• トップ
  • リリース
  • 豊電子工業、生産ラインのバーチャルコミッショニング実現に向けて、ダッソー・システムズのバーチャルツイン・エクスペリエンスを導入

プレスリリース

  • 記事画像1

ダッソー・システムズ株式会社

豊電子工業、生産ラインのバーチャルコミッショニング実現に向けて、ダッソー・システムズのバーチャルツイン・エクスペリエンスを導入

(PR TIMES) 2023年11月02日(木)18時45分配信 PR TIMES


[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6067/473/6067-473-6c9eb0f9449c8a7ed2dc04d7c53776fe-1355x452.jpg ]

株式会社 豊電子工業(愛知県刈谷市、以下豊電子工業)とダッソー・システムズ株式会社(東京都品川区、以下ダッソー・システムズ)は本日、自動車業界や航空宇宙業界などの生産ラインのバーチャルコミッショニング実現に向けて、豊電子工業がダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォーム・オン・ザ・クラウドによるバーチャルツイン・エクスペリエンスを導入したことを発表しました。


近年、製造業では「モノづくりの自動化」が加速しており、設備サプライヤーやSIerにおいては、短期間で不備なく、高度な生産ラインと設備の構想から導入まで行うことが求められています。ダッソー・システムズのバーチャルツイン・エクスペリエンスは、顧客の製造現場に実際の設備を導入する前に、生産ラインの早期構想段階から、仮想環境上でバーチャルコミッショニング検証を実施することを可能とするソリューションです。豊電子工業は本ソリューションを活用し、タクトタイムなど要求仕様の成立性を事前検証し、設備の信頼性の担保、現場での試運転にかかる時間やコストの削減を目指します。


ダッソー・システムズでは、生産ラインと設備の構想段階において、個別のツールでメカ・制御ロジックの設計や検証を行うのではなく、「3DEXPERIENCEプラットフォーム」での統合化された環境を提供しています。設備の3DCADモデル管理(ENOVIA)、そのデータを使った機構検証やロボットシミュレーション(DELMIA)、制御ロジックの設計や検証(CATIA/DELMIA)、物理モデルシミュレーション(CATIA)といったダッソー・システムズのアプリケーション群を、全て共通のクラウド環境で利用できます。このバーチャルツイン・エクスペリエンスにより、生産ラインの構成要素(産業用ロボット・周辺設備・PLC)の全てを仮想環境上で検証し、早期に成立性を総合的に判断することが可能です。
さらには、「3DEXPERIENCEプラットフォーム」上のその他多くのアプリケーション群を活用することにより、お客様のデジタル・トランスフォーメーションの加速を支援します。


株式会社 豊電子工業SI技術部主担当員の松尾大介氏は次のように述べています。「豊電子工業ではこれまでもロボット単体の動作シミュレーションや周辺付帯設備との干渉チェックのみでなく、顧客要求仕様に基づき、社内で作図した3Dモデルを用い、複数台ロボットを含むシステム全体の動作チェックを度々実施してきました。但しこれまでの手法では設計上流との連携がなく、設計作業とコミッショニング作業が分かれているために動作チェック後の指摘事項を別フローで設計側に反映する必要がありました。バーチャルツイン・エクスペリエンスを活用することで、設計作業そのものにコミッショニング工程を取り込むことができ、これまで見落とされることがあった、初期設計不良を一掃することが可能になると期待しています。また仮想試運転を活用しながら設計することで作業クオリティ、サイクルタイム、スペースレイアウト、動線などがユーザーニーズにフィットするかを見極めながらエンジニアリングを進めることができるため、システム構築に必要な部材を集合させる前にその成立性についてほぼ確認を終えられるメリットもあります。今後はダッソー・システムズと取り組みをより強化し、モノづくりの自動化を支えるSIerとしてよりスピーディに、確実なラインビルドアップをお手伝いできる体制を強化します」


