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住友商事株式会社

インバウンド向け衣料シェアリングAny Wear, Anywhereの実証実験開始について

(PR TIMES) 2023年07月05日(水)16時15分配信 PR TIMES

〜少ない荷物で渡航できる旅行・出張体験の提供と環境価値の可視化を目指します〜


日本航空株式会社(以下「JAL」)と住友商事株式会社(以下「住友商事」)は、JAL運航便を利用する海外から日本への旅行・出張者を対象とした衣料シェアリングサービス「Any Wear, Anywhere」(以下「本サービス」)を提供し、本サービス利用に伴う環境価値を計測する実証実験を開始します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/726/834/resize/d726-834-7cd099b8fc94d6e97b91-0.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/726/834/resize/d726-834-9a35fb5afcfbe559d979-1.png ]

コロナ禍を経て、再び飛行機で移動する方が増えつつある昨今、「持続可能性」への関心の高まりと共に、観光においてもサステナブル・ツーリズム(持続可能な観光)を推進する動きが世界中で活発になっています。旅行先や宿泊先、移動手段などについて、よりサステナブルな選択をしたいと考える旅行者が増えている一方、その選択肢はまだ十分ではありません。例えば、現在渡航先における衣食住のうち、食はレストラン、住はホテルなど現地のものを利用できますが、衣類は自宅から持参することが一般的です。

本サービスは、渡航先で衣類をレンタルすることで、少ない荷物での移動体験の提供と、それに伴う環境価値創出をコンセプトとしています。本サービスの利用を広げることで、渡航先における衣食住の全てについて現地のものを利用できる環境を整え、旅行・出張をよりサステナブルなものに変えていくことを目指します。住友商事は今般、本サービスの実現に向けた予約システムの開発、衣類の調達・管理を担います。衣類は日本国内で滞留しているアパレルの余剰在庫や古着を活用することで、シェアリングを通じてサーキュラーエコノミーに貢献します。JALは本サービスの利用により、顧客の預け入れ荷物重量の変化をモニタリングし、環境負荷低減効果(飛行機重量の削減によるCO2排出量の削減効果)を検証します。

   サービスコンセプトイメージ
[画像3: https://prtimes.jp/i/726/834/resize/d726-834-2bdf129266ce782773c3-1.png ]



【本実証実験の概要】
実証期間:2023年7月5日〜2024年8月31日(予定)
利用方法:
1.「Any Wear, Anywhere」の予約サイトにアクセス https://anywearanywhere.store/ja
2.Reservationページから訪日シーズンや用途に合った衣料セットを選択
3.JAL運航便の予約番号、衣料セットの受取日・返却日、受け取りたい滞在先情報等を入力し決済
 (※渡航予定日の1か月前までに要予約。また、返却日は受取日から原則2週間以内)
4.少ない手荷物でJAL運航便に搭乗
5.ホテルで予約した衣料セットを受取り、返却

JALグループは、2030年に向けた「JAL Vision 2030」にて、自らの手で「安全・安心な社会」と、「サステナブルな未来」を創ることを掲げ、ESGを経営戦略の軸に据えて取り組んでいます。JALグループのESG戦略は、「社会課題を解決し、サステナブルな人流・商流・物流を創出する」ことにあります。本サービスは、このESG戦略に沿った施策のひとつになり得ると考えています。JALグループは、航空会社の強みを活かして、多くの人々やさまざまな物が自由に行き交う、心はずむ社会・未来を実現することを存在意義として、持続的に需要を生み出していきます。

住友商事は、Beyond Mobility (=Mobilityと異業種とのかけ合わせ) 領域において、社会課題やテクノロジーの発展を踏まえた中長期な視点から、次世代の収益の柱となる事業開発に取り組んでおり、本サービスはその実行施策のひとつと位置付けています。また、本サービスのアイディアは社内起業制度「0→1チャレンジ」から誕生したものです。住友商事は、個々人の個性・創造力の発揮を生かし、世の中の大きな変化に対応しながら、全社的なビジネスモデルの変革を促進し、新たな価値を創造します。
両社は本実証実験をはじめとし、お客様のニーズに寄り添いながら、環境価値も創出する取り組みを引き続き共同で検討していきます。

【実証実験協力関係先】
■ウィファブリック株式会社:
世界で重大な環境問題を引き起こしている大量廃棄の問題に立ち向かい、ファッションをもっと楽しく持続可能なものにするため、繊維商社に勤めていた福屋氏が2005年に起業。世界で毎年200億着以上捨てられていくファッションロスの問題を解決することをミッションに、アパレルのオンラインマッチングプラットフォーム「スマセル」を運営しています。本実証実験では、「Any Wear, Anywhere」でレンタルされる衣料の調達に協力しています。
■白洋舍:
1906年の創業翌年、独自開発により日本に初めてとなるドライクリーニングを導入以来、業界のリーディングカンパニーとして、日本のクリーニング業の発展に寄与してきました。近年は自社研究機関:洗濯科学研究所における独自の排水分析の実施、環境への影響が小さい溶剤の利用を推進するなど環境に配慮しながら高品質なサービスを提供し続ける姿勢が評価され、2018 年にイタリア・ミラノで開かれた「グローバル・ベスト・プラクティス・アワード 2018」では「サステナビリティ大賞」も受賞しています。本実証実験では、「Any Wear, Anywhere」でレンタルされた衣類の洗濯・クリーニングに協力します。



プレスリリース提供:PR TIMES

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