タツヤ:
部長大変です!大変です!!
みなみ:
どうしたのよ朝っぱらから。
タツヤ:
だから、大変なんですよ!!
みなみ:
だからどうしたって言うのよ!(怒)
タツヤ:
うちの食品子会社が売っているアイスクリーム。パッケージの中に、金属片が入っていたようなんですよ。
みなみ:
ああ、その件ね。
タツヤ:
部長知ってたんすか…。良く平気でいられますねぇ。
みなみ:
あのね…慌てたって、何にもならないでしょう。
タツヤ:
そりゃそうですが…。
みなみ:
昨日の午後5時過ぎにお客様窓口に電話がかかってきて、早速工場側でラインを止めてチェックをしたそうよ。
タツヤ:
それで!それで!
みなみ:
あんた完全に野次馬気分ね…まぁ、新人ということで今回は大目に見てあげるわ。
それで、確認をしたところ、異物検査装置の設定を誤っていて、異物が発見できなかったんですって。同時に、機械でも不具合があったようで、在庫をチェックしたけど、やはり金属片が混じっていたそうよ。
タツヤ:
で、どうするんですかっ!!
みなみ:
とっくに対策は決まってるわよ…じゃあ、あなたならどうする?
Q.このとき、とられるべき対策は?
1. お客様窓口には、ひとりからしか連絡がきていないので、そーっとそのままにしておく。
2. 電話をかけてくれたお客様のところにだけ、手土産をもってお詫びにいく。
3. お店にお願いをして、全品回収する。