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【海外でも絶賛!】宇佐見りんによる53万部のベストセラー『推し、燃ゆ』英訳版、イギリス、アメリカで発売

(PR TIMES) 2022年11月16日(水)10時45分配信 PR TIMES

早くも世界15の国と地域で、続々と出版決定!

2021年1月に芥川賞を受賞し、その年の日本文学界を席巻した宇佐見りん『推し、燃ゆ』。芥川賞受賞以前より海外の出版社から熱い視線が注がれていましたが、今月、待望の英語版が『Idol, Burning』というタイトルでついに発売されました。
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イギリス版は11月3日、アメリカ版は11月15日に発売



[画像2: https://prtimes.jp/i/12754/451/resize/d12754-451-9706cfce3201ef42a7c0-4.jpg ]

3日に発売されたイギリス版(Canongate/Asa Yoneda訳)では「オタク文化と青春期を鮮やかに描いた『推し、燃ゆ』は、強迫観念、成人、そしてファンダム(*)文化の中毒性や容赦のなさを表現している、手に汗握る物語です」と紹介されています。出版社Canongateは、これまで桐野夏生「女神記」、志賀直哉「和解」といった日本語小説を出版しており、スコットランドの奇才アラスター・グレイの作品や、映画化されたヤン・マーテル「パイの物語」などでも知られています。

[画像3: https://prtimes.jp/i/12754/451/resize/d12754-451-c29dc60e66b2e9e4f083-5.jpg ]

また15日に発売されたアメリカ版(HarperVia/同じくAsa Yoneda訳)では「新進気鋭の作家が、有害なファンダム(*)、ソーシャルメディア、疎外された青春を見事に描き出した21世紀の『ライ麦畑でつかまえて』」と紹介され、「あかりの執着は宿命的で強烈であり、宇佐見の文章(Asa Yoneda訳)は、その強迫観念と、それが彼女の不安定な人生に及ぼす影響とを、巧みにかつ愛情深く表現している。」(カーカス・レビュー)、「この本は私を悲しませながらも希望に満ちた気持ちにさせた。今後の宇佐見作品が待ち遠しい。」(NPR.org)などのレビューが早くも寄せられています。出版社HarperViaでは、12月に森見登美彦の『四畳半タイムマシンブルース』、2023年には大前粟生『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』の英訳も控えています。

(*)「ファンダム(fandom)」は、さまざまな分野における熱狂的なファンの集団、世界、文化のこと。「有害なファンダム(toxic fandom)」は、近年使用されている流行語。

イギリス版Canongateのサイト
https://canongate.co.uk/books/4013-idol-burning/

アメリカ版HarperVia(Harper Collins)のサイト
https://www.harpercollins.com/products/idol-burning-rin-usami?variant=40169948348450


『推し、燃ゆ』各国語版刊行状況、タイトルなど(刊行順)

・中国語簡体字/中国(上海浦睿文化播有限公司)2021年7月1日刊行、タイトル『偶像失格』
・韓国語(Media Changbi, Inc.)2021年8月5日刊行、タイトル『, 』
・中国語繁体字/台湾(精誠資訊)2022年2月24日刊行、タイトル『本命,燃燒』
・デンマーク(Forlaget Korridor)2022年9月9日刊行、タイトル『Idol, brænder』
・英語/UKほか北米圏以外(Canongate)2022年11月3日刊行、タイトル『Idol, Burning』
・英語/北米圏(HarperVia)2022年11月15日刊行、タイトル『Idol, Burning』

以下は刊行準備中です(契約順)。
・イタリア語(Edizioni E/O)
・ロシア語(AST Publishers)
・インドネシア語(Gramedia)
・スペイン語(Editorial Oceano de Mexico, S.A. de C.V.)
・ドイツ語(Verlag Kiepenheuer & Witsch/2023年6月刊行予定)
・タイ語(Mind and Thought/2023年1月刊行予定)
・フランス語(PICQUIER)
・ベトナム語(Nha Nam Publishing and Communications JSC)
・ポーランド語(Grupa Wydawnicza Relacja sp. z o.o.)


『推し、燃ゆ』あらすじ

「推しが燃えた。ファンを殴ったらしい。」という一文から始まる、ある男性アイドルを「推す」ことに全てを捧げる高校生の少女・あかりの目線で描かれた物語です。
あかりは学校でも家庭でも周囲が求めるような「普通」の生活を送ることができません。日々、居心地の悪さを感じるあかりにとって唯一の支えは「推し」の存在であり、彼を “解釈” することでした。その最中での炎上による「推し」の芸能生活の翳りは、あかりの生活の軸をも揺るがしていきます。


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■著者プロフィール 宇佐見りん(うさみ・りん)
1999年生まれ、神奈川県出身。現在大学生。2019年、『かか』で第56回文藝賞を受賞しデビュー。同作は2020年に第33回三島由紀夫賞を史上最年少で受賞。2021年、第2作『推し、燃ゆ』が綿矢りささん、金原ひとみさんに次ぐ史上3番目の若さで第164回芥川賞受賞。第3作目にして最新作の『くるまの娘』は6万部突破(電子書籍含む)。

■書誌情報
書名:推し、燃ゆ
著者:宇佐見りん
税込定価:1540円
仕様:46判/上製/128頁
発売日:2020年9月9日
カバーイラスト:ダイスケリチャード
装幀:佐藤亜沙美(サトウサンカイ)
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309029160/



プレスリリース提供:PR TIMES

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