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インクジェットプリントエンジンの国内提供を開始

(@Press) 2024年05月16日(木)14時15分配信 @Press

京セラ株式会社(代表取締役社長:谷本 秀夫 以下「京セラ」)は、KYOCERA NIXKA Inkjet Systems S.A.S.(京セラニクスカインクジェットシステムズ社)が開発・製造するインクジェットプリントエンジンの国内での提供を、本年5月16日(木)から開始しますので、お知らせします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/394919/img_394919_3.jpg

このたび、京セラが国内で提供を開始するインクジェットプリントエンジンは、当社の高速・高精細を実現するプリントヘッドを搭載し、インクジェット印刷経験のないお客さまでも、容易に既存の印刷装置や生産ラインに組み込み使用が可能なため、印刷市場で増加している多品種少量印刷ニーズに応える製品です。インクジェットデジタル印刷の開発導入をご検討されている機器メーカーや印刷会社、ブランドオーナーがアナログ印刷からデジタル印刷へ容易に切り替えることを可能にします。ラインアップは、108mm幅でフルカラー印刷に対応した「ボックス型プリントエンジン」と、複数台組み合わせることで印刷幅や色数を増やすことが可能で、さまざまな用途に適合できる「バー型プリントエンジン」を揃えています。
なお、当社のインクジェットプリントエンジンの搭載事例として、フォト印刷システムの提供・販売も順次予定しております。

京セラは、プリントエンジン、インテグレーションサービスなどの新市場に参入し、プリントヘッド事業の拡大を図るとともに事業領域を広げ、新製品開発、新用途開拓を通じてインクジェット印刷の普及を図ります。印刷産業の発展に寄与するとともに、京セラグループのさらなる成長、発展につなげてまいります。

製品の特長/詳細

■ボックス型インクジェットプリントエンジン
オールインワンのコンセプトで、水性インクによるモノクロまたはフルカラー印刷に対応したインクジェットプリントエンジン。印刷幅は108mmで、解像度1200×1200dpiで100m/分の印刷、1200×600dpiで最高200m/分の印刷が可能。クリーニングステーションを内蔵しており、既存の印刷設備やシステムへの統合が容易で、メンテナンス性に優れた設計になっています。既存の償却済みシステムを活用でき、環境対応に貢献いたします。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/394919/img_394919_1.jpg

■バー型インクジェットプリントエンジン
幅広印刷が可能な水性インク対応インクジェットプリントエンジン。ボックス型と同じ解像度と速度を持ち、216mmから866mmまでの印刷幅に対応したプリントバータイプ設計です。クリーニングステーションも併せて提供致しますので、インクジェット印刷を安心して導入していただけます。1台のプリントエンジンでモノクロ用途でのご利用、その後印刷幅を広げたり、フルカラーに切り替えたりと追加で設備をアップグレードさせていくことも可能です。さまざまな用途に適合できるモジュール式で拡張性のあるインクジェットプリントエンジンです。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/394919/img_394919_2.jpg

これらのインクジェットプリントエンジンは、本年5月28日(火)から6月7日(金)までドイツのデュッセルドルフで開催される世界最大規模の国際印刷・メディア産業展「drupa2024」に出展いたします。また、インクジェットプリントエンジンを組み込んだフォト印刷システムの実演展示も行います。
ぜひ、お越しください。

表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/394919/table_394919_1.jpg



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