プレスリリース

　auカブコム証券株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役会長兼社長：二宮 明雄、以下「当社」）は、「顧客投資成績重視の経営」を経営理念に掲げ、お客さまが資産を増やすことこそが当社の成長につながるとの信念のもと、そのための経営態勢の構築やサービスの拡充等に努めています。今後も、お客さまのコスト負担となる各種手数料体系の見直しと並行して、お客さまの投資活動に資するサービス改善をより一層進め、お客さまの総合的な投資成績の向上に貢献してまいります。
■今後予定している主な取り組み内容
お客さまのさらなる投資成績向上に資するべく、2023年下期以降順次、以下のような大幅なサービス向上を行ってまいります。

1.資産形成サービスの強化（新NISAにおける米国株式/プチ株(R)（単元未満株）手数料の無料化）※2024年1月予定
2024年1月より開始される新NISA（少額投資非課税制度）において、すべての売買手数料を無料化いたします。

（NISA売買手数料）
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2.信用大口優遇プランの拡充(現物株式手数料無料化・プラン追加等) ※2024年前半予定
・信用大口優遇プランはすべてのプランにおいて現行の信用取引の手数料無料に加え、現物株式手数料も無料とします。
・ダイヤモンドプラン〜プラチナプラン間に優遇プラン(サファイアプラン) を新設します。
・シルバープランの達成条件に「前月の信用買平残1千万円以上」を追加します。

信用大口優遇プランの適用条件
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※1. 預り資産評価による適用は4月〜9月（上半期）と10月〜3月（下半期）に1回のみのご利用可能です。

改定後の優遇内容
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3. モルガン・スタンレーの取引執行基盤等活用による当社日本株サービスの抜本的拡充 ※2024年前半予定
当社は、モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社との協働により、モルガン・スタンレーの日本株取引執行基盤を活用することで、SOR（スマート・オーダー・ルーティング）のサービス拡充と取引執行アルゴリズムの提供を、2024年前半を目処に開始します。同社の取引執行アルゴリズムを個人のお客さま向けに提供することは本邦初となります。
SORをご利用いただける対象者は、当社で日本株をお取引される全てのお客さまです。取引手数料は各種キャンペーン・プログラム・優遇プラン等含め、従来通りの水準（追加料金無し）でご利用いただけます。

当社が活用するモルガン・スタンレーのSORは、東証とモルガン・スタンレーのダークプール（MSプール）、Cboe（旧チャイエックス）PTSまたはジャパンネクストPTSで価格を比較しており、発注した注文の全部が約定するまでの間、各市場の板状況を監視し、より良い気配を検知した場合にはその市場に対して発注し直す仕組みとなっております。複数の接続先の気配値から、最良な気配値の接続先に分割して発注をするため、東証のみの場合より良い価格で執行する（これを価格改善効果と呼びます）ことを目指しております。
複数の接続先の気配から「同時に気配値と板情報をとる」ことが最良の気配をとるために重要です。当社以外の主要ネット証券では発注時のみ最良気配の判定を行いますが、当社の提供するSORは常時最良気配の判定を行っています。

当サービスリリース後、当社のSORは、自動売買サービスや取引執行アルゴリズムを組み合わせることが可能となります。お客さまの目的に応じて使い分けることで、これまで以上に取引の幅が広がります。

本件は、関係各所との調整の上、サービス提供開始となります。

詳細につきましては、こちら（https://kabu.com/company/pressrelease/20230926_1.html）のニュースリリースをご覧ください。

SOR利用による1注文あたり約定金額別の価格改善効果(2022/1/4〜2022/12/30実績)
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※2018年度より当社にて提供しているSORサービスの東証最良気配対比の価格改善効果
※SOR利用による価格改善効果があった注文件数は全体の14%。上表はその1注文あたり約定金額別実績です。


4. kabuステーション(R)の無料化 ※2024年前半予定
現在、kabuステーション(R)通常プランのご利用料金は、990円（税込）/月ですが、無料化を2024年前半に予定しております。
このほかにもFintechプラン/Premiumプランの適用条件の緩和や、フル板/デイトレ板/チャートの機能改善を予定しております。

Fintechプラン/Premiumプランの適用条件の緩和について
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現行のkabuステーション(R)で提供しているプランごとのサービスは以下の通りです。
・通常プラン：注文約定、銘柄情報、残高照会、チャート、ニュース等がご利用いただけます。
・Fintechプラン：通常に加え、リアル株価予測(1枚)、フル板、始値/終値予測、ストップ高安リアルプレアラート、xenoFlash、リアル資産評価、kabuステAPIがご利用いただけます。※今後Fintechプランにはデイトレ板(1枚)を追加予定です。
・Premiumプラン：Fintechに加え、リアル株価予測(2枚)、フル板(1枚)、デイトレ板(4枚)がご利用いただけます。

当社実績では、kabuステーション(R)をメインにご利用いただいているお客さまの投資成績は、そのほかのお客さまに比べて、1口座あたりの実現損益は約12倍以上の好パフォーマンスになっております。(※2022/1/4〜2022/12/30実績)


5.デイトレ信用金利貸株料無料化 ※2024年前半予定
デイトレ信用は、返済期限が当日のみとなるデイトレード専用の一般信用取引です。これまで買方金利・貸株料は1約定あたりの約定金額が100万円未満の場合は1.8%としておりましたが、今後0％に改定予定です。
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