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株式会社エバーセンス

妊婦向けのコロナ情報、7割が「発信不十分」と回答。半数の妊婦が感染リスクについて十分に説明されていないことが判明。

(PR TIMES) 2022年03月04日(金)17時15分配信 PR TIMES

妊婦の72.6%(※)が使用する妊娠アプリ「ninaru」にてアンケート調査を実施。

株式会社エバーセンス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:牧野 哲也)は、妊婦の72.6%(※)が使用する妊娠アプリ「ninaru」にて、新型コロナウイルスに関するアンケート調査を行いました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/8105/46/resize/d8105-46-20a905e989a771cb4e77-0.png ]

■背景
新型コロナウイルスのオミクロン株による感染拡大に伴い、妊婦の感染者が増加していると言われています。「まん延防止等重点措置」についても、18都道府県の延長方針が固まりました(4日正式決定の見通し)。妊婦の場合は治療法が限られ、特に妊娠後期に感染すると重症化しやすいと言われていることから、改めて感染予防の徹底や感染した妊婦をサポートする取り組みが広がり始めています。
今回エバーセンスでは、妊婦の72.6%(※)が使用する妊娠アプリ「ninaru」にて、コロナ禍の妊娠で不安に思っていることや求められていることを明らかにすべく、アンケート調査を行いました。この調査結果を通して、改めて企業・個人が妊婦さんの不安に寄り添う機会となり、妊娠期を安心して過ごせる環境づくりが一歩でも前に進むきっかけになればと思います。
(※)「ninaru」で2021年内に出産予定と設定したユーザー数と、厚生労働省が2月25日に発表した「令和3年人口動態統計(速報)」の出生数から算出。

■総評
本調査では、新型コロナウイルスに関する妊婦向けの情報発信について、足りていないという声が多く集まりました。病院や医師からも十分な説明を受けたと感じている方は少なく、特に自身が感染した場合のリスクや治療方法などもわからないまま、不安を抱えて毎日を過ごす方が多いという結果となっています。医療現場も日々状況が変わっていく中で、情報の連携は難しい部分もあるかと思いますが、妊婦さんの不安を解消できるよう情報の集約やわかりやすい発信を続ける必要性を感じました。
また、現在働いている人のうち半数以上が毎日出社しており、不安な感染ルートも職場が1位となっています。職場の対応においても、満足と言えない人が6割。妊婦本人だけではなく、夫・パートナーの働き方も考慮してほしい、という声もありました。最後に、アンケートに寄せられた不安や要望などのコメントも一部紹介しています。
今妊娠している方々が少しでも安心して毎日を過ごせるよう、「ninaru」でも引き続き正しい情報をお届けすることに尽力し、妊婦さんとそのご家族をサポートしてまいります。

■調査結果


72.1%の妊婦が「十分に情報発信されていない」と回答。
半数の妊婦が、感染リスクやワクチン接種について、病院や医師等から「十分に説明されていない」。
知りたいことは、「感染時のリスク」「妊婦の治療方法」「感染時の出産方法」「感染時の病院の受け入れ」など、感染時の情報。
「職場」「公共交通機関」「家庭内」での感染に不安。
働いている人のうち55.6%が「毎日出社」。うち8割は「仕事柄出社する必要がある」と回答。


■調査詳細


72.1%の妊婦が「十分に情報発信されていない」と回答。

新型コロナウイルスについて、妊婦さん向けの情報は十分に発信されているか聞いてみたところ、72.1%もの人が「あまりそう思わない」「全くそう思わない」と回答。「とてもそう思う」「そう思う」と回答した人は9.4%と、大きく差が開きました。多くの妊婦さんが明らかに情報量が少ないと感じている現状がうかがえます。

[画像2: https://prtimes.jp/i/8105/46/resize/d8105-46-035ed419a3a8f99e2ee4-1.png ]



半数の妊婦が、感染リスクやワクチン接種について、病院や医師等から「十分に説明されていない」。

妊婦健診で定期的に病院に通っているはずの妊婦さんですが、半数の方が感染リスクやワクチン接種について病院や医師等から「あまり説明されていない」「全く説明されていない」と回答しました。「簡単に説明を受けている」と回答した人は33%いましたが、「十分に説明を受けている」と回答したのはわずか9.1%。なかなか普段の健診では、詳しく説明を受けることは難しいのかもしれません。

[画像3: https://prtimes.jp/i/8105/46/resize/d8105-46-2cdd13f2e41ea4e2fe5f-2.png ]



知りたいことは、「感染時のリスク」「妊婦の治療方法」「感染時の出産方法」「感染時の病院の受け入れ」など、感染時の情報。

知りたい情報について聞いてみたところ、「感染時の母体・赤ちゃんのリスク」(89.8%)が第1位。「妊婦の治療方法」(79.3%)、「感染時の出産方法」(77.0%)、「感染時の病院の受け入れ」(77.0%)も多くの回答が集まりました。知りたいということは、現状知ることができていないということ。つまり多くの妊婦さんが感染した場合はどうなるのかわからないまま、日々を過ごしているということがわかりました。

[画像4: https://prtimes.jp/i/8105/46/resize/d8105-46-4e664984009ff7d1dc25-3.png ]



「職場」「公共交通機関」「家庭内」での感染に不安。

特に不安を感じている感染ルートについて聞いてみたところ、「職場」(47.2%)、「公共交通機関」(45.7%)、「家庭内」(44.0%)の順に高い結果となりました。不特定多数がいる職場や公共交通機関と同様に、家庭内感染を不安に感じている方も多くいます。夫・パートナーの働き方について聞いた質問では、73.2%が「毎日出社」と回答。コメントでも、夫・パートナーの職場からの感染に不安を感じる声が集まりました。
以下、一部のコメントを紹介します。

