• トップ
  • リリース
  • 【東芝エネルギーシステムズ】HARUMI FLAGにて「H2Rex」が商用運転開始

プレスリリース

  • 記事画像1

【東芝エネルギーシステムズ】HARUMI FLAGにて「H2Rex」が商用運転開始

(Digital PR Platform) 2024年03月28日(木)10時19分配信 Digital PR Platform

2024−3−28
東芝エネルギーシステムズ株式会社

HARUMI FLAGにて「H2Rex™」が商用運転開始
―既存機種から20%コンパクト化した新モデルが初稼働―

 当社は、晴海エコエネルギー株式会社に純水素燃料電池システム「H2Rex™」(定格出力100kW)を納入し、3月29日よりHARUMI FLAGにて同システムが商用運転開始します。今般商用運転開始する「H2Rex™」は効率、設計耐久性などの性能を既存機種から維持しつつ、体積ベースで20%のコンパクト化を実現した新モデルで、同モデルの商用運転開始は初となります。
 また、本日ENEOS東京 晴海 水素ステーション(以下、水素ステーション)で開催された開所式に、当社代表取締役社長の島田太郎や幹部が出席しました。

 「H2Rex™」は、水素を燃料として電気と熱を供給する純水素燃料電池システムであり、発電時にCO2やNOx注を排出せず、水だけを排出するクリーンな発電システムです。これまで当社はオフィスビル、公共施設、工場などに多数納入してきました。

 東京都は、水素を街のエネルギーとして先導的に導入するなど、環境先進都市の実現に向けた取り組みを推進しています。HARUMI FLAGでは、水素を用いた電力や排熱を利用することで、低炭素化・省エネルギー化・都市のレジリエンス強化の実現を目指しています。
 このたび、「H2Rex™」はHARUMI FLAG5-7街区の商業施設共用部に設置され、水素は水素ステーションからパイプラインによって供給されます。「H2Rex™」から発電される電力は商業施設の「ららテラスHARUMI FLAG」向けに使われる予定です。

 今般商用運転開始する「H2Rex™」新モデルは、電池本体の数量削減や、冷却水ラインの構成見直し、ポンプの個数削減などを行い、20%コンパクト化を実現しています。また、重量も既存機種に比べ30%以上軽量化を実現しました。なお、今回納入する「H2Rex™」は、従来製品に施している耐塩処理に比べ、より空気中の塩分濃度の高い沿岸部等でも安定して利用できるよう、吸気口に塩害専用フィルターを搭載し、重耐塩環境に適した塗装処理を施した「重耐塩仕様」となっています。

 当社は、様々な産業分野に向けて「H2Rex™」を提供し、水素エネルギー導入拡大に貢献していきます

注 窒素酸化物。物が高い温度で燃えたときに空気中の窒素と酸素が結びついて発生する、一酸化窒素、二酸化窒素など

「H2Rex™」新モデル(100kW)の製品概要・特長
サイズ:W2.8m×D2.33m×H1.9m(排気口を含めH2.1m)
重量:約4.5t(乾燥重量)
特長:吸気口に塩害専用フィルターを搭載し、重耐塩塗装処理を実装(オプション)

HARUMI FLAGに設置した「H2Rex™」


[画像1]https://digitalpr.jp/simg/1398/85669/550_315_202403271742526603dc0c0261c.JPG


*東芝エネルギーシステムズ株式会社は株式会社東芝の100%子会社です。


このページの先頭へ戻る