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プレスリリース

独立行政法人日本芸術文化振興会 日本博

日本博広報大使・黒柳徹子氏が語る“日本の美” 創立150周年の東京国立博物館にて「日本の美と心」を象徴するプログラムを体験

(Digital PR Platform) 2022年11月01日(火)13時00分配信 Digital PR Platform

未来の国宝候補展示やVR体験、人気声優による朗読劇など 日本文化をより身近に感じられる日本博プログラムも多数開催

11月3日は『文化の日』。日本博では、日本の美しい文化をより多くの方々に発信するべく、展覧会や芸術祭、VR映像やワークショップを通した体験、国立劇場の貴重な館内ツアーなど様々なプログラムを全国各地で開催しています。今回は、創立150周年を迎えた東京国立博物館を日本博広報大使である黒柳徹子氏が訪問し、日本博プログラムを実際に体験しながら、日本文化の魅力についてあらためて語っていただきました。



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東京国立博物館訪問時の黒柳徹子氏(撮影:二階堂健)




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画像左:特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」内展示 国宝 太刀 銘 三条(名物 三日月宗近)平安時代・10〜12世紀、東京国立博物館蔵 渡邊誠一郎氏寄贈 / 画像右:東京国立博物館創立150年記念ロゴマーク



−ニュースレターのポイント−
■日本博広報大使・黒柳徹子氏が東京国立博物館を訪問!“日本の美”の魅力を改めて発信
今年150周年を迎える東京国立博物館を黒柳徹子氏が訪問し、改めて“日本の美”や東京国立博物館の魅力を語っていただきました。

■今年150周年を迎える『トーハク』で、日本文化の歴史と“ミライ”を見据えた芸術を堪能
150周年を記念し、東京国立博物館が所蔵する全89件の国宝が全て見られる特別展や、150年後の未来に国宝となりえるものを展示した一風変わった展示イベントまで、トーハクの過去と未来をどちらも感じられるプログラムを用意しています。

■日本文化をより身近に!今秋冬開催予定の多彩なプログラムをご紹介
VR映像やワークショップ、朗読劇などを通し、日本文化をより身近に感じていただけるような様々なコンテンツをぜひお楽しみください。

《日本博広報大使・黒柳徹子氏が東京国立博物館を訪問!“日本の美”の魅力を改めて発信》
■今年150周年を迎える東京国立博物館の訪問を記念し、黒柳徹子氏よりコメント
日本博広報大使の黒柳徹子です。日本博のコンセプトは、なんといっても“日本の美”。私は広報大使として、私自身も大好きな着物や和食、歌舞伎や能などの伝統舞台、そして今回私が訪問した東京国立博物館でも展示されている様々な芸術品など、古くから伝わる日本の美しいもの、日本の心を感じられるものを、多くの方にもっと身近に、そしてわかりやすく伝えられたら嬉しいなと思っております。

ー東京国立博物館150周年特別プログラムを体験して
この“日本の美”を具現化したものの1つが、ここ東京国立博物館にも所蔵されている「国宝」です。日本でもっとも長い歴史をもつ博物館である東京国立博物館には、実に89件もの国宝が所蔵されていて、今年は150周年を迎えるメモリアルイヤーということで、普段は公開していない89件すべての国宝を見ることができる、とても貴重な機会だそうです。日本には900件ほどの国宝の美術工芸品があるのですが、そのうちの1割をここで見ることができるのはすごいことですね。私ももちろん初めて見るものばかりで、どれも素晴らしいものでした。特に日本刀がずらっと並んでいる様子は圧巻で、恐怖と畏怖を感じ、思わず息をのんでしまいました。書も時代と共に柔らかい書体に変わっていくことも興味深いです。博物館の歴史も知ることができて、150年前にここを訪れた方も、こんな感動があったのだろうなと想像しながら楽しく観覧させていただきました。



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特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」を訪れた黒柳徹子氏(撮影:二階堂健)

―皆さまへのメッセージ
東京国立博物館では、創立150周年を記念して、さきほどもご紹介した国宝が見られる特別展や、みなさまが考える150年後の国宝を展示した面白いイベント等も開催しています。150年前の発足から、150年後の未来までを見据えた東京国立博物館で、「日本の美と心」を多くの方に実感していただきたいです。

