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【DAC】DAC、「AudienceOne ID(R)」が「ID5 ID」と連携開始

(PR TIMES) 2023年02月02日(木)17時40分配信 PR TIMES

〜ポストクッキー時代における効果的な広告配信を可能に〜

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 執行役員CEO兼CCO:田中雄三、以下 DAC)は、DACが開発・提供するDMP「AudienceOne(R)」の統合ID技術「AudienceOne ID(R)」(※1)において、ID5(本社:英国、創業者兼CEO:マシュー・ロシェ)が提供するIDソリューション「ID5 ID」との連携を開始しました。これにより、クッキーに依存せず識別可能なユーザーのボリューム等の向上が期待でき、さらに「ID5 ID」を経由し「AudienceOne(R)」が保有する3rdパーティデータを用いた広告配信が可能になります。ポストクッキー時代に向け、効果的かつ効率的な広告配信を継続したい広告主企業、広告会社、媒体社、ソリューションベンダーの課題解決を支援いたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/17676/282/resize/d17676-282-4f1ba2948d3f5dfa0f77-0.png ]

近年、インターネット上でのユーザープライバシー保護の需要が高まるにつれ、ユーザーのデータ収集やその利用に関し、世界各国で法律による規制、ブラウザやデバイスにおける技術的な制約が拡大しています。特に、従来のターゲティング広告や広告効果計測に広く用いられてきたクッキーに対する規制が進み、デジタルマーケティングにおいて、クッキーの代替技術やその活用方法の開発が重要な課題となっています。

DACはこうした課題に対し、広告計測の分野では、1st パーティデータ活用基盤「WISE Transformer」(※2)を提供、またオーディエンスデータ活用の分野では、DMP「AudienceOne(R)」において統合ID技術を開発し、デジタル広告のターゲティング配信への活用サービスを提供するなど、ポストクッキー時代に対応するソリューションを開発・提供してきました。
このたび、さらなるサービス強化を目的として、「ID5 ID」と連携いたします。

■「AudienceOne ID(R)」と「ID5 ID」の連携による効果
「ID5 ID」は、従来のユーザー識別方法である3rdパーティークッキーやモバイル広告ID(MAID)などを利用しない形で、さまざまな種類のデバイスでユーザーの承認が得られたユーザーIDを認識し、広告主、媒体社、DSP・SSP事業社がキャンペーン目標を達成するために使用できる次世代型ユニバーサル識別情報です。ユーザープライバシー・データの保護と高精度なユーザー識別を両立する「ID5 ID」と、「AudienceOne ID(R)」に紐づくユーザーの興味関心等を連携することにより、従来どおり、ユーザーの興味関心等に基づいたコミュニケーションを実現します。

1.ポストクッキー時代に対応するIDソリューション機能の強化
「AudienceOne(R)」の統合ID技術「AudienceOne ID(R)」のID生成ロジックに「ID5 ID」を加えることで、ポストクッキー時代に向けたIDソリューション機能の強化を行い、クッキーに依存せず識別可能なユーザーのボリューム等の向上を実現します。

2.「ID5 ID」対応済ソリューションとのシームレスな連携
「ID5 ID」に対応しているソリューション、SSP「Magnite」「PubMatic」や、DSP「MediaMath」「The Trade Desk」「Criteo」等とのシームレスな連携が可能になります。第一弾として、DSP「MediaMath」(※3)との連携を行います。

3.「AudienceOne ID(R)」に紐づく3rdパーティデータが利用可能
「AudienceOne(R)」が保有する3rdパーティデータを、「ID5 ID」を経由して活用可能です。本対応により、当該データを「AudienceOne ID(R)」に紐づくユーザーの興味関心等と連携したコミュニケーションが可能です。

■ID5 最高戦略責任者(CSO) Joanna Burton氏のコメント
「ID5では、すべてのデジタル広告プレーヤーが従来の識別子なしで成功できるよう、新しく改良されたアドレサビリティ・インフラストラクチャを提供することに取り組んでいます。「AudienceOne(R)」とのパートナーシップは、世界規模でのこの目標の達成に向けた新たな一歩を意味します。「AudienceOne(R)」と継続的に連携することにより、3rdパーティクッキーが利用できない状況になっても、広告主企業にとって価値あるサービスを提供し続けられることを期待しています。」

DACは、今後も「AudienceOne(R)」のサービス拡充に積極的に取り組み、企業のマーケティング活動を推進するための最適なソリューションの提供を目指してまいります。

(※1)2021年1月14日リリース『DACの「AudienceOne(R)」、3rdパーティクッキーに依存しない技術を確立〜ポストクッキー時代の統合IDソリューション開発を加速〜』 https://www.dac.co.jp/press/2021/20210114_aone_id
2022年5月17日リリース『DAC、ポストクッキーID技術「AudienceOne(R) ID」を活用したターゲティング広告配信サービスを開始』 https://www.dac.co.jp/press/2022/20220517_aoneid
(※2)2022年4月19日リリース『DAC、ポストクッキー時代の1stパーティデータ活用基盤 「WISE Transformer」を提供開始 〜次世代を見据えた広告効果計測・サイト解析環境整備をサポート〜』
https://www.dac.co.jp/press/2022/20220419_wisetransformer
(※3)MediaMath Japanについて https://www.mediamath.co.jp/

以  上

<ID5について>
 ID5は、消費者、メディアオーナー、広告主のためにオンライン広告を改善し、媒体社が持続的な収益を上げられるようにすることを最終目的として設立されました。ID5は、広告エコシステムに透明性を確保し、スケーラブル、かつプライバシーに準拠したIDインフラを提供します。ID5のソリューションは、ユーザー認識とマッチング率を向上させ、3rdパーティクッキーやMAIDに代わる、安定した、同意のある、暗号化されたユーザーIDを提供します。これにより、媒体社はオーディエンスの収益性を高め、広告主は効果的で測定可能なキャンペーンを実施し、プラットフォーマーは顧客のデータとインベントリーの価値を最大化することができます。経験豊富なアドテクノロジーの専門家により2017年に設立されたID5は、グローバルに企業にサービスを提供しています。ID5 IDは世界中で最も採用されているIDソリューションで、現在、14万以上のドメインからID5 IDのリクエストを受けています。
ID5 Webサイト:www.id5.io
日本語でのお問い合わせ:https://globaliver.com/id5_lp/

<会社概要>
■ デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社  https://www.dac.co.jp/
DACは、インターネット広告黎明期である1996年の設立以来、情報や生活のデジタル化とともに事業を拡大し、デジタルマーケティング市場の形成と成長を牽引してまいりました。 現在は、デジタル広告の豊富な知見や経験、高度な技術開発力、媒体社・プラットフォーマー・テクノロジーパートナー等との強固な関係性を活かし、企業のデータ活用、各種プロモーション、マーケティング基盤の開発・構築をはじめとする、総合的なデジタルマーケティングサービスをグローバルに提供しています。
今後もDACは、"Empowering the digital future デジタルの未来に、もっと力を。" というミッションのもと、広告やマーケティングの新しい形の創造をリードし、新たな価値を社会へ提供し続けていきます。

代表者 : 代表取締役社長 執行役員CEO兼CCO(Chief Compliance Officer)田中 雄三
本社所在地 : 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー
設立 : 1996年12月
事業内容 : メディアサービス事業、ソリューションサービス事業、オペレーションサービス事業

本件についてのお問い合わせ先
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社
戦略統括本部広報担当 E-mail:ir_inf@dac.co.jp

当社コーポレートサイト掲載先
https://www.dac.co.jp/press/2023/20230201_aoneid_id5

プレスリリース提供:PR TIMES

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