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スタンダードリンク株式会社

スタンダードリンク株式会社及び株式会社鳥取再資源化研究所とのガラス発泡技術の海外事業の協業について

(PR TIMES) 2023年09月04日(月)10時45分配信 PR TIMES


スタンダードリンク株式会社及び株式会社鳥取再資源化研究所との
ガラス発泡技術の海外事業の協業について

2023年9月3日
スタンダードリンク株式会社
株式会社鳥取再資源化研究所

スタンダードリンク株式会社(代表取締役:大久保俊一、以下、「スタンダードリンク」)および株式会社鳥取再資源化研究所(代表取締役:馬場貴志、以下、「鳥取再資源化研究所」)は、鳥取再資源化研究所が保有する特許技術を活用し、フィリピンにおいてガラスのリサイクル事業を推進する独占契約を締結しました。

鳥取再資源化研究所のガラス発泡技術は、ガラスに含まれる有害物質の無害化を可能にするものです。無害処理を行い製造されたガラス発泡材は、土壌の水分保持能力を高める土壌改良材としての利用や、また、水中で水質改善を促す微生物の棲家となる水質浄化材として期待されています。

一方、スタンダードリンクは、特殊カメラ及びAI技術活用し、フィリピン国における農業、工業などに技術面で協力。環境問題に直面しているフィリピンにおけるゴミ分別システム構築を目指し、ガラス瓶の自動分類システムを構築を目指している。
フィリピンにおける州、市とのアドバイザー契約を締結しており、AI技術を利用した分別システム、ガラスの回収から再利用までのプロセスをフィリピン国内に展開する提案を行っている。

スタンダードリンクは、フィリピンの州および市とともにガラス瓶の回収を行い、当社のAI技術により自動分別します。その分類したガラス瓶を鳥取再資源化研究所の使用済みガラス製品を無害発泡させる技術で(特許技術)、高性能な多孔質製品「ポーラスα(Porous α)」を製造し、ポーラスαで、土壌改良、水質浄化、悪臭分解の効果を出すことができます。双方の技術を活用し、フィリピンの農地の拡大、河川および沿岸の水質浄化等の提案を行ってまいります。将来的には、寿命が尽きた太陽光パネルの回収、無害化、ポーラスαの製造、再利用による土壌改良、水質改善に取り組んでまいります。

フィリピンでは平均日射量が日本の1.5倍と言われています。フィリピンは太陽光発電にとって適しており、大規模な太陽光発電の投資が行われております。その太陽光パネルはいずれ寿命が尽き、廃材となることは明らかです。パネルのガラスは、リサイクルが困難であり、埋め立て廃棄処理が行われております。パネルに含まれる有害物質(アンチモン等)が埋め立て処理されることによる大きな社会問題となる可能性があります。

鳥取再資源化研究所のガラス発泡技術を、スタンダードリンクのガラス分類技術とネットワークを活用し、フィリピンに提供し、持続可能な社会の実現をおこなってまいります。

【スタンダードリンク株式会社】
本社所在地 : 東京都千代田区神田和泉町2-20
代表取締役 : 大久保 俊一
事業内容 : IOT/カメラおよびAI開発
設立 : 2022年2月
HP  : https://standard-link.jp/

【株式会社鳥取再資源化研究所】
本社所在地 : 鳥取県東伯郡北栄町東園583
代表取締役 : 馬場 貴志
事業内容 : 廃ガラスの無害発泡技術によるガラス発泡材「ポーラスα」の製造および販売
ガラス発泡材を活用した各種応用技術の開発・販売
設立 : 2001年12月
HP  : https://www.t-rrl.jp/

プレスリリース提供:PR TIMES

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