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株式会社エイビット

「遠隔施工等実演会(施工DXチャレンジ2023)」にて単一周波数ネットワーク技術を用いることで工事現場におけるローカル5G通信の信頼性が向上することを実証しました

(PR TIMES) 2023年12月19日(火)12時15分配信 PR TIMES

株式会社マグナ・ワイヤレス(旧株式会社エイビット5G事業部)(本社:東京都八王子市、代表取締役社長:檜山竹生、以下「マグナワイヤレス」)は、国土交通省主催の「遠隔施工等実演会(施工DXチャレンジ2023)」で、通信の信頼性向上を目的として単一周波数ネットワーク技術(SFN:Single Frequency Network)を自社製ローカル5G装置「AU-650」に実装し、その有効性を実証いたしました
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/56233/18/56233-18-9ba8ebd7826bfaae4cb913a1a24089e4-480x153.png ]

本実演会は、2023年11月20日、21日の二日間、茨城県つくば市で開催された遠隔施工等実演会の一環として、建設DX実験フィールドで実施されたものです。

 今回、当社は実験フィールド内で作業するバックホウに設置したカメラ画像を約100m離れた操作室にローカル5Gでリアルタイム伝送し、遠隔操作の実演を行いました。

 従来、ローカル5G装置間に、バックホウのアームが重なった場合、電波を遮蔽し通信が瞬断してしまう問題がありました。当社は、実験フィールド内を通信エリア化するに当たり、2台のローカル5G基地局を使用しSFN構成にすることで、この問題を解決しました。

 SFN構成でサイトダイバシティの効果により、片側の基地局がバックホウのアームが原因で通信が瞬断したときでも、もう一方の基地局で電波を送受信することで、安定した通信を実現することができました。工事現場を疑似したDX実験フィールドにて、SFNにより通信の安定性を向上できることを実証しました。

当社は本実験を通して、建築現場の無線化におけるローカル5Gの有用性を実証し、様々なユースケースを確認することで得られる知見を、自社製品へ反映し、お客様のニーズに則した製品を開発してまいります。そして、建築現場の業務の効率向上、労働環境の改善、将来の導入コストを低減させ、建築現場におけるローカル5G導入の活性化を促進していきます。

【AU-650主要諸元】
・システム構成:RU/CU/DU/5Gコア一体型基地局、CPEタイプ端末
・システムスループット:DL300Mbps/UL300Mbps ※1
・フレームフォーマット:可変(ユーザーによる変更が可能)※2
・端末接続数:最大12台
・無線機能:2×2MIMO対応、エリア拡張対応
※1 フレームフォーマットを変更することによりDL/ULの比率を変更することが可能。
※2 使用するフォーマットにより電波を出力するために通常の免許申請以外に関係各所と調整が必要となることがあります。免許申請に関係する調整についても弊社で承っておりますので、弊社営業担当に御相談ください。

【株式会社マグナ・ワイヤレスについて】
株式会社マグナ・ワイヤレス(旧株式会社エイビット5G事業部)は、ローカル5Gを用いた総合通信ソリューションをご提供しております。超高速・低遅延・多数同時接続というローカル5G技術を活用したいとお考えの企業や自治体の皆様に対し、通信環境のアセスメント、ネットワークソリューションのコンサルティング及びカスタマイズ、免許取得支援、保守まで一気通貫のソリューションをお届けします。
会社ホームページ https://magna-wireless.co.jp/
5Gソリューションについて https://5g.abit.jp/

プレスリリース提供:PR TIMES

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