また、それだけではなく、縄文時代の日本を体験できるVR映像やワークショップ、昭和41年開場の国立劇場で再整備前最後の館内ツアーなど、日本文化を様々な形で楽しめる日本博のプログラムを全国各地で開催しています。2025年に大阪で開催される万国博覧会まで、今後も沢山のプログラムが企画されているので、ぜひ気軽に参加してみてください。



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黒柳徹子氏と金剛力士立像(平安時代・12世紀、東京国立博物館蔵)(撮影:二階堂健)

《今年150周年を迎える『トーハク』で、日本文化と芸術を堪能》
■東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」

東京国立博物館創立150年を記念し、本博物館が所蔵する国宝89件すべてを展示する、創立以来初の特別展です。国宝の刀剣全19件をまとめて展示する大迫力のコーナーなど、これまでにないスケールで、国宝の魅力を堪能いただけます。

また、国宝だけでなく、明治から令和に至るまでの博物館の歩みを、各時代の収蔵品や関連資料などを通して紹介します。150年前の湯島聖堂博覧会や帝室博物館時代の展示品による再現展示などもご用意しております。博物館の歴史を感じ、当時の人々の驚きや感動も体験できる、メモリアルイヤーにふさわしい展示です。ぜひこの特別な機会に、東京国立博物館へご来館ください。

※会期中、一部作品の展示替えを行います。作品名、展示期間等の作品情報については、展覧会公式サイト・展示構成ページにある「国宝89件一覧(PDF)」、または同ページにある作品画像をクリックしてご確認いただけます。



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国宝 埴輪 挂甲の武人 群馬県太田市飯塚町出土 古墳時代・6世紀 東京国立博物館蔵

《展覧会公式サイト:https://tohaku150th.jp/

会場: 東京国立博物館 平成館
会期: 10月18日(火)〜12月11日(日)

■150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物
創立150年を記念した、150年後に伝え残していきたい国宝候補をその背景のストーリーと共に展示する展示イベントです。

本展は、東京国立博物館史上初の公募型展覧会。個人や企業から集められた”ワタシの宝物”を「150年後の国宝候補」としてみんなで一緒に考えることで、これまで文化財にふれる機会の少なかった人や、東京国立博物館に来たことのない人にも、その魅力を感じていただくことができる新しい機会となっています。

国宝候補は、携帯電話や、車、漫画、ゲーム、ファッションなど、私たちの生活の中にあるものです。150年の月日が新たな国宝を生み出す、これまでになかった壮大なタイムカプセルをお楽しみください。



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《特設ウェブサイト:https://150ourtreasure.jp/

会場: 東京国立博物館 表慶館
会期: 11月2日(水)〜1月29日(日)

■総合文化展


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総合文化展では、日本と東洋の考古、美術、工芸、歴史資料などさまざまな分野の文化財を、本館、平成館考古展示室、東洋館、法隆寺宝物館、黒田記念館の5つの展示館で展示しています。展示総数は、実に3,000 件ほどと、常時様々な収蔵品・寄託品をご覧いただけます。年間約300回にも及ぶ展示替えも行っており、訪れるたびに新しい発見があること間違いなしです。

2022年度は創立150年記念事業として、館内のいたるところで特集展示を開催しますので、ぜひお楽しみください。

【11月〜12月開催の創立150年記念事業 特集展示】
■未来の国宝―東京国立博物館 書画の逸品― (※会期中展示替えあり)
会場:本館 2室/会期:2022年4月12日(火) 〜 2023年4月9日(日)

■未来の国宝―東京国立博物館 彫刻・工芸・考古の逸品― (※会期中展示替えあり)
会場:本館 11室、本館 14室/会期:2022年9月6日(火) 〜 2022年12月25日(日)

■日中国交正常化50周年 中国書画精華―宋代書画とその広がり― (※会期中展示替えあり)
会場:東洋館 8室/会期:2022年9月21日(水) 〜 2022年11月13日(日)

■再発見!大谷探検隊とたどる古代裂の旅
会場:東洋館 5室/会期:2022年9月21日(水) 〜 2022年12月4日(日)

■東京国立博物館のイスラーム陶器
会場:東洋館5室/会期:2022年10月4日(火)〜2023年1月22日(日)

■古代染織の保存と修理―50年にわたる取り組み―
会場:法隆寺宝物館 第6室/会期:2022年10月18日(火) 〜 2022年12月11日(日)

■根付 郷コレクション
会場:本館 12室/会期:2022年11月2日(水) 〜 2023年1月22日(日)

