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子どもたちに「プログラミングの“考え方”」を届け、まちづくりを小学生の視点で考える『ぷろぐライク』

(PR TIMES STORY) 2023年03月13日(月)12時22分配信 PR TIMES

総合人財サービスを展開するAdecco Group Japanは、小学生を対象にしたプログラミング体験イベント『ぷろぐライク』を実施しています。昨今、あらゆる場面で取り入れられているプログラミング教育。しかし、『ぷろぐライク』では、ただプログラミングを体験するだけではなく、まちづくりをテーマにハンディキャップ体験や自分たちが住むまちを歩きながらフィールドワークも行う、頭も体も使うユニークな体験イベントです。

Adecco Group Japanがなぜプログラミング授業やまちづくりに取り組むのか。同社でSDGsの推進を担う小杉山 浩太朗が、『ぷろぐライク』を開催する意図や思いについて語りました。

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Adecco Group Japan Head of SDGs 小杉山 浩太朗


社会課題の解決につながる“プログラミング的思考”

――まずは『ぷろぐライク』の概要を教えてください。

小学生にプログラミングの「考え方」を通じてまちづくりを考える体験型イベントです。2021年から実施し、2022年の12月に第2回目のイベント開催し、約20名の小学生にご参加いただきました。

2020年から小学校でのプログラミング学習が必修化されたことに伴い、多くの企業や教育機関でも、「Scratch」などを用いてプログラミングを簡単に体験できるイベントや企画を行っています。しかし、『ぷろぐライク』で得られるのは、一過性の楽しみやノウハウだけに止まりません。


イベントではまず、「視覚障害者疑似体験」、「車いす体験」、「高齢者疑似体験」の3つの体験を行い、ハンディキャップを持つ方々がまちなかで不便に感じそうなこと、まちに潜む課題について考えてもらいます。次に実際にまちへ繰り出し、フィールドワークをしながら課題を発見します。


座学では、プログラミングのプロセスや意義といった“考え方”を伝える講義が行われます。自分が求めるゴールに向けて、ひとつ一つの記号の動きを理解しながら、どのような動きを組み合わせたらいいのか、どうしたらより良い動きができるのか、といったことを論理的に理解します。そうして習得した“プログラミング的思考”を用いて、最後に課題に対する解決策を導き出してもらいます。私たちのゴールは、そのような形で子どもたちにロジカルな“思考プロセス”を学んでもらうことです。


ハンディキャップ体験に取り組む子どもたち

――なぜ“思考プロセス”に重きを置いているのでしょうか?

これまでは、プログラミング教室といえば、エンジニアになりたい子やコンピューターが好きな子どもたちなど、限られた層に向けたものという印象があったと思います。

しかし、プログラミングは決して専門スキルではありません。目的を設定し、その実現を目指して記号を組み合わせていく。そのプロセス、ロジカルシンキングこそ、現代の社会課題の解決に求められている考え方であり、プログラミングの真の価値だと考えています。



自分たちが住むまちに繰り出し、自分の五感を使って課題を発見する


人財を通じて、社会をより良くしていく責任がある

――イベントが企画された背景を教えてください。

元々、当社では一般的な体験型のプログラミング授業を開催していました。その授業に携わっていた社員からは、「ただプログラミングを楽しんでもらうだけでは物足りない」、「もっと本質的な学びを提供したい」、「日々の生活に何かを持って帰ってほしい」という声が寄せられていて、プログラミングを違う角度から提供できないかと検討しました。


また、Adecco Groupはグローバル全体で「Making the future work for everyone.」というパーパスのもと事業活動を行っており、日本においては『「人財躍動化」を通じて、社会を変える。』というビジョンを掲げて事業を推進しています。私たちが展開する人財サービスは社会とのつながりが強く、そうした社会への価値創出の一環として企画した取り組みでもあります。


――事業そのものが社会貢献やSDGsに根差しており、そうした観点から導き出された取り組みなのですね。

私たちが提供している「働く」という活動は社会で非常に大きな役割を担っています。そこで、一人でも多くの方々に働きがいのある仕事を提供するため、当社では個人と企業のビジョンにもとづいてマッチングを行う、ビジョンマッチングを推進しています。これはSDGs目標8「働きがいも 経済成長も」と紐付いており、従来のような条件にフォーカスしたマッチングだけではなく、自身の価値観にもとづいて働けるプラットフォームを創造することは、人財サービスを担う私たちの重要な役割の一つであると捉えています。


ただ、突然あなたのビジョンを聞かせてくださいと言われても、大半の方は戸惑ってしまいます。そこで私たちが注力しているのが、教育の提供です。ライフビジョンやキャリアの実現に必要なスキルを習得する、あるいはどうすれば社会に貢献できるか考える機会を提供することで、SDGs目標4「質の高い教育を みんなに」と紐付く形で社会に貢献したいと考えています。『ぷろぐライク』は、まさにその「教育」にあたる取り組みです。


私たちは、働く方々へさまざまな教育の提供を行っていますが、感性が豊かな成長時期に、働くうえで必要となるスキルを習得する機会を作ることも大切だと考えています。


――取り組みを通じて、どのような社会を実現したいか教えてください。

『ぷろぐライク』では、誰もが住みやすいまちづくりというテーマに基づいてプログラミング的思考を習得していきますが、まちづくりに限らず将来どのような職業に就くとしても、有効な思考法です。より良い社会をつくるためのヒントとなるプラグラミング思考を学べるイベントとして今後もさまざまな地域で展開していきたいと考えています。



Adecco Group Japanについて

Adecco Group Japanは、世界60の国と地域で事業を展開する人財サービスのグローバルリーダーであるAdecco Groupの日本における事業体の総称です。Adecco Group Japanにおける法人は、アデコ株式会社、Modis株式会社、Modisビジネスサポート株式会社の3社です。Adecco Group Japanは、Adecco、Spring Professional、Modis、LHH、Pontoonの5つの事業ブランドを通じて、人財派遣、アウトソーシング、コンサルティング、人財育成・組織変革をはじめとするサービスを提供し、すべての働く人々のキャリア開発を支援するとともに、企業の多岐にわたる業務の最適化と業績向上をサポートします。Adecco Group Japanは、「『人財躍動化』を通じて、社会を変える。」をビジョンとして掲げ、さらなるサービスの強化に取り組んでいます。当社に関するより詳しい情報は、www.adeccogroup.jpをご覧ください。



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