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小田急電鉄株式会社

1月19日、倉吉市と小田急電鉄が包括連携協定を締結

(PR TIMES) 2023年01月19日(木)16時15分配信 PR TIMES

〜市内の地域価値創造型人材の創出を基軸に持続的なまちづくりを推進、市民生活の質向上に協業〜

倉吉市(鳥取県、市長:広田 一恭)と小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区 社長:星野 晃司)は、2023年1月19日(木)、地域社会の活性に寄与する人材の育成により地域創生を実現し、市民生活の質の向上と安心・安全で活気あふれる地域社会の構築を目的に、「包括連携協定」を締結しました。
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倉吉市は、鳥取県中部に位置する人口約4.5万人(2022年12月末現在)の街で、歴史ある白壁土蔵群と赤瓦の美しい街並みが特徴です。近年は、少子高齢化と大都市圏への生産年齢人口の流出という課題に直面し、地方創生を担う人材の育成と活躍できる環境づくりが急務となっています。

そのような中、2022年7月から9月まで、小田急電鉄が市区町村と連携し展開する、地域創生を目的とした「価値創造型人材育成プログラム」を倉吉市内で実施しました。本プログラムを通じて、地域価値創造型人材の創出を基軸としたまちづくりの推進に向けた効果が確認できたことから、双方の保有する資源を有効活用する本協定の締結に至りました。

両者は、本協定に基づき「価値創造型人材育成プログラム」の継続的な実施により、市民一人ひとりが自主性を基に能力や可能性を最大限に引き出せる環境づくりを加速させます。プログラムにおける地域創生策の実現に向けて、倉吉市ならではの特性や魅力を発見しながら、地域活性化に向けた取り組みを協業します。

また、2025年春に倉吉市に開館する「鳥取県立美術館」を活用した観光事業強化に向けて、開館前からオンラインでの文化・芸術振興を行い、リアルとデジタルの相互利用による新たな観光体験の提供と関係人口の創出を図ります。XR技術を活用したバーチャル美術館の検討など、小田急電鉄が2022年11月に新宿に開業した、世界最先端のXR※体験施設「NEUU(ニュー)」と連携します。
※XR は、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)といった先端技術の総称です

倉吉市と小田急電鉄は、相互が持つ人的資源の交流やノウハウの提供等を通じて、個人がいきいきと暮らせる環境づくりを目指します。また、個人や地域が充足していくための解決策としてデジタル技術を積極的に活用するなど、倉吉市の持続的な発展に向けた一層の連携協力を進めてまいります。
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倉吉市と小田急電鉄が締結する包括連携協定の概要は下記のとおりです。



1 名称
倉吉市と小田急電鉄株式会社との包括連携協定

2 締結日
2023年1月19日(木)

3 取組事項
(1)地域資源の魅力発信による広域からの誘客及び関係人口の創出に関すること
(2)地域社会の活性に寄与する人材育成の推進に関すること
(3)地域住民のウェルビーイング※向上に関すること
(4)最新技術の活用による住民生活の向上に関すること
(5)持続的なまちづくりに関すること
(6)その他、目的達成のため必要な事項に関すること
※定義:個人の身体・精神・社会的に充足した状態

4 具体的な活動
・「価値創造型人材育成プログラム」を継続実施し、地域価値創造型人材の創出を基軸としたまちづくりを推進します
・市民のウェルビーイング向上を目指し、調査と分析を実施します
・デジタル基礎スキル向上に資するプログラムも導入し、XR等の最新技術の活用により、観光体験をアップデートします。2025年に開館予定の「鳥取県立美術館」を活用したバーチャル美術館の制作も検討し、 ワクワクする体験の創出を通じて、旅行者の誘致を目指します

【参考】
1 価値創造型人材育成プログラムについて
小田急電鉄は、個人のエンパワーメントを目的にリサーチや情報発信、ソリューション開発のために発足したイノベーションラボ「IFLATs(アイフラッツ)」を通じて、2022年7月11日に、市区町村と連携し地域創生を目的に「価値創造型人材育成プログラム」を立ち上げました。本プログラムでは、主催地域在住者のみならず、首都圏からも参加者を募り主催地域に滞在します。参加者が「各々の自己理解を深め、他律から自律への変化を体感する」ことから始め、まちづくりのテーマに取り組み、個人の暮らしとまちの環境に焦点を当てた議論を進めて施策を検討します。本プログラムでは、地域創生策の実現支援まで協業します。
2 鳥取県立美術館について
2025年春に、人々が集い、楽しみ、交流や活動し、鳥取のアートを発信する拠点として『とっとりの未来を“つくる”美術館』が誕生します。居心地の良いおおらかな空間で多様な利用やにぎわいが生まれ、お気に入りのサードプレイスとなる美術館を目指します。
3 日本初のXR特化型施設「NEUU」について
小田急電鉄は、2022年11月1日(火)に、新宿駅西口から徒歩1分程の場所へ、世界最先端のXR技術の体験やこれからのXR技術をリードしていくクリエイターが交流し新たな表現を創作する空間として、日本初のXR特化型複合施設「NEUU」を開業しました。移動そのものの楽しみ方や移動の目的となるリアルの場でしか味わえない価値を高めるテクノロジーとして、XR技術を活用しこれまでにない新しい体験を生み出していきます。

以上



プレスリリース提供:PR TIMES

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