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ボッシュ株式会社

ボッシュ2021年度暫定決算:予想を上回る売上高とEBITを計上

(Digital PR Platform) 2022年02月10日(木)11時13分配信 Digital PR Platform

クライメートアクションが成長の原動力に


2021年の売上高は2019年の水準を超える788億ユーロ、支払金利前税引前利益(EBIT)は32億ユーロに到達
ロバート・ボッシュGmbH取締役会会長のシュテファン・ハルトゥング:「クライメートアクションが私たちの事業を推進しています – 私たちは有利な立場にいます」
マルクス・フォーシュナー:「私たちは、有望な新分野に投資し、自らの道を歩み続けています – 幅広い多様化が実を結びつつあります」
フィリズ・アルブレヒト:「変革は、社会的責任を果たしながら雇用を見直す機会をもたらします」
マルクス・ハイン:「私たちは、車載ソフトウェア市場での地位を拡大し、2桁成長を続けています」



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シュトゥットガルト(ドイツ)– ボッシュ・グループは2021年、売上高と業績を大幅に伸ばしました。暫定決算報告によると、総売上高は10%増の788億ユーロとなりました※。グローバル規模で革新的なテクノロジーとサービスを提供するボッシュの売上成長率は、為替調整後で11%でした。 支払金利前税引前利益(EBIT)は、50%以上増加して32億ユーロに達しました。これにより支払金利前税引前利益率は、前年の2.8%に対して、約4%になる見込みです。「ボッシュの2021年の業績は、予想よりはるかに好調でした」と、ロバート・ボッシュGmbH取締役会会長であるシュテファン・ハルトゥングは暫定決算報告の発表に際して述べています。「供給のボトルネックと原材料の価格高騰による費用負担といった多くの課題がありましたが、予想を上回る結果となりました」。ハルトゥングが言う「ソーシャルディスタンス時代の団結」も、事業の成功の大きな要因でした。「従業員の努力と、お客様、サプライヤーおよびビジネスパートナーの信頼に感謝しています」と続け、ボッシュ・グループがグローバルで一丸となり、「Invented for life」を体現するテクノロジーを開発し続けることで、現在の課題に対応したいと語りました。「ボッシュは多くの分野において技術的先駆者であり、今後も維持したいと考えています」。そのためにボッシュは、戦略的に重要な分野に多額の投資を続けており、中でもマイクロエレクトロニクスとeモビリティへの投資額は、今年だけで合計約10億ユーロにのぼります。同時に、先日発表された自動運転分野でのフォルクスワーゲンとの業務提携など、パートナーシップもますます注力しています。
※内部報告に基づく

さらにハルトゥングは、クライメートニュートラル経済への移行を目指す多くの国の取り組みが、今後の成長を大きく刺激することを期待しています。「モビリティ ソリューションズや産業オートメーションから、ビルディングテクノロジーと家電製品に至るまで、クライメートアクションが私たちの事業を推進しています」と、ハルトゥングは述べています。 「そしてネットワーク化とAIのおかげで、エネルギー効率は向上し続けるでしょう」。この流れでボッシュは、ネットワーク化された電動工具、家電製品およびヒーティングシステムの販売台数を、2020年の400万台から2021年には600万台以上へと50%増加させることができました。

ボッシュは電動化を通じた成長でクライメートアクションを強化
ボッシュは、EUのグリーンディールの目標に向けて取り組んでいます。各事業セクターは、地球温暖化防止のための幅広い対策をすでに実施しており、ボッシュは世界の400拠点において、2020年の第1四半期からクライメートニュートラルを達成しています。今後2030年までに、購買から製品使用段階に至るまでのサプライチェーン全体で、CO2排出量を15%削減する計画です。ハルトゥングによれば、すでに電動化によってますます多くの事業が生まれています。「私たちは、eモビリティで数十億ユーロ規模の売上を生み出しています。また、家庭用ヒートポンプでも2桁成長を続け、産業機器テクノロジーでは電気駆動装置が大きな役割を果たしています」と、ハルトゥングは語っています。彼は、これによってボッシュが有利な立場になると考えています。「ボッシュは、クライメートアクションを成長に変えています」。彼によれば、ボッシュは、クライメートニュートラルへの移行が、環境と経済の両面で成功することを実証しています。

