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丸紅ギャラリー開催について(2024年1月23日〜2月22日)

(PR TIMES) 2023年12月04日(月)17時15分配信 PR TIMES

丸紅ギャラリー「『ふしみ殿御あつらへ』小袖裂と復元小袖 -墨書と裂から分かる桃山時代の小袖制作-」について

丸紅株式会社(以下、「丸紅」)は、2024 年 1 月 23 日から2 月 22 日まで、「『ふしみ殿御あつらへ』小袖裂と復元小袖-墨書と裂から分かる桃山時代の小袖制作-」(以下、「本展」)を開催します。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/62542/13/62542-13-ee6d9920834634a48f5cf84a924d0208-450x635.jpg ]

本展では、丸紅コレクションとして所蔵する希少な桃山時代の辻が花の小袖裂(着物の断片)と、それをもとに復元した小袖を展示します。この小袖は、1996年7月から1999年12月まで3年余りの歳月をかけ、丸紅設立 50 周年記念事業として、養蚕から糸づくり、手織り、湯のし、下絵、糸入れ、絞り、染め、仕立てまでの工程を、可能な限り桃山期の技術に基づいて復元したものです。

また、小袖裂には、「ふしみ殿御あつらへ」との墨書が記されており、秀吉の側室であった淀が着用した小袖の一部と考えられてきました。本展では、当時の呉服制作の観点から墨書が記された目的と理由を明らかにし、必ずしも注文主が淀とは限らないことを示すとともに、同じ桃山時代の貴重な染織品である辻が花裂を紹介します。


2023年12月1日から28日まで開催する「源氏物語 よみがえった女房装束の美」と同様、一流の見識者と職人の総力により実現したプロジェクトであり、学問上の新発見や技法の検証を広く公開することを通じて、後世へ継承していくことを目指しています。


<本展開催概要>
開催期間 : 2024年1 月 23 日(火)〜2 月 22 日(木)
開館時間 : 10時〜17時(入館は 16時半まで)
休館日 : 日曜日・祝日
入館料 : 一般500円(高校生以下無料)
      ※障がい者手帳をお持ちの方と介助者の方1名は無料
      ※着物、浴衣など、和装でのご来館の方は無料
      ※入館料は全額、社会福祉法人丸紅基金に寄付されます。
      ※現金利用不可。交通系IC、クレジットカード、QRコード決済など
       キャッシュレス決済をご利用ください。
主催 : 丸紅ギャラリー


<丸紅ギャラリー概要>
丸紅は、創業(1858年)から現在まで続く繊維に関わるビジネスを通じて蒐集・保全してきた江戸期を中心とする古い時代の染織品(着物、帯、袱紗など)や染織図案、1960〜70年代にアートビジネスに携わる中で入手した西欧絵画、そして、染織図案の接点などから画家本人や画商を通じて蒐集された近代日本絵画を「丸紅コレクション」として所蔵しています。2021年11月に開館した丸紅ギャラリーでは、「古今東西の美が共鳴する空間」をコンセプトとして、丸紅コレクションを中心にさまざまなテーマで展覧会をおこなっています。
公式HP:https://www.marubeni.com/gallery/
公式Instagram:https://instagram.com/marubeni_gallery_official


<今後の企画展(予定)>
和フリカ - 第三の美意識を求めて(2024年5月8日〜6月8日)

プレスリリース提供:PR TIMES

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