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プレスリリース

風しんの抗体検査受検・ワクチン接種 勧奨プロジェクト|動画公開

(Digital PR Platform) 2023年01月27日(金)11時52分配信 Digital PR Platform

現在、43歳〜60歳の男性の皆さま、あなた自身と、これから生まれてくる子どもを守るために風しんの抗体検査と予防接種を受けましょう

厚生労働省は、このたび、風しんに関する研究事業で作成された「風しんの抗体検査受検・ワクチン接種 勧奨プロジェクト」の動画を2本公開しました。

風しんは、成人がかかると症状が重くなることがあります。また、妊娠初期の妊婦さんに感染させてしまうと、生まれてくる赤ちゃんの心臓や耳、目に重い影響が出ることがあります。

昭和37年度〜昭和53年度生まれ(現在、43歳〜60歳)の男性の皆さまに、お住まいの自治体から、原則無料で風しんの抗体検査と予防接種を受けていただけるクーポン券をお送りしています。この年代の男性の方には、過去に公的に予防接種が行われていないため、自分が風しんにかかり、家族や周囲の人たちに広げてしまうおそれがあります。

この年代の男性の皆さまがこれから抗体検査を受け、必要な予防接種を受けると、免疫を持っている人が増え、風しんの流行はなくなると言われています。そのため、今回、風しんの抗体検査受検・ワクチン接種を勧奨するための動画を公開しました。

あなた自身と、これから生まれてくる世代の子どもを守るために、ぜひクーポン券を使って風しん抗体検査と予防接種をお受けください。

■ウエディング篇

https://www.youtube.com/watch?v=JE3FTVkKLxw


■オフィス篇

https://www.youtube.com/watch?v=3ERXIr885lA


【大竹文雄 特任教授のコメント】
2019年度から昭和37年度〜昭和53年度生まれの男性に対して、風しんの抗体検査と予防接種を無料で受けられるクーポンが自治体から送付されています。

この世代の男性は、子供の頃にワクチン接種がされなかった上に、風しんの大きな流行がなかったので、他の世代よりも風しんにかかりやすいからです。この世代の男性が抗体検査と予防接種を受けると、日本では風しんの集団免疫が達成できます。

今のままでは、妊婦さんが風しんに感染して、先天性風しん症候群の赤ちゃんが生まれてくる可能性があります。私たちの研究グループでは、風しんの抗体検査の受診を促進する行動経済学的なメッセージの研究を行いました。その研究成果をもとに動画を制作しました。みなさんの話題になるようなストーリーと行動経済学の研究成果を合わせた広報動画です。企業、自治体、学校など、さまざまなところでご活用いただければ幸いです。


関連リンク
風しんについて
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html
風しんの追加的対策について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index_00001.html

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