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関西国際空港 新国際線商業エリアでWHILL自動運転サービス導入

(PR TIMES) 2023年12月15日(金)11時45分配信 PR TIMES

〜旺盛なインバウンド需要を受けサービス範囲を拡張。すべての人にとり快適な空港づくりに貢献〜


 WHILL株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:杉江理、以下「WHILL社」)は、関西エアポート株式会社が運営する関西国際空港第1ターミナルビルの新国際線商業エリアで、2023年12月18日(月)よりWHILL自動運転サービスが正式導入されることを発表いたします。インバウンド需要が一層高まる中、WHILL自動運転サービスが既に日々運用されている国内線に加え、同エリアのオープンに合わせて広い空港内を移動できるサービスの提供範囲を広げることで、国内外あらゆる方が快適に過ごせる空港づくりに貢献いたします。なお、シニア世代や障害がある方などに配慮された移動環境などを整備することは、国際空港評価における部門の一つとして設けられています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11151/157/11151-157-5e27c884f4310448c151127ae7290e74-3264x2448.jpg ]

 国際空港評価とは、世界500空港を対象に100カ国・地域の航空旅客から回収したアンケート結果に基づく満足度調査で、英国のSKYTRAX社が実施しています。数ある評価部門の一つに、高齢者や障害がある方などにも配慮された施設を評価する「World's Best PRM(注1) / Accessible Facilities」が設けられており、移動時のサポートサービスやインクルーシブな設備投資などの取り組みが該当します(注2)。

 世界的な高齢化や多様化の加速を背景に、同空港ではより一層、老若男女問わず誰もが快適に空港施設を利用いただけるようユニバーサルなサービス提供が強化されており、その一環として、2022年10月にWHILL自動運転サービスが第1ターミナルの国内線リニューアルオープンに合わせて導入されました。この度の新国際線における本サービスは、国際線の需要拡大への対応や旅客体験の向上などを目的に運用開始されます。

 WHILL自動運転サービスでは、空港を利用されるお客様自身のタッチパネル操作で、自動運転パーソナルモビリティ(一人用の乗り物)を使って、保安検査場を通ってから目的の搭乗口まで移動することが可能です。国際線では日本語と英語に加え、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語、ベトナム語、タイ語から選べる複数言語機能を搭載しています。普段は現地で車椅子を借りる方、長距離の歩行や体力に不安を感じる方、シニア世代など、すべてのお客さまに気兼ねなく広い空港内を快適に移動いただけます。

 また、空港内ではスタッフによる車椅子プッシュサービスもありますが、世界に先立って加速する高齢化や昨今の旅行需要の回復などを背景に将来的な人員不足などが予想されます。WHILL自動運転サービスに置き換えることで、スタッフの負担軽減だけでなく、安定した移動サービスの提供を通じた、あらゆるお客さまの満足度向上にも貢献します。

 WHILL社は引き続き、関西エアポート株式会社と連携しながら、国内外からの空港利用者に対して安定したサービスの提供を通じ、快適で楽しい時間を過ごせるような環境づくりを進めてまいります。

注1:PRM = Persons with Reduced Mobilityの略で、主に高齢者や障がいがある方、怪我をされた方などを指します。
注2:「World’s Best PRM / Accessible Facilities 2023」について
https://www.worldairportawards.com/worlds-best-prm-accessible-facilities-2023/ 


■WHILL自動運転サービス 概要
◇運用開始日:2023年12月18日(月)
◇運用時間:フライト運航時間に応じて運用
◇導入台数:2台
◇導入エリア:第1ターミナルの新国際線商業エリア
◇サービス内容:国際線出発ゲートエリアのWHILLステーションから特定の目的地までを自動運転にて案内。降車後は、無人運転により元の場所まで返却。
◇利用対象者:国際線でご搭乗のお客さま。※一部利用制限がございます。


WHILL自動運転サービス詳細について:https://www.kansai-airport.or.jp/service/bf/10.html 
※状況などに応じて予告なく変更となる場合もございます。ご了承ください。


■自動運転モデルについて
自動運転モデルは、自動運転・自動停止機能などを搭載したモデルで、広い施設内の特定の目的地まで自動走行で移動できます。あらかじめ収集した地図情報と、センサー群で検知した周囲の状況を照らし合わせながら自動走行し、降車後は無人走行で元の場所に返却されます。
 WHILL自動運転サービスは現在、羽田空港、関西国際空港、成田国際空港、カナダのウィニペグ空港で導入されているとともに、国内の病院でも活用が広がっています。 https://whill.inc/jp/mobility-service 
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11151/157/11151-157-dcb9ba2545221a20f2f79ddb0465f918-520x310.png ]



プレスリリース提供:PR TIMES

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