プレスリリース

英国に本社を置き自動車技術に関する調査およびコンサルティングを手掛けるSBD Automotiveジャパン（名古屋市）では、車載コネクティビティのタイプ別搭載状況および主要なコネクテッド機能の動向を検証するとともに、各国における搭載率の予測を掲載したレポート「コネクテッドカーグローバル市場予測　2023年版」を2024年1月23日に発行しました。

最初の車載テレマティクスシステムの登場以来、コネクテッドカー市場は前年比で飛躍的な成長を遂げてきました。この成長は、システムの利用しやすさの向上と、新しいソリューションを提供するスタートアップやサプライヤー（これらの中には、従来のOEMと提携したり投資を受けたりしている企業もある）の増加によって促進されてきました。同時に、新興の自動車メーカーは、コネクティビティシステムや機能を中心に自動車を開発し、それをUSPとして売り出しています。

従来のOEMが新たなコネクティビティの機会を模索し続ける一方で、新たなプレイヤーが登場し、革新を遂げているため、コネクテッドカー市場は複雑さを増す一方です。コネクテッドカー市場の今後の成長は、技術の成熟度、法的活動、OEMの投資戦略、車両ライフサイクル管理、およびコネクテッドカー技術に対するユーザーの期待度や受容度などが相互に影響しあいながらどのように推移するかにより左右されます。この進化する市場で存在感を増したいと願うプレミアムおよびマスマーケットOEMにとって、この結束を維持することは極めて重要となります。

本書では、車両コネクティビティと主要なコネクテッド機能の普及率、コネクテッドシステムの装着率について、今後10年間の予測を示しています。世界のコネクティビティ市場の90%以上を網羅し、地域やコネクティビティ、サービスの種類によってどのように異なるかを比較しています。

https://insight.sbdautomotive.com/rs/164-IYW-366/images/IB_536_23_Global_Connected_Car_Forecast_JPN.pdf

＜本書の構成＞
はじめに
要旨：中国、欧州、米国の市場におけるコネクティビティの重要な傾向を特定し、これをもとに市場の方向性を洞察します。更に、各機能カテゴリーごとに、コネクティビティの主要な機能とその搭載率、地域別の主な傾向、3地域の登録車両台数で見たコネクティビティの全体像を示します。
コネクティビティの傾向：コネクティビティの主要なタイプと機能について、それらが搭載される車両の今後の数と増加率を予測します。これには、中国、欧州、米国の各地域におけるセルラーコネクティビティ、eCall、bCall、リモート診断、OTAの各機能の予測を含みます。
機能の傾向：本レポートの対象とした各コネクテッドサービスの分析を行います。市場における各機能の搭載率に加え、消費者の期待、予想される進化、コネクティビティタイプの傾向に対する予測を含みます。また本章は6つのセクションに分割されており、各セクションがコネクテッド機能の6つのカテゴリーにそれぞれ対応しています。各セクションの冒頭には業界の兆候に的を絞った2枚のスライドを掲載しています。
OEMの動向：各OEMの今後のコネクテッドサービス製品の動向の概要。
各地域の動向：コネクティビティの主要なタイプと機能について、それらが搭載される車両の今後の数と増加率を予測。これには、中国、欧州、米国の各地域におけるセルラーコネクティビティ、eCall、bCall、リモート診断、OTAの各機能の予測を含みます。
Excelデータベース：欧州、米国、中国の各地域におけるコネクテッドサービスの車載率および搭載車両台数のデータを提供。

＜レポートの詳細＞
https://insight.sbdautomotive.com/rs/164-IYW-366/images/IB_536_23_Global_Connected_Car_Forecast_JPN.pdf





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【SBD Automotiveについて】
英国を本拠とする自動車技術の調査・コンサルティング会社です。1997年の創業以来、日本、欧州（英国とドイツ）、米国、中国の拠点から自動車業界に携わるクライアントをグローバルにサポートしています。
クライアントは自動車メーカー、サプライヤー、保険業界、通信業界、政府・公的機関、研究機関など自動車業界のバリューチェーン全体。調査対象エリアは欧州、北米、中国、ブラジル、インド、ロシア、東南アジアなど世界各国の市場を網羅。自動車セキュリティおよびIT、コネクテッドカー、自動運転などの分野において調査を実施、各種レポートやコンサルティングサービスを提供しています。