ダッソー・システムズ株式会社の代表取締役であるフィリップ・ゴドブは次のように述べています。「この度、豊電子工業様に当社のバーチャルツイン・エクスペリエンスをクラウド環境で導入していただき、大変光栄に思います。当社のシミュレーション技術を通じて、豊電子工業様とともに製造業の生産ライン効率化に関わる課題解決および国内市場におけるバーチャルコミッショニングの実現に貢献してまいります」


なお、豊電子工業とダッソー・システムズは「2023国際ロボット展」に合同出展します。本展示会では「ロボットシステムの設計・試運転から保全までをバーチャルとリアルで検証する」をテーマに、豊電子工業によるバーチャルコミッショニングの取組例を展示します。バーチャルとリアルの環境を構築し、ダッソー・システムズのDELMIAソリューションと最新のロボット技術をご紹介しますので、ぜひご来場ください。また、「2023国際ロボット展」会場にて、豊電子工業とダッソー・システムズの共同出展者セミナーを実施します。本セミナーでは、昨今の産業用ロボットの最新動向やDELMIAソリューションの活用事例を中心にご紹介します。


<展示概要>
展示会名: 2023国際ロボット展
会期: 2023年11月29日(水)〜12月2日(土)10:00~17:00
場所: 東京ビッグサイト
小間番号: 東2ホール E2-33
主催: 一般社団法人 日本ロボット工業会、 日刊工業新聞社
ウェブサイト: 2023国際ロボット展(iREX) | Dassault Systemes(R) (3ds.com)


<共同出展者セミナー概要>
日時: 2023年12月1日(金)10:30~11:10
会場: 2023国際ロボット展内 セミナー会場C(東8ホール)


(以上)

ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォーム、3次元設計のソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、プロダクト・ライフサイクル・マネジメント(PLM)ソリューション等について、詳しくはホームページをご覧ください。


ダッソー・システムズとつながるソーシャル・アカウント
X(旧Twitter)
https://twitter.com/3dsjapan
Facebook
https://www.facebook.com/DassaultSystemesNippon
LinkedIn
https://jp.linkedin.com/company/dassaultsystemes
YouTube
https://www.youtube.com/user/3DSJapan


豊電子工業とつながるソーシャル・アカウント
YouTube
https://www.youtube.com/@user-yo3xe8hk2l
Facebook
https://www.facebook.com/profile.php?id=100063593799257


豊電子工業について
株式会社豊電子工業は愛知県刈谷市に本社を構える国内最大規模のシステムインテグレーター(SIer)です。豊電子工業では、ロボットシステムや配電制御システムの製造だけでなく、設計前の開発・提案から納品後の保守やアフターフォローに至るまで、幅広く事業を展開しております。YTKグループは6ヶ国に事業拠点を持ち、システムエンジニアリングの開発型企業として、先進的な技術力とアイデアで世界のモノづくりを強力にバックアップします。


ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは3DEXPERIENCEカンパニーとして、人々の進歩を促す役割を担います。当社は持続可能なイノベーションの実現に向けて、企業や人々が利用する3Dのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、患者、市民あるいは消費者のために世界の持続可能性を高めるべく、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを使って現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出し、さらなるイノベーション、学び、生産活動を追求しています。ダッソー・システムズ・グループは140ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万社以上のお客様に価値を提供します。より詳細な情報はホームページ、 https://www.3ds.com/ja(日本語) 、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。


3DEXPERIENCE、3DSロゴ、Compassアイコン、IFWE、3DEXCITE、3DVIA、BIOVIA、CATIA、CENTRIC PLM、DELMIA、ENOVIA、GEOVIA、MEDIDATA、NETVIBES、OUTSCALE、SIMULIAおよびSOLIDWORKSは、フランスの法律に基づいて設立された欧州会社(Societas Europaea)であり、ヴェルサイユの商業裁判所書記課に登記番号322 306 440で登録されているダッソー・システムズ、またはアメリカ合衆国やその他の国におけるダッソー・システムズの子会社の商標もしくは登録商標です。

プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る