サステイナブルなモビリティ –モビリティおよび産業機器テクノロジーでの成長
ボッシュは、eモビリティでもさらなる成長の可能性を引き出しています。2021年末からは、電気自動車の航続距離を最大6%延長できるSiC(炭化ケイ素)チップを製造しています。市場調査会社のYoleによると、SiC市場全体は年平均30%成長し、今後3年間で25億米ドル超に達する見込みです。ドイツ連邦経済・気候保護大臣のRobert Habeck氏は先日、ボッシュのバンベルク工場を訪問し、定置用燃料電池(固体酸化物形燃料電池:SOFC)の量産化について説明を受けました。ボッシュは、SOFCテクノロジーによって、再生可能エネルギーへの移行において一翼を担うとともに、新たなビジネスチャンスを開拓しています。ボッシュは2024年までに、SOFCテクノロジーに4億ユーロ以上を投資し、さらに6億ユーロをモビリティ用途の燃料電池に投資する計画です。

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さらにボッシュは、バッテリー生産用の工場設備事業にも参入しました。ボッシュでは、世界のバッテリー市場は年間で最大25%成長していると見ており、将来性のある事業と捉えています。ボッシュはフォルクスワーゲンと共同で、量産に向けたバッテリーセル製造工程の共同開発を検討しています。ハルトゥングは、「両社の共通の目標は、欧州のサプライヤーが、バッテリー技術の量産において費用と技術の両面でリーダーになることです」と、述べています。エキスパートの間では、この共同計画はクライメートニュートラルなモビリティとサステイナブルなバッテリーの量産に向けた、重要な一歩と見られています。

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ソフトウェアが支配するモビリティ – 数十億規模の市場での2桁成長
ボッシュはまた、車載ソフトウェア開発においても成長を遂げ、自らの地位を拡大することを目指しています。モビリティ ソリューションズ事業セクターは毎年、独自のソフトウェアを組み込んだ2億個以上のコントロールユニットを世界中の車両に搭載しています。ボッシュは、車載ソフトウェア市場が、2030年までに約2,000億ユーロ規模に拡大すると予想しています。「ボッシュはこの市場で2桁成長を見込んでいます」と、モビリティ ソリューションズ事業セクターの新たな責任者となったロバート・ボッシュGmbH取締役会メンバーのマルクス・ハインは語りました。「モビリティ分野においても車両とインターネットの通信はますます増加しており、それによって私たちも恩恵を受けるでしょう」

ハインによれば、ボッシュはすでに、そのための戦略的な道筋を定めています。ボッシュのアプリケーションに依存しない車載ソフトウェアの製品ポートフォリオは、2022年半ばに子会社のイータス(ETAS GmbH)に全面的に移行される予定です。イータスは、車載用ベーシックソフトウェア、ミドルウェア、クラウドサービスおよび汎用アプリケーション用開発ツールを提供することになります。加えて、ボッシュの新しいクロスドメイン コンピューティング ソリューション事業部は、アプリケーション特化型車載ソフトウェアを運転支援や自動運転などの機能に特化したハードウェアとともに開発します。この分野において、ボッシュは2022年1月末に、フォルクスワーゲンのソフトウェア子会社であるCariadと包括的なパートナーシップ契約を締結しました。「私たちの目標は、乗用車において部分的および条件付き自動運転を実現するプロセスを加速することです」と、ハインは語っています。「私たちの望みは、他の自動車メーカーにも利益をもたらすような市場の基準を打ち立てることです」

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産業職場の変革 – トレーニングに10億ユーロを確保
ボッシュは雇用者としても、クライメートニュートラル経済への道を切り開くことに役立ちたいと考えています。「多くの産業が変革を実施している中で、ボッシュは、雇用を見直す機会を見出しています」とロバート・ボッシュGmbH取締役会メンバー兼人事労使関係担当ディレクターであるフィリズ・アルブレヒトは述べました。転職を支援するためには、雇用主が「社外でも転職の見通しが立つようにする」ことが重要になっています。それゆえボッシュはドイツ国内において、労働界の変革に関する産業横断的取り組みであるAllianz der Chancenに自らの幅広い経験を提供しています。「私たちは、この変化を社会的に認められるものにできると信じています」とアルブレヒトは語っています。そのためにボッシュは、従業員の配置や資格取得に向けた新たな取り組みを進めています。さらに、ボッシュは従業員のスキルアップに継続的に投資しており、過去5年間で10億ユーロ以上を投じています。

ボッシュが労働界の変革を推進しているもうひとつの方法が、ハイブリッド協働モデルです。「私たちは、『スマートワーク』の取り組みによって、リモート環境と現場での仕事の連携を体系的に構築しています。各チームは、自分たちがいつ、どこで働くのかを上司と一緒に柔軟に取り決めています」と、アルブレヒトは述べています。働く時間と場所を決めることは、ソフトウェア開発者にとって特に重要です。なぜならアルブレヒトによると、ソフトウェア開発者が大いに必要とされているからです。「ドイツ国内のクロスドメイン コンピューティング ソリューション事業部だけでも、現在、1,000名以上のソフトウェアエキスパートを必要としています」

