プレスリリース

〜駅係員など４名のスタッフを加え幅広い好奇心に対応、好きなことを突き詰める探求学習を支援します〜

小田急電鉄株式会社（本社：東京都新宿区　社長：星野 晃司）は、今秋に小田急江ノ島線善行駅西口の商業施設「小田急マルシェ善行１」にて、小学４年生から中学３年生までを対象としたオルタナティブスクール「AOi（アオイ）スクール」をプレ開校することとしていましたが、プレ開校日を２０２３年９月５日（火）に決定し、２０２４年９月以降の本開校に向けた試みをスタートします。
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「AOiスクール」は、小中学生の不登校という近年増加傾向の社会課題に対し、不登校の時間で将来の自立を支援していく学びの場です。不登校経験を持つ２人の現役運転士が、好きな鉄道に夢中になれたことで人生を切り開いた経験や、好きなことを探求する意義などを伝えます。週２日午前・午後に実施するスクールでは特段のカリキュラムを設けず、スタッフやクラスメート、書籍との触れ合いなどを通じて、お子さまの興味関心や自由な学びを引き出します。

開校当初は、鉄道関連の書籍を多数そろえ「鉄道が動く仕組み」や「鉄道各社の創業の歴史」、「時代ごとの車両の発展」のほか、駅や車内アナウンスに使用する「外国人観光客のご案内に必要な英語」など、本の世界から学んでいただける環境を整えています。今後は、小田急グループの事業を起点にまちづくりや新規事業創造等の幅広いテーマでお子さまの興味関心を育みます。

「AOiスクール」は、２人の現役運転士が社内事業アイデア公募制度への応募をきっかけに始動した取り組みですが、お子さまが安心して過ごせる場に向けて、岡山県の「無花果もえぎ フリースクール」を運営する無花果株式会社と業務提携して運営します。また、本取り組みの想いに共鳴した現役の駅係員や、不登校児の子育てを経験した社員４名がそれぞれの経験を生かして、スタッフとして運営に参加します。お子さまの好奇心や学びに応える幅を広げるとともに、親御さまにも寄り添いより安心していただける体制となりました。

「AOiスクール」には、全国からご期待やお問い合わせの声を数多くいただいており、２０２４年３月までにオンライン形式のスクールを開校し、全国のお子さまの参加や学校と両立できる場所の実現を目指します。
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「AOiスクール」は、プレ開校に向けて、２０２３年５月から６月まで、クラウドファンディングを実施し、２８８名の方から目標募集金額２００万円を上回る２５９万円をご支援いただきました。みなさまのご支援を心より感謝申しあげます。「AOiスクール」の開校目的やクラウドファンディングの概要等については、２０２３年５月のニュースリリースにてご確認いただけます。

オルタナティブスクール「AOiスクール」のプレ開校の概要は下記のとおりです。

記

１　オルタナティブスクール「AOiスクール」のプレ開校
(１)概要
・不登校経験を持つ２人の現役運転士が、増加傾向にある小中学生の不登校を学びの可能性に変えるために取り組むオルタナティブスクールです。お子さまへ「好きなこと」や「やりたいこと」を突き詰めることの意義を伝えます
・「Alternative school」の”A”、「ODAKYU」の”O”、「interest」の”i”をとって「AOiスクール」と名付けました。「みらいにつながる、たのしいまなび」をコンセプトにしています
・カリキュラムは設けず、お子さまの興味関心を第一に、一緒に探求学習をしていきます。企画者の２名と４名の社員がI’m OK! You’re OK! を合言葉に自分や相手を大切にする気持ちを育み、小田急の仕事を生かしてお子さまの「知りたい」「やりたい」に向き合います

(２)期間
２０２３年９月５日（火）から２０２４年８月３１日（土）
※２０２４年９月以降の継続運営に向けて、事業性等を検証します

(３)場所
小田急マルシェ善行１　２階（小田急江ノ島線善行駅隣接）
（住所　神奈川県藤沢市善行１-２８-２）　

(４)対象
小学４年生（９歳）〜中学３年生（１５歳）まで

(５)料金（税込）
１コース（週１回３時間）あたり８，０００円／月
※毎週火曜日・木曜日の１０時〜１３時、１４時〜１７時に実施
※１コースあたり定員２０名

(６)公式サイト
https://aoi-school-odakyu.hp.peraichi.com/
※９月入学の受付は終了いたしました。１０月以降の入学をご希望される方へ、体験見学会などのお知らせを順次してまいります
※お問い合わせは公式サイトのフォームからお願いします

【参考】社内事業アイデア公募制度「climbers（クライマーズ）」
・お客さまや社会へ新しい価値を提供し、SDGsをはじめとした社会課題の解決に資する事業アイデアを社員が自由に立案し事業化に向けてチャレンジできる公募制度です
・２０１８年度からスタートして４件の事業が生まれています
（１）クライマーズから事業化したアイデア
１.いちのいち（URL　https://ichi-no-ichi.com/）
自治会・町内会が抱えている担い手不足や回覧板の煩雑さ、若年層を中心とした地域との繋がりの希薄化、高齢者の社会的孤立等の課題を解決するためにお役立ていただける自治会・町内会向けのソーシャルネットワーキングサービス（ＳＮＳ）です。
２.IFLATs（URL　https://iflats.org/about/）
人生１００年時代を生きる個人のサポーターを目指し、暮らしや学び等人生の大きなテーマをリサーチして、ひとりひとりの未来を支える環境づくりのためのソリューションを提案・運営するイノベーションラボです。
３.ママカレ（URL　https://mama-c.com/）
「わたしらしく、ママを生きる」をコンセプトに、出産を機に暮らし方や働き方を見直したいと考える女性が、「やりたいこと」「好きなこと」「できること」を見つけ、価値観が近い仲間とともに自分らしさを磨いていく無料のオンラインコミュニティ（ママ向けのカレッジ）です。
４.ハンターバンク（URL　 https://odakyu-hunterbank.com/lp/）
鳥獣被害に困っている農林業者と、狩猟免許は取得したが狩猟する機会が見つけられていないハンターとのマッチングサービスです。当社が双方を繋ぎ、地元ハンター（猟友会やNPO等）と連携した初心者向けのサポートや狩猟に必要な道具のレンタル等を行います。

以上

プレスリリース提供：PR TIMES