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株式会社ニューロスペース

睡眠シンポジウム2023開催のお知らせ

(PR TIMES) 2023年06月08日(木)14時15分配信 PR TIMES

組織の生産性向上には睡眠改善が一番効果的な理由 企業事例や最新の労働経済学研究の紹介


テクノロジーで人々の睡眠課題を解決するSleepTech事業を展開する株式会社ニューロスペース(所在地:東京都墨田区、社長:小林 孝徳、以下 ニューロスペース)は、昨年に引き続き睡眠シンポジウム2023を開催する運びとなりましたのでお知らせ致します。
[画像: https://prtimes.jp/i/20114/63/resize/d20114-63-debb692f9e7cdd52780d-0.png ]

この度、株式会社ワーク・ライフバランスおよび弊社の共同主催で、睡眠の重要性を社会に啓蒙するために『睡眠シンポジウム2023』を開催することになりました。(昨年のアーカイブ動画および記事は末尾からご確認頂けます。)
睡眠シンポジウム2023 〜組織の生産性向上には睡眠改善が一番効果的な理由と企業事例や最新の労働経済学研究の紹介〜
https://sleep-symposium2023.peatix.com/

 OECDの調査では2018年から世界で一番睡眠時間が短い国として世界に認知され、特に女性の睡眠が男性よりも短い国は唯一日本のみという状況です。高度経済成長期は同質性の高い仕事が多かった故に、熟した仕事量が生産性に直結する時代でした。それゆえ、睡眠は生産性の敵、寝ないで仕事をすることが美徳とされてきました。

しかし、時代が代わり昨今は2021年に睡眠改善により時間管理能力、集中力、仕事の成果が優位に改善され、その経済的インパクトが一人当たり年間12万円に登るという研究論文が早稲田大学の大湾教授の研究チームから発表されたり、2022年5月には睡眠時間と質を十分に確保している企業ほど1〜2年後の利益率がよいという研究論文が慶応大学の山本教授より発表されたり、2022年11月には自民党で睡眠時間を確保して労働生産性を向上させるプロジェクトチームが発足し勤務間インターバル制度を推奨されたりと、社会全体が睡眠の重要性に気づき、具体的な施策や制度構築に動き始めています。

 また、睡眠不足や質の低下は、痛みや外傷と違ってすぐ身体にはあらわれませんが、労働安全衛生総合研究所の研究論文では慢性的な睡眠不足や質の低下や不規則な勤務リズムの継続が約10年後に明確な疾病(心臓病、糖尿病、高血圧、肥満、癌、精神疾患やうつ病、認知症など)となってあらわれることが分かっており、これら多くの疾病の根本的なリスクになっていることが既に明確に分かっています。

そういった観点では、会社の経営陣をはじめ人事部や健康保険組合の方々は、従業員の10年後の未来の人生も預かっているという強い認識が必要だと私たちは考えています。

 今年の睡眠シンポジウムでは、初めに、自由民主党厚生労働部会長 衆議院議員の田畑裕明先生をお招きして、国として睡眠時間の確保を戦略的に推し進める重要性についてご説明いただき、その学術的な背景について、慶應義塾大学商学部の山本教授に当該上述の研究論文についてご説明を頂きます。
次に、株式会社ワーク・ライフバランスの小室淑恵社長より、勤務間インターバル制度の重要性について事例も踏まえてご紹介頂きます。

続いて第二部では、これまで産業現場で発生する睡眠課題を130社・2万人以上改善サポートしてきた株式会社ニューロスペースの睡眠改善プログラムの導入企業である、旭化成株式会社の健康経営推進室室長の清水裕之様より、企業で睡眠改善をする意義や実際の効果実感、健康経営や戦略マップの中での睡眠の位置づけ、そして実際の従業員の声や現場のリアルについてご紹介頂きます。
 更に、勤務間インターバル制度を1年半かけて導入に成功し、ストレス値が低下したり、社内の活性度が上がったという定量的なデータを出されている三井住友トラスト・ホールディングス三井住友信託銀行の常務執行役員である藤沢卓己様より導入の際の苦労やよくぶち当たるであろう壁とその解決策についてご説明頂きます。
 最後に、田畑先生、山本教授、小室社長、清水様、藤沢様、小林社長でパネル・ディスカッションを行う予定です。

 睡眠の重要性を広く社会に啓発し、10年後も私たちが持続的に健康で生産性高く働ける未来を創出するきっかけとなる社会的意義が高いイベントになりますので、どうぞお気軽にご参加頂けえば幸いです。

■イベント概要
【睡眠シンポジウム2023】〜組織の生産性向上には睡眠改善が一番効果的な理由と企業事例や最新の労働経済学研究の紹介〜
https://sleep-symposium2023.peatix.com/
■ 日時:2023年7月6日(木):13時〜15時
■ 実施形式:zoomオンラインイベント
■タイムテーブル 合計120分
開会の挨拶:株式会社ニューロスペース 代表取締役社長 小林孝徳 氏

睡眠で国の生産性をあげる戦略 自由民主党厚生労働部会長 衆議院議員 田畑裕明 氏

睡眠を確保している企業ほど業績がよい理由:慶應義塾大学商学部 山本勲 氏

勤務感インターバル制度の重要性と効果 株式会社ワーク・ライフバランス 代表取締役社長 小室淑恵 氏

実施企業登壇
1.旭化成株式会社 健康経営推進室室長 清水裕之 氏
2.三井住友信託銀行株式会社 常務執行役員 藤沢卓己 氏

登壇者でディスカッション
ファシリテーター:株式会社ワーク・ライフバランス 代表取締役社長 小室淑恵 氏
パネリスト:
自由民主党厚生労働部会長 衆議院議員 田畑裕明 氏
慶應義塾大学商学部 山本勲 氏
旭化成株式会社 健康経営推進室室長 清水裕之 氏
三井住友信託銀行株式会社 常務執行役員 藤沢卓己 氏
株式会社ニューロスペース 代表取締役社長 小林孝徳 氏



■参考情報
(1)睡眠シンポジウム2022アーカイブ動画
https://www.youtube.com/watch?v=xDNWR3M1qmY
睡眠シンポジウム2022アーカイブ記事
https://work-life-b.co.jp/event/sleep-symposium.html
(2)「勤務間インターバル」導入企業に助成 自民党PT提言へ 睡眠増加で生産性向上
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA031QF0T01C22A1000000/
(3) Assisting shift workers through sleep and circadian research M Takahashi 著 ・ 2014

プレスリリース提供:PR TIMES

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