わりました。

シュタイコ木繊維断熱材は天然木が原料で、従来の断熱材とは異なりカーボンネガティブの効果を持ちます。それは木が持つ炭素固定化性能のおかげで、シュタイコは生産時に排出するCO2の約2倍の量を固定化します。木は光合成で二酸化炭素(CO2)を吸収し、その過程でCO2は炭素(C)と酸素(O2)に分解されます。炭素が木材の内部に留まっている間、酸素は大気中に放出されます。これと同じ原理で、断熱材自体に固定化するCO2はそのまま建物の材の中で永久に保存されます。

シュタイコで断熱された平均的な広さの家の屋根と外装板は、4.2トンのCO2を貯留していることになります。これは約37,015kmを走行するディーゼル車から排出される炭素の量を貯留していることと同じです。

シュタイコは、生産から廃棄までのライフサイクルを通じ、気候変動に対応した製品作りを行なっています。今回の「COP26 House」への採用でも証明され、今後ますます世界へ広がることが予想されます。

イケダコーポレーションは、ヨーロッパで「未来の断熱材」と呼ばれるシュタイコが日本のスタンダードとなるよう、これからも尽力して参ります。


※1 COP26サミットは2021年11月1日〜12日の期間、イギリス・スコットランドのグラスゴーにて開催される国連気候変動枠組条約締約国会議(United Nations Climate Change Conference)です。世界各国のリーダーや、著名人が一堂に集結し、地球温暖化による課題に対してどのように取り組むべきかについて協議します。COPは締約国会議(Conference of the Parties)の略で、今年で26回目を迎えるため「COP26」となります。2020年開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大のため延期となり2021年に開催が決まりました。

※2 Beyond Zero Homesは、ゼロカーボンの木骨フレーム「COP26 House」を開発、および建設するために結成されました。グラスゴーにおいて、Roderick James Architects(ロデリックジェームスアーキテクツ)のPeterSmith(ピーター・スミス)氏が主導し、20以上の住宅建設関係企業からなる組織です。COP26 Houseを通して、再生・持続可能かつ環境への負荷を最小限に抑えることができ、「ゼロカーボンのその先」の住宅の在り方を世界へ伝えることをひとつの目標として活動しています。


参考URL : STEICO insulation featured in the COP 26 house
シュタイコHP: シュタイコオフィシャルページ

プレスリリース提供元:@Press

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