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2500年変わらない、人が戦争に導かれる原理とは? 最古の戦争史から、今も変わらない本質を読み解く『人はなぜ戦争を選ぶのか』発売。

(PR TIMES) 2022年07月11日(月)09時15分配信 PR TIMES

ウクライナ危機、米中対立、そして訪れるかもしれない世界大戦――。今と未来の危機に向き合うヒント

株式会社文響社(本社:東京都港区)は、『最古の戦争史に学ぶ人が戦争に向かう原理 人はなぜ戦争を選ぶのか』を、全国書店にて発売します。(発売日:2022年7月11日月曜日)
プレゼント企画、掲載用画像等のご協力もいたしますので、ご検討頂けましたら幸甚です。何卒よろしくお願い申し上げます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/3336/259/resize/d3336-259-a9dc3f74f9e4b2925ea8-0.jpg ]


今こそ読みたい、驚くほど普遍的な「最古の戦争史」


紀元前460年、ギリシア文明を崩壊させるほど甚大な被害をもたらした「ペロポネソス戦争」。
その戦争を記録した『戦史』(トゥキュディデス著)は、人類最古の歴史書の一つと言われています。

そこに描かれるのは、人々を戦争に導く指導者たちの演説や、無謀な作戦にもかかわらず熱狂していってしまう市民たち。
そして当然のように侵攻する強国と、それに抵抗する国々。

登場する人物たちの言動は、2500年前のものとは思えないものばかりで、その普遍性ゆえに、『戦史』は今でも地政学や政治学の基礎教養となっています。

本書では『戦史』から6つの重要箇所を、親しみやすい日本語へと新訳し、巻末には茂木誠氏の解説を加えています。

ウクライナ危機や、今後起きうる米中対立にも当てはまる、「人が戦争に向かう原理」。
戦争が他人ごとではない今こそ読みたい、色あせない古典です!


『戦史』の内容は、未来の「米中対立」の構図と同じ? 「トゥキュディデスの罠」とは?

新興国家が力を伸ばすと、それまで世界を率いていた覇権国家と必ず対立する――。
アメリカの政治学者、グレアム・アリソンが提唱したこの法則は、歴史上最も多い戦争勃発のパターンとされ、『戦史』の著者の名前にちなんで「トゥキュディデスの罠」と呼ばれています。
近年では、アメリカと中国がこの「トゥキュディデスの罠」に陥らず激突を避けられるかが議論の的となっています。
そんな法則の原点となっているのが、『戦史』に描かれる覇権国家スパルタと、新興国家アテネの対決です。
本書を読むと、歴史的に最も典型的とされる「戦争が始まる経緯」や、国民・指導者がたどる感情の変遷も見えてきます。




内容紹介


[画像2: https://prtimes.jp/i/3336/259/resize/d3336-259-2eea09a8533dd376feaf-1.jpg ]

序章  ペロポネソス戦争と『戦史』
第1章 指導者はどのようにして戦争を正当化するか?
第2章 国のために命をかけることをどう捉えるか?
第3章 戦争の責任は誰にあるのか?
第4章 正義を貫くべきか? 目の前の実利をとるべきか?
第5章 強国が侵攻してきたとき、抵抗するか? 降伏するか?
第6章 敗色濃厚な作戦に対し、なぜ逆に熱狂してしまうのか?
特別解説 茂木誠 時代を超えた教訓に満ちた『戦史』

【著者】トゥキュディデス 
紀元前460年頃‐紀元前400年頃。古代ギリシアの代表的歴史家の一人。紀元前430年から2年あまりアテネで流行した疫病を生き抜き、生涯を『戦史』の執筆に費やした。

【編者】ジョハンナ・ハニンク
ブラウン大学の准教授。著書に『古典的負債:耐乏の時代におけるギリシアの古代性』。ロードアイランド在住。

【訳者】太田雄一朗
上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業。海外スポーツニュースの翻訳、スポーツ関連の原稿の執筆、日本サッカー協会、Jリーグなど各種スポーツ団体のWEBサイト制作に携わる。

【解説】茂木誠
ノンフィクション作家、予備校講師、歴史系YouTuber。学習参考書のほか、一般向けの著書に『世界史で学べ! 地政学』(祥伝社)、『「戦争と平和」の世界史』(TAC)、『政治思想マトリックス』(PHP)など。

商品詳細
『最古の戦争史に学ぶ人が戦争に向かう原理 人はなぜ戦争を選ぶのか』
原題:How to Think about War 
上製、248ページ、B6変形
本体価格:1280円 
ISBN: 9784866515427 
発売日:2022/7/11



プレスリリース提供:PR TIMES

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