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「カイコ(蚕)」研究開発型スタートアップのMorus,特許庁の知財アクセラレーションプログラム「IPAS2022」の支援先企業に選定

(PR TIMES) 2022年09月05日(月)19時40分配信 PR TIMES

―「カイコ(蚕)」事業のグローバル展開を見据え知財戦略を加速―


[画像: https://prtimes.jp/i/91970/7/resize/d91970-7-6ac8d96b616dcbde4b21-0.png ]

 Morus株式会社(本社:東京都渋谷区・代表取締役CEO:佐藤亮、以下Morus)は、特許庁の「知財アクセラレーションプログラムIPAS2022(以下、IPAS2022)」において、支援先企企業25社のうちの1社として選定されました。

 IPAS2022は、スタートアップの成長を事業と知財の両面で加速させるための資材戦略構築を支援するプログラムです。参加スタートアップの課題・支援ニーズに対応した知識、スキルを持つビジネス専門家と知財専門家からなる「知財メンタリングチーム」が、参加スタートアップとの約5か月間のメンタリングを通じて、事業戦略の診断・ブラッシュアップを行い、事業戦略に連動した知財戦略の構築を支援します。

 日本の経済発展を支えてきた長い歴史のある「カイコ(蚕)」は、他の昆虫にない豊富な栄養成分を多く持ち、可能性に満ちた未来の原料として注目されています。Morusは、「日本発」の原料・カイコ(蚕)による、タンパク質危機などの「グローバル」な課題解決を目指し、研究開発・事業開発を進めています。

 IPAS2022への参加により、今後のグローバル展開を見据えた既存の知財戦略のブラッシュアップと、更なる知財獲得に向けた戦略策定を実施し、盤石な成長体制を築いていきます。


IPAS2022について

 IPASでは、スタートアップの成長を加速させるための知財戦略構築を支援します。
 スタートアップにとっては、革新的な技術やアイデアといった知的財産自体が競争力の源泉です。しかしながら、これら知財を活用し成長につなげるための知財戦略をもたないまま、ビジネスを進めてしまうケースは少なくありません。このため、技術・アイデアの流出、模倣品の出現や収益化の失敗などが起こり、競争力を失ってしまうことが課題です。
 本プログラムでは、参加スタートアップの課題・支援ニーズに対応した知識、スキルを持つビジネス専門家と知財専門家からなる「知財メンタリングチーム」を組織します。知財メンタリングチームは、参加スタートアップとの約5か月間のメンタリングを通じて、事業戦略の診断・ブラッシュアップを行い、事業戦略に連動した知財戦略の構築を支援します。これにより、スタートアップが知財を戦略的に活用し、競争力を失うことなく成長を加速させていくことを全面的に後押しします。
 IPAS2022には108社から応募があり、書類審査、面談審査、プレゼンテーション審査を経て、支援先企業として25社を決定しました。


[表1: https://prtimes.jp/data/corp/91970/table/7_1_7a08d7eff2f7b7557c6c8d4aef764025.jpg ]




Morus株式会社について

 Morusは、日本の経済的発展を支えてきたカイコのバイオ原料の供給と研究開発を行う、研究開発型のベンチャー企業です。他の昆虫にない豊富な栄養成分を多く持ち原料としての可能性に満ちたカイコを、品種改良と量産によって複数産業へ原料として供給し「タンパク質危機」などの世界的課題を解決することを目的に創業いたしました。
 カイコはタンパク質が高含有であることはもちろんのこと、他の昆虫では確認されてない有用成分の研究が進んでいます。加えて、人類の長い歴史を通じ家畜化された昆虫であり、逃げない・共食いをしないなど量産に適した性質を備えていると同時に、昆虫の中でも長く研究が行われてきたため、今後も研究開発が円滑に進むことが予想されます。食分野でも日本発で世界的な健康課題も解決しうる、可能性に満ちた昆虫です。


[表2: https://prtimes.jp/data/corp/91970/table/7_2_46b7b792c5a7112fa3e2b1bfe69f9279.jpg ]




Morus代表取締役CEO 佐藤 亮からのコメント

 この度、特許庁のプログラムに採択いただき、グローバル展開を見据えた知財戦略の強化をご支援いただけること、大変嬉しく存じます。
 グローバルではシード期から最重要視されるスタートアップにおける知財戦略ですが、弊社含め、国内ではシードフェーズから当該領域への投資が資金的にも戦略的にも不十分であると認識しています。そのため、研究開発型スタートアップを国からご支援いただける今回のIPASはグローバルで事業を推進する上で非常に重要かつ貴重な機会ですので、全力で取り組ませていただく所存です。


本件に対するお問い合わせ

カイコ原料や弊社との共同研究開発にご興味のある方は、下記のお問合せフォームからお気軽にご連絡ください。
https://morus.jp/contact

プレスリリース提供:PR TIMES

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