■高円宮殿下二十年式年祭記念 根付 高円宮コレクション
会場:平成館企画展示室/会期:2022年11月15日(火) 〜 2022年12月25日(日)

《日本文化をより身近に!VR体験や人気声優による朗読劇まで、今秋冬開催予定のプログラムをご紹介》
日本博では、日本文化の魅力をより多くの方に体感いただけるよう、VR映像やワークショップ、人気声優による朗読劇などを、様々用意しています。日本文化をより身近に感じられるコンテンツをぜひお楽しみください。

■縄文デイズ JOMON DAYS/JOMON DAYS SATELLITE
〜オリジナルVRや、ワークショップを通してサステナブルな縄文を知る〜
縄文デイズは、縄文の暮らしや文化に触れて、サステナブルな縄文時代を体験することができるプログラムです。北海道・北東北縄文遺跡群の構成遺跡として2021年に世界文化遺産に登録された青森の三内丸山遺跡出土の石器、土偶、土器や魚骨化石などの展示や、本企画用に制作した映像を通して、当時の持続可能な生活スタイルを紹介します。竪穴住居へ入ったような体験ができるオリジナルのVRや、ミニチュア土器と勾玉づくり体験ができるワークショップ、さらにはSDGsにどのように向き合っていくか目標をたて、2025年まで保管するタイムカプセル企画「2025年の私たちへ」も実施します。

1万年以上にわたって存続した縄文文化は、気候変動や様々な自然災害を受け入れながら、自然の一員として暮らしてきた「縄文人」によって育まれてきました。縄文文化は、自然界の生きとし生けるものを尊び、命の再生と循環を願った文化であり、また全世界でも類を見ない、ムラ同士が助け合う争いのない平和な文化であったとも考えられています。そんな縄文文化は、今まさに求められているSDGsの「在り方」そのものを象徴しているのではないでしょうか。縄文文化を改めて見つめなおすことで、国際社会における日本の未来、日本人の未来の目指すべき姿が見えてくるはずです。



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三内丸山遺跡出土土器

日程:2022年10月1日(土)〜2023年1月9日(月)
会場:東急プラザ銀座4F(東京都中央区銀座5丁目2ー1)

■初代国立劇場さよなら事業「国立劇場オープンシアター」
〜再整備前の国立劇場で、今しかできない体験を〜
昭和41年に開場した国立劇場は、未来へ向け新しい一歩を踏み出すため、令和5年秋から6年間の再整備期間に入ります。再整備前の「初代国立劇場さよなら記念事業」の一環として、普段は鑑賞の際にしかお入りいただけないロビー・客席等を広く皆様に開放する「国立劇場オープンシアター」を開催いたします。

国立劇場には、その特徴的な外観をはじめ、前庭、内装のほか、日本の代表的な芸術家による作品の数々を展示するギャラリーなど、沢山の見どころがあります。「ロビー見学」では、音声ガイドアプリの案内に沿って劇場の中を探索しながら、知られざる国立劇場の魅力に触れていただけます。

また、花道や廻り舞台といった歌舞伎の舞台機構を実際に体験いただける「ステージツアー」も開催。俳優と同じ舞台に立ち、華やかな舞台の裏側を少しだけご覧いただけます。

さらに特別企画として、彫刻家平櫛田中の生誕150年にちなみ、長らく国立劇場のシンボルとして親しまれてきた彫像『鏡獅子』の魅力を味わえる「平櫛田中=作『鏡獅子』レクチャー&デモンストレーション」も実施いたします。小平市平櫛田中彫刻美術館より講師を招いての特別講演に加え、歌舞伎の長唄・囃子による名曲『春興鏡獅子』(後ジテ)の生演奏をお楽しみいただきます。



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「鏡獅子」平櫛田中作

日程:2022年12月11日(日)〜2022年12月12日(月)
会場:国立劇場 大劇場(東京都千代田区)

■第43回 世界遺産劇場-醍醐寺- 密教と文化・自然と文化の協奏
〜人気声優の朗読劇を通して密教の思想を体感〜
日本人に大きな影響を与えてきた真言宗の開祖である弘法大師・空海の思想を、朗読劇や能などの多彩な表現で、世界文化遺産にも登録されている総本山 醍醐寺にて12月17日(土)と18日(日)の2日間に渡りご紹介します。

