プレスリリース

臨床現場に役立つ「臨床検査技師」の育成に尽力

　文京学院大学（学長：福井勉）は、本学保健医療技術学部で教授職、大学院保健医療科学研究科で委員長を務めている濱田悦子教授が、「臨床検査技師」の育成に尽力した功績を認められ、令和５年秋の叙勲にて瑞宝双光章（保健衛生功労）を受章しましたので、お知らせします。
受章について


　瑞宝章は、公務等に長年にわたり従事し、成績を挙げたかたを表彰するものです。
　濱田教授の専門は、臨床検査医学全般・血液疾患の検査医学的研究・血管内凝固亢進・臨床検査結果を応用した各種病態メカニズムの解明で、長年、病院で臨床検査技師として従事し、現場での臨床検査技師の育成及び浜松医科大学医学部附属病院での検査部臨床検査技師長として勤められた経験などが評価され、瑞宝双光章（保健衛生功労）の受章に至りました。
　濱田教授は、浜松医科大学医学部附属病院を退職後、前職での経験を生かして臨床現場に役立つ「臨床検査技師」を教育現場で育てたいと、現在本学及び大学院にて主に血液学・血液検査学・臨床検査医学の授業で教鞭を執っています。血液疾患の検査医学的研究・血管内凝固亢進・臨床検査結果を応用した各種病態メカニズムの解明および検査法の開発を主な研究テーマとしています。

■濱田悦子研究科委員長・教授コメント
　前職における臨床検査技師経験が評価され、大変光栄に思います。思えば臨床検査が、用手法から自動化に移行する時期に在職したことから、新規検査法および検査機器の開発、技師教育制度の構築、ISO 15189取得などに加え、地域医療拠点としての責務など、沢山の貴重な経験ができました。本学では現場の知識と経験を後進に伝えていきたいと思っています。

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■受章者プロフィール
　文京学院大学大学院保健医療科学研究科委員長
　文京学院大学大学保健医療技術学部教授
　濱田　悦子（はまだ　えつこ）

＜略歴＞
　総合病院浜松赤十字病院　検査部　臨床検査技師
　浜松医科大学医学部附属病院　検査部　臨床検査技師
　浜松医科大学医学部附属病院　主任臨床検査技師
　浜松医科大学医学部附属病院　臨床検査技師長
　2019年４月　文京学院大学保健医療技術学部臨床検査学科教授着任
　2021年４月〜2023年３月　同学部臨床検査学科学科長就任
　2023年４月　文京学院大学大学院保健医療科学研究科委員長就任

プレスリリース提供：PR TIMES