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「マイナビ 2024年卒大学生 活動実態調査(9月)」を発表

(PR TIMES) 2023年10月07日(土)14時40分配信 PR TIMES

約3割の学生が、就職活動中の挫折・失敗体験が「人生の中でも大きなショックだった」と回答。一方「気分転換に友達と会う」「自分を責めない」などの方法で乗り越え、内定につなげる学生も

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2024年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2024年卒大学生 活動実態調査(9月)」の結果を発表しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/1857/2955-1857-bd43b6dfbd5ddef7484e70d834054965-1280x720.jpg ]

《TOPICS》
2024年卒業予定の大学生・大学院生の9月末時点での内々定率は86.5%【図1、2】

「入社3年目くらいまでに活躍したい」という学生が46.1%で最多。「1年目(即戦力として活躍したい)」の回答も約1割【図3、4】

約3割の学生が、就職活動中の挫折・失敗体験が「人生の中でも大きなショックだった」と回答【図5】

就職活動での挫折・失敗を経験したものとして最も多かったのは「1次・2次面接」で53.8%。「面接という人柄を見られる場面で落とされる事が辛かった」という声も【図6、7】


【調査概要】
2024年卒業予定の大学生・大学院生の9月末時点での内々定率は86.5%(前月比2.6pt増)、平均内々定保有社数は2.6 社(前月比0.1社増)だった。8月同様、内々定率・平均内々定保有社数ともに高い割合で推移している。【図1、2】
【図1】内々定率 経年比較
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/1857/2955-1857-0a188eb078dc44f2ea54a02136963ae6-1004x342.png ]

【図2】平均内々定保有社数 前年比較
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/1857/2955-1857-b937cca220e57a7434a6bac19a17e4e1-986x326.png ]


「入社何年目くらいまでに活躍したいか」を聞いたところ、最も多かったのは「3年目」(46.1%)で、前年とほぼ同程度だった。最多の「3年目」と回答した理由をみると、「仕事を覚えてなれるまでにそれくらいはかかると思うから」(82.9%)が最も多く、「教育や研修にある程度時間をかけてもらいたいから」(38.0%)が続いた。また「1年目(即戦力として活躍したい)」と回答した学生は「早く仕事を任されたいと思うから」や「早く出世したいと考えているから」が多く、「教育や研修にある程度時間をかけてもらいたいから」の回答が特に少なくなった。入社直後から活躍したい学生ほど、新入社員教育や研修よりも、実務・実践を通じて早く業務遂行スキルを身に着けることを重視していると推察できる。【図3、4】
【図3】入社何年目くらいまでに活躍したいと考えているか
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/1857/2955-1857-1bb59eecc3f4c0f59a3ff7cfc1bfdbdd-1022x282.png ]

【図4】「入社何年目くらいまでに活躍したいか」別 その理由(上位抜粋)
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/1857/2955-1857-8dcae4b5aaea1909ed2de18023e9e0b1-2294x1180.png ]


就職活動で経験した挫折・失敗が、これまでの人生における挫折・失敗と比べてどの程度のショックだったかを聞いたところ、「ショックな挫折・失敗だったが、これまでの人生での挫折・失敗と比べると小さなものだと思った」(26.7%)が最多だった。一方で「人生の中で最もショックな挫折・失敗だったと思う」(6.8%)と「人生の中でも上位に入るショックな挫折・失敗だったと思う」(22.5%)を合わせると約3割となり、就職活動中の挫折・失敗を人生においてもかなり大きな出来事として捉える学生が一定数いるようだ。【図5】
【図5】就職活動で経験した挫折・失敗は、これまでの人生における挫折・失敗と比べて、どの程度のショックなものだったか
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/1857/2955-1857-811cd55433f4121e9e4d88aa446cc221-2128x781.png ]


挫折・失敗が具体的に就職活動中のどの段階で経験したものかを聞いたところ、最も多かったのは「1次・2次面接(人事・現場社員との面接)」(53.8%)で、次いで「最終面接(役員・社長面接)」(33.5%)となり、面接に関する項目が上位に入った。具体的には「面接官からいい反応をもらえたのに不合格だったこと」や「憧れの企業の2次面接で落ちた挫折感。ずっと働きたいと思っていたところから拒絶された感覚」などの回答があった。一方で、「気分転換に友達と会った」「自分を責めないようにした」など、うまく気持ちを切り替えて自分を鼓舞している様子もうかがえた。【図6、7】
【図6】【就職活動で挫折・失敗を経験した学生限定】その挫折・失敗は、就職活動のどの段階でのものだったか(上位抜粋)
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/1857/2955-1857-292c6d6ede62e9536672e26633207fae-987x418.png ]

【図7】面接における挫折・失敗経験(一部抜粋)
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/1857/2955-1857-9b3a5c4ce76607624142ba8a23613f33-632x386.png ]


【調査担当者コメント】
約3割の学生が、就職活動での挫折・失敗を人生においても非常に大きな挫折・失敗であったと感じており、その多くを面接の場で経験したことがわかりました。「面接が不合格だったことで人格を否定された気分になった」という声もあり、希望していた企業から不採用の連絡をもらうと、どうしても落ち込んでしまうと思います。ですが面接の合否はあくまで「学生と企業のマッチングの結果」で、自分自身の資質や人格の問題ではないと冷静に捉えて自分なりの方法で気持ちを切り替えてもらいたいと思います。
一方で、大きな挫折・失敗を経験し、それと向き合い、自分なりに克服するサイクルは今後社会に出ていくうえで欠かせないもので、社会人として成長するための貴重な第一歩であるとも言えます。就職活動をすでに終えた学生だけでなく、今後も継続する学生や現在準備をしている学生にも、挫折・失敗の経験を次のステップに活かす気持ちを大切にしてもらいたいと思います。
キャリアリサーチラボ 研究員 長谷川洋介



【調査概要】「マイナビ 2024年卒大学生 活動実態調査(9月)」
○調査期間/2023年9月24日(日)〜9月30日(土)
○調査方法/マイナビ2024の会員に対するWEBアンケート
○調査対象/2024年3月卒業見込みの全国の大学生、大学院生
○調査機関/自社調べ
○有効回答数/1,837名(文系男子446名 文系女子746名 理系男子323名 理系女子322名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。



プレスリリース提供:PR TIMES

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