17日(土)には、人気声優の浪川大輔さん、増田俊樹さん、上田瞳さんが出演する朗読劇「高野聖」(泉鏡花作)と「土神と狐」(宮沢賢治作)を実施します。醍醐寺の仏像や美術品に囲まれた厳粛なアート空間の中、名声優たちによる迫力の演技をお楽しみいただけます。特に「高野聖」は、修行僧が修行の深山で体験する幻想的な世界を描いた作品で、朗読劇を通して空海が始めた密教の思想を学べる機会となっています。あわせて国文学者・中西進さんによる、若者向けに分かりやすく語る「密教の文化と醍醐寺の歴史」に関する講演も開催予定です。

また、18日(日)には、仏教儀礼に用いる宗教音楽「聲明」の演奏会の他、人間国宝にも認定された大槻文藏さんらが演じる能「自然居士」、生物学者福岡伸一さん・社会学者古市憲寿さんをはじめとした各界の有識者が登壇し密教の今日的意義を語るトークフォーラム「空海、かく語りき」を開催いたします。



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醍醐寺

日程:2022年12月17日(土)開場15:30 開演16:30/2022年12月18日(日)開場15:00 開演16:00
会場:醍醐寺 霊宝館(京都府京都市)

《その他開催予定の今秋冬日本博プログラム》
プログラム名:近代化遺産全国一斉公開2022
開催都道府県:全国
会場:全国※詳細はこちらよりご覧ください。https://www.zenkin.jp/koukai/
日程:2022年10月1日〜2022年11月30日

プログラム名:宗像大社神宝館特別展「造心 唐津焼 中里太郎右衛門展」
開催都道府県:福岡県
会場:宗像大社神宝館(宗像市)
日程:【第1期】2022年10月1日〜2022年12月4日/【第2期】2022年12月7日〜2023年2月5日

プログラム名:特別展 「京に生きる文化 茶の湯」
開催都道府県:京都府
会場:京都国立博物館 平成知新館(京都市)
日程:2022年10月8日〜2022年12月4日

プログラム名:豊島区制90周年記念 「これも学習マンガだ!展」
開催都道府県:東京都
会場:トキワ荘通り昭和レトロ館(豊島区立昭和歴史文化記念館)(豊島区)
日程:2022年11月3日〜2023年2月28日

プログラム名:新国立劇場(演劇)シリーズ【未来につなぐもの】T『私の一ヶ月』(11月)U『夜明けの寄り鯨』(12月)
開催都道府県:東京都
会場:新国立劇場(渋谷区)
日程:2022年11月2日〜20日/12月1日〜18日

プログラム名:みんなの花火
開催都道府県:千葉県/愛知県/東京都
会場:ニュータウンスポーツ広場(成田市)/ラグーナビーチ(蒲郡市)/東京サマーランド第二駐車場内(あきる野市)
日程:2022年11月5日/12日/19日

プログラム名:工藝ダイニング2022―工藝と食―
開催都道府県:福岡県
会場:料亭 嵯峨野(福岡市)
日程:2022年11月22日

プログラム名:日本とバチカン文化交流プロジェクト― 長崎・外海の知られざる魅力を体験する一日(仮)
開催都道府県:長崎県
会場:旧出津救助院 等(長崎市)
日程:2022年11月27日

プログラム名:日本博を契機とした障害者の文化芸術共同創造プロジェクト― Stand by フェスティバル
開催都道府県:大阪府
会場:クリエイティブセンター大阪(大阪市)
日程:2022年12月23日〜25日

■日本博とは


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「日本博」は、日本各地で開催される展覧会や舞台公演、芸術祭などを通じて、「日本の美と心」を体感していただき、日本文化の魅力を再発見してもらう取組です。
日本博には、
・ 各分野から厳選した「最高峰の文化の祭典」
・ 地域の文化資源と食文化などを掛け合わせた「地域の魅力を再発見する企画」
・ メタバースなどの先端技術を活用した「最先端のバーチャル体験」
・ 誰もが参加できる「若い力で未来を拓く企画」
・ 海外アーティストや海外の文化施設等と連携した企画
などの特徴があります。

日本博公式HP URL https://japanculturalexpo.bunka.go.jp/


本件に関するお問合わせ先
日本博事務局 総括第2チーム
TEL: 03-3265-6041(代表) MAIL: nihonhaku@ntj.jac.go.jp

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