2021年の業績状況 – すべての事業セクターで売上高が増加
ボッシュ・グループの総売上高は、前年比で増加しただけではなく、コロナ禍以前の2019年の実績をも上回っています。「さまざまな産業と地域にまたがるボッシュの幅広い多様化が、またもや実を結びました」と、ロバート・ボッシュGmbH取締役会メンバー兼財務担当取締役であるマルクス・フォーシュナーは述べています。「世界的な供給不足にもかかわらず、すべての事業セクターで売上が増加しました」。最も規模が大きく、最大の売上高を生み出すモビリティ ソリューションズ事業セクターは、第4四半期の事業環境による制約を受けながらも大幅な成長を記録しました。半導体不足が自動車業界に極めて大きな影響を及ぼした中で、売上高は7.5%増の454億ユーロになりました。為替調整後では7.9%増でした。産業機器テクノロジー事業セクターは、特に機械工学市場の回復の恩恵を受け、61億ユーロの売上高を達成しました。名目ベースでも為替調整後でも、20%増となりました。すなわち、財務担当取締役が指摘したように、売上高はコロナ禍以前の水準に戻りました。消費財事業セクターでは、家庭用およびガーデニング用製品の需要が再び高まりました。売上高は前年比13%増の210億ユーロ、為替調整後では15%増と、前年の水準を大きく上回りました。エネルギー・ビルディングテクノロジー事業セクターの売上高は、11%増の59億ユーロ、為替調整後では12%増となりました。フォーシュナーは、「この事業は、気候にやさしいヒーティングテクノロジーに対する強い需要に支えられ、同セクターの業績は、危機前の水準を上回りました」と述べています。

2021年の業績状況 – 全地域での売上成長
「地域別に見ても、ボッシュの売上高は全面的に増加しました」と、フォーシュナーは述べています。欧州での売上高は9.3%増の415億ユーロに達し、為替調整後では10%増となりました。北米での売上高は6.5%増の115億ユーロで、為替調整後は10%増となりました。南米での売上高は32%増の14億ユーロで、為替調整後では41%増となりました。「特にこの地域は、前年にコロナウイルス感染症のパンデミックによって極めて大きな打撃を受けただけに、これは非常に明るい兆しと言えます」と、フォーシュナーは述べています。アジア太平洋地域での売上高は12%増の244億ユーロで、為替調整後では11%増となりました。

2021年の従業員数の推移 – 世界全体でわずかに増加
2021年12月31日時点で、ボッシュ・グループの総従業員数は全世界あわせて約40万1,300人でした。この約6,700人の増加は、ほとんどがアジア太平洋地域と欧州に関係しており、ドイツ国内の従業員は、約131,400人で安定しています。研究開発に携わる従業員数は、4%弱増加の76,300人になりました。世界全体のソフトウェア開発者の人数は、前年比約4,000人増の38,000人超となりました。

2022年の展望 – 世界経済には不確実性がつきまとう
ボッシュでは、2022年に世界経済が4%から4.5%の間で成長すると予想しています。対して2021年の成長率は約5.5%でした。多くの国でワクチン接種が目覚ましく進んだにもかかわらず、ボッシュは、新型コロナウイルスが2022年も社会と経済に大きな負荷をかけると予想しています。加えて、今も続く供給不足と、原材料、一次産品および輸送の価格高騰が世界経済に大きな影響を及ぼし、特に自動車業界をはじめとする多くのセクターの事業が影響を被ると見込んでいます。多くの事業セクターと地域におけるインフレの著しい上昇も、今後の展望に影を落としています。ボッシュ・グループは、事業環境がこれ以上混乱しなければ2022年に売上高が増加し、少なくとも前年並みの支払金利前税引前利益率を達成できると予想しています。こうした大きな課題に直面してもなお、フォーシュナーは自信を持ち続けています。「ボッシュは、戦略的に重要な分野に投資し、現在の道を歩み続けるための健全な財務基盤を有しています」。それゆえに、ボッシュは、最も重要なセクターと地域において、市場よりも高い成長を遂げることを目標とし続けることができるのです。

1. 内部報告に基づく。


本件に関するお問合わせ先
ボッシュ株式会社
担当:古市
電話:03-5485-3393

関連リンク
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https://corporate.bosch.co.jp/

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