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BASFジャパン株式会社

CHINAPLAS 2024: BASF とAutoliv社 が「Design-for-Recycling(リサイクルのための設計)」ポリウレタン(PU)フォーム技術で提携

(Digital PR Platform) 2024年04月30日(火)15時40分配信 Digital PR Platform

CHINAPLAS 2024: BASF とAutoliv社 が「Design-for-Recycling(リサイクルのための設計)」ポリウレタン(PU)フォーム技術で提携

Design-for-Recycling(リサイクルのための設計)」の技術により、複数回のリサイクルプロセスを経ても再生素材の機械的性能を維持
再生素材を取り入れた「Design-for-Recycling(リサイクルのための設計)」のPUフォーム配合
再生素材を含む「Design-for-Recycling(リサイクルのための設計)」のPUフォームで製造されたAutoliv中国のステアリングホイール

※この資料は2024年4月15日に中国で発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが日本語に翻訳・編集したものです。

BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)はCHINAPLAS 2024にて、PUフォームのリサイクルを容易かつ拡張可能にする革新的な「Design-for-Recycling(リサイクルのための設計 以下、DfR)」のポリウレタン(PU)フォーム技術を紹介しました。回収された材料は、「DfR」のフォーム配合に再投入されます。世界をリードする自動車用ステアリングホイールサプライヤーであるAutoliv Chinaと共同で、BASFはリサイクル材を含む「DfR」フォームを使用したステアリングホイールをCHINAPLAS 2024で発表しました。



[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2738/87559/500_345_2024043012043866305fc6c2ff3.jpg

革新的なDesign-for-Recycling(リサイクルのための設計)のPUフォーム技術から生まれたリサイクル素材


Autoliv ChinaのSCM&サステナビリティバイスプレジデントのウォーリス・リ氏は次のように述べています。
「リサイクル材を含む『DfR』のPUフォームに切り替えることで、Autolivは循環型社会への具体的な一歩を踏み出し、製品の環境フットプリントを減少させています。生産ライン実験で、『DfR』のPUステアリングホイールの物理特性は、従来のポリウレタンを使用した現行製品と同等であることが確認されました。」

BASF独自の「DfR」技術は、上海のBASFパイロットプラントでテストされています。
BASFパフォーマンスマテリアルズ事業本部 ポリウレタンシステムズ事業 アジア太平洋地域のバイスプレジデントであるシルビア・モックは次のように述べています。
「Autolivとの持続的なパートナーシップは、技術革新と生産効率の向上を示しています。『DfR』のフォームソリューションを通じて、PUバリューチェーンの変革に寄与し、多くのPUアプリケーションで資源の循環に取り組んでいます。私たちはイノベーションを推進し、『DfR』技術のリサイクル性を検証しています。これは業界の発展にとって不可欠なことです。」

現在、PUフォームソリューションに含まれるリサイクル材の割合は、製品アプリケーションに応じて最大20%までです。リサイクル材を含むPUフォームソリューションの機械的性能は、複数回のリサイクルプロセスを経ても維持されています。
ステアリングホイール以外にも、BASFは自動車、家具、履物製品セグメントでのPUアプリケーション用の「DfR」フォームソリューションを開発しており、自動車の座席やソファなどのアプリケーションにも応用されています。

4月26日に閉幕したCHINAPLAS 2024において、BASFはとりわけ、サステナビリティと共創の分野における最新のイノベーション、コンピテンシー、開発内容を紹介しました。 CHINAPLAS 2024では、BASFのプラスチックジャーニーにおけるMAKE-USE-RECYCLE(製造ー使用―リサイクル)の各段階に分けて展示し、好評をいただきました。
CHINAPLAS 2024におけるBASFの写真と情報は、こちらをご確認ください。
https://plastics-rubber.basf.com/global/en/performance_polymers/news-events/Events-Overview/2024/chinaplas-2024.html

■Autoliv社について
Autoliv, Inc.は、自動車安全システムをグローバル規模で提供するリーディングカンパニーです。当社は子会社を通して、世界中の主要自動車メーカー向けて、エアバッグ、シートベルト、ステアリングホイール(ハンドル)などの安全保護システムを開発、製造および販売しているほか、歩行者保護、二輪車のライダー向けのコネクティッドセイフティサービスや安全ソリューションも開発しています。オートリブでは、継続して先進的なソリューションを提供するために、モビリティセイフティのスタンダードに挑戦し、再定義しています。 25カ国に広がる約70,000人もの従業員は、「Saving More Lives(より多くの命を守る)」という当社のビジョンに真摯に取り組んでおり、どんな業務においても品質を最も重視しています。14カ所にテクニカルセンターを配置し、20の衝突試験装置を保有しています。2023年度の売上高は、105億米ドルです。株式をニューヨーク証券取引所(NYSE: ALV)に、スウェーデン預託証券をナスダック・ストックホルム(ALIV sdb)に上場しています。

※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。

■BASFのパフォーマンスマテリアルズ事業本部について
BASFのパフォーマンスマテリアルズ事業本部は、プラスチックに求められる持続可能性への変革の最前線にいます。BASFの製品は、トランスポーテーション、消費財、インダストリアルアプリケーション、建築・建設という4つの主要産業分野にイノベーションをもたらすため、世界中のお客様と共同で開発をすすめています。私たちの研究開発は、プラスチックに関するすべての工程(プラスチックジャーニー)であるMAKE(製造)、USE(使用)、RECYCLE(リサイクル)に焦点を当てています。製造段階では、製品の設計から原材料の選択、製造工程に至るまで、プラスチックの製造方法を改善します。使用段階では、軽量性、堅牢性、耐熱性といったプラスチックの強みを強化します。製品のライフサイクルの終段には、循環型経済を実現するためにどのようにプラスチックジャーニーを終了させるかを検討する「リサイクル」段階があります。2023年、パフォーマンスマテリアルズ部門の世界売上高は72億ユーロを達成しました。

■BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、経済的な成功とともに環境保護と社会的責任を追及しています。また、全世界で約112,000人の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献しています。ポートフォリオは、6つの事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、サーフェステクノロジー、ニュートリション&ケア、アグロソリューション)から成ります。2023年の BASFの売上高は689億ユーロでした。BASF株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。BASFの詳しい情報は、https://www.basf.com
をご覧ください。




本件に関するお問合わせ先
BASFジャパン株式会社
広報事務局 (カーツメディアワークス内)
TEL:03-6427-1627
basf@kartz.co.jp

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