・夫がテレワークができない職種で、予防していてもかかってしまいそうで怖い。
・職場で既に数名の感染者が出ているにも関わらず、あまり周知されていません。
・産婦人科と家族のコロナに対する温度差がありすぎて、間にいる自分はストレスがたまる。
・娘の学校や夫の職場からの持ち込みに不安を感じる。
・満員電車でもマスクをしていない人、正しく着用できていない人が多い。
・通勤でバスに乗りたくなかったので、早めに産休に入りました。
・家の間取り上、誰が感染しても隔離できません。自宅療養と言われたら、と不安。
[画像5: https://prtimes.jp/i/8105/46/resize/d8105-46-cf4a83d2423095ef8388-10.png ]



働いている人のうち55.6%が「毎日出社」。うち8割は「仕事柄出社する必要がある」と回答。

現在働いている人のうち、55.6%もの方が「毎日出社」と回答しました。職場での感染の不安を抱えながらも、出社している人が多いのが現状のようです。また、毎日出社している方のうち88.6%は、出社の背景として「仕事柄出社する必要がある」と回答しています。中には「会社の方針で決まっている」(20.2%)と回答する方も。妊娠中かつコロナ禍の働き方として、職場の対応に満足しているか聞いたところ、「とても満足」「満足」と回答した人は35.1%いましたが、「どちらでもない」という回答が36.8%と最も多く、「不満」「とても不満」と回答した人も28.0%いました。職場の対応として、まだまだ改善できる部分が多くありそうです。

[画像6: https://prtimes.jp/i/8105/46/resize/d8105-46-0f2a5c10451f39149047-5.png ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/8105/46/resize/d8105-46-24422bf82509a6148d6f-11.png ]



妊婦さんからのメッセージ

最後に、今の不安や要望などについて、アンケートに寄せられたコメントを一部紹介します。

・感染や発熱した際に健診が受けられなくなるのが不安。感染しても妊婦健診だけでも受けられるようにしてほしい。
・私自身は医療機関勤務のため、ワクチンの有効性も含めて必然的に情報が入ってくるが、妊婦に対する情報は自分たちで調べないとなかなか出てこない状況にあると思う。
・具体的に感染時の対応や、何をすべきか等の情報がもっと欲しい。あるのならば情報発信を大々的に、積極的に行って欲しいと思う。
・職場にテレワークをお願いしたところ、コロナを心配しているのはあなただけではない、妊婦だからと特別扱いはしないと言われた。
・ワクチンの副反応の事例や、感染した時にどう対処すれば母子共に安心なのか教えてほしい。
・全国で今までにコロナ感染した妊婦の人数と重症化した人数、感染後の経過と赤ちゃんへの身体的影響はあったか等をわかりやすく発信してほしい。
・あまり不安を煽りすぎないでほしい。かえってストレスになり母体や赤ちゃんに余計な負担がかかりそう。
・少しでも勤務時間の縮小や体制を整えてもらえると助かります。
・妊婦が発熱などの自覚症状が出た場合の受診先を先に教えて欲しい。感染したら他医療機関で入院、出産になると言われ、それがどこの病院かも分からずただ不安になった。
・妻が妊娠中の夫も、テレワークや仕事上断れない付き合いから外してもらえるよう配慮いただきたい。妊婦だけの感染対策では防げない。
・妊婦は重症化しやすいというリスクが出ているにも関わらず、何も対策がされていないと感じる。本当に毎日毎日不安に思っていることを知ってほしい。
・国や自治体のホームページが見づらい。もっとわかりやすく簡潔に書いてほしい。子どもの面倒を見ながらそんなに長く携帯等の画面を見ている暇がない。

【調査概要】
調査名称:新型コロナウイルスに関するアンケート
調査対象:アプリ「ninaru」利用者
調査人数:352名
調査期間:2022年2月2日〜2月27日
調査方法:自社サービス内
※本調査をご使用される際は、「ninaru調べ」とご記載いただけますよう、お願いいたします。

妊娠アプリ「ninaru」をはじめ、育児アプリ「ninaru baby」、パパ専用アプリ「パパninaru」、祖父母専用アプリ「祖父母ninaru」など、ninaruシリーズでは多くのご家族に寄り添うサービスを展開しています。今後も正しい情報をユーザーのみなさまにお届けし、コロナ禍で不安な思いをされている方々が、少しでも安心して毎日を過ごせるようサポートしてまいります。

■ninaru(ニナル)について https://eversense.co.jp/product/ninaru
妊娠から出産まで、妊娠中の方に情報を提供する無料アプリです。赤ちゃんの様子とママへのメッセージ(産婦人科医監修)、妊娠週数に合った記事、体験談を毎日更新し、出産当日まで妊婦さんに寄り添います。ユーザーからの評価は、iOS、Android共に5点満点中4.9の高評価(2022年3月1日現在)。2015年のリリース以来、多くの妊婦さんにご利用いただいています。
【iOS版】https://apple.co/2GvUAMq
【Android版】https://bit.ly/32flGiM

■株式会社エバーセンスについて  https://eversense.co.jp
「家族を幸せにすることで、笑顔溢れる社会をつくる」をミッションとし、WEBメディアの企画・運営、子育て支援アプリの企画・開発をしています。妊娠アプリ「ninaru(ニナル)」から始まった「ninaruシリーズ」では、育児アプリ「ninaru baby」、パパ専用アプリ「パパninaru」、祖父母専用アプリ「祖父母ninaru」、育児マンガ・エッセイアプリ「ninaruポッケ」など多くの無料アプリを展開。今後もさまざまな領域で、家族を幸せにするサービスを増やしてまいります。



プレスリリース提供:PR TIMES

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