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特定非営利活動法人三重県生涯スポーツ協会

【研究報告】鳥羽市幼児・児童の生活習慣調査の結果を鳥羽市教育長へ報告

(PR TIMES) 2024年03月15日(金)16時40分配信 PR TIMES

スクリーンタイムが2時間を超えている鳥羽市の幼児は男児が45.8%、女児が36.4%。近視予防や体力づくりのためにも1日2時間の屋外活動を

特定非営利活動法人三重県生涯スポーツ協会(三重県津市、理事長 竹田昌平)は、社会貢献活動の一環として、2021年度から幼児や児童を対象とした「生活習慣調査」に取り組んでいます。2023年度は、鳥羽市や津市、東員町、朝日町、菰野町、川越町の2市4町に協力いただき、実施いたしました。そこで、3月13日に鳥羽市の調査結果を報告するため、鳥羽市教育委員会の小竹篤教育長を訪問したことをお知らせします。
近年の幼児・児童の生活習慣に関する先行研究では、幼児・児童の生活リズムの乱れが多数報告されており、鳥羽市においても、同様の状況があると考えられ、生活習慣調査を実施しました。そして、得られた回答を分析し、幼児・児童の生活習慣の実態を把握するとともに、健康管理上の課題を抽出し、それらの改善策を検討しました。以下に結果の一部を抜粋してご報告申し上げます。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/113789/90/113789-90-d7475ca72e17b5d040733f169f2d222e-1477x1108.jpg ]

【報告者】
竹田昌平(三重県生涯スポーツ協会理事長)、山口陽太朗(三重県生涯スポーツ協会)

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/113789/90/113789-90-08cf6127b1221fc75c34b62a6c5e444e-1477x1108.jpg ]

【調査概要】
2023年7月、鳥羽市にある全ての幼稚園、保育園、小学校に通う年少児〜小学6年生、合計832名に対し、アンケート調査を実施し、163名(回収率19.6%)から回答を得た。
調査手法は、株式会社マクロミルのクエスタントのシステムを活用したインターネット調査とした。
質問の内容は、幼児・児童の属性、普段の就寝時刻や起床時刻などの生活習慣、降園後の外あそびや運動時間、スクリーンタイムなど、合計20問であった。


【主な調査結果(幼児)】
〇睡眠時間が10時間未満の幼児は、男児が33.4%、女児が27.3%であった。
〇21時00分以降に就寝する幼児は、男児が91.7%、女児が86.4%であった。
〇スクリーンタイムが2時間を超える幼児は、男児が45.8%、女児が36.4%であった。
〇降園後の外あそび・運動時間が30分以内の幼児は、男児が41.7%、女児が50.0%であった。
〇「起床から登園まで」に排便している幼児は、男児が37.5%、女児は31.8%であり、「夕食後から就寝まで」は男児が37.5%、女児は22.7%であった。
〇朝食を「毎日食べる」と回答した幼児は、男児が87.5%、女児は86.4%であった。

【主な調査結果(児童)】
〇睡眠時間が9時間未満の児童は、男児が23.7%、女児は32.8%であった。
〇22時以降に就寝している児童は、男児が37.3%、女児は32.8%であった。
〇スクリーンタイムが2時間を超える児童は、男児が59.3%、女児が44.8%であった。
〇夕食を19時以降に開始している児童は、男児が18.7%、女児は17.3%であった。
〇朝食を「毎日食べる」と回答した児童は、男児が84.7%、女児は82.8%であった。
〇学年が上がることによって、視力の良い児童が減ることが明らかとなった。
〇「起床から登校まで」に排便している幼児は、男児が27.1%、女児は36.2%であり、「夕食後から就寝まで」は男児が20.3%、女児は25.9%であった。


【本調査により提案した主な改善策】
・鳥羽市の保育園幼児を健やかに育むためには、「早寝・早起き・運動、プラス朝うんち」の重要性を発信することが必要である。
・児童は、近視予防のためにも、デジタルデバイスの使用時間に制限を設けながら、あわせて、1日2時間以上の屋外活動を充実させることが必要である。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/113789/90/113789-90-8634a93b1e7b5eeaca7980f853e7c42c-1595x709.jpg ]



プレスリリース提供:PR TIMES

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