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バクスター株式会社

バクスター、医療従事者向けオンライントレーニングサイト「バクスターPDアカデミー」を開設 〜腹膜透析に関する実践的な知識と技術を提供〜

(@Press) 2022年04月01日(金)08時00分配信 @Press

バクスター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:ダニー・リスバーグ、以下「バクスター」)は、2022年4月1日、腹膜透析に関する医療従事者向けのオンライントレーニングサイト「バクスターPDアカデミー」を開設したことを発表しました。

● 在宅透析療法として注目が高まる腹膜透析の導入、管理について医療従事者の方々が学習できるオンライントレーニングサイト「バクスターPDアカデミー」を開設
● 知識の習熟度に応じたコースを提供し、自分のタイミング、ペースでオンデマンド動画による受講が可能
● 看護師コースでは一般社団法人日本腎不全看護学会の認定ポイントの申請に対応コースも

本ウェブサイトは、医療従事者の方々を対象に、腹膜透析の導入や管理に関する実践的な知識と技術の提供を目的としています。オンラインのためいつでも学習可能であり、受講者の習熟度に合わせたコース設定と動画を用いた講義でわかりやすく解説しています。まずは医師以外の医療従事者の方々に向けた3種のコースで構成されるカリキュラム、「看護師コース(Nurse College)」の提供を開始し、今後「医師コース」、チーム医療実践のための「チームコース」も2022年中に順次提供予定です。

バクスターは、透析療法のパイオニアとして在宅透析療法である腹膜透析を初めて実用化した米バクスターインターナショナルインクの日本法人として、腹膜透析および血液透析の両面から日本の透析治療を長きにわたり支えてきました。今後も、医療従事者の方々に腹膜透析の実践的な知識や技術、学術情報などを積極的に提供し、腎臓病と共に暮らす患者さんはもちろん、患者さんが自分らしい生活を送れるよう支える医療従事者の方々に貢献してまいります。


■「バクスターPDアカデミー」の内容
第一弾のカリキュラムとして提供する「看護師コース(Nurse College)」は基礎コース、アドバンスコース、エキスパートコースの3コースで構成されています。

基礎コース :初めて腹膜透析に携わる方向け(総論や基本的な知識の学習)
アドバンスコース :腹膜透析に携わった経験があり基礎知識を有する方向け
エキスパートコース:腹膜透析の看護をより専門的視点で実践したい方向け

基礎コース・アドバンスコースを受講するとバクスターによる修了証が発行されます。さらに日本腎不全看護学会との連携により、慢性腎臓病療養指導看護師(CKDLN)の受験、更新のための認定ポイントとして申請可能です。

看護師コースの内容は、バクスターが毎年約2,000人の看護師の方々に対面形式のトレーニングで提供してきたNurse Collegeプログラムをデジタルコンテンツにし、さらにアップデートを加えたものになっています。e-book化されたテキストやそのほかの腹膜透析に関する資料などのオンラインライブラリーも提供してまいります。

さらに医師が腹膜透析治療を行うにあたって必要とされる実践的な情報を提供する「医師コース」、医療従事者の方向けに、院内での治療体制を構築しチーム医療を実践するために必要な知識を学習できる「チームコース」も2022年中に順次提供予定です。


■「バクスターPDアカデミー」の受講方法
「バクスターPDアカデミー」はオンデマンド形式のラーニングポータルとして、バクスターが医療従事者の皆様に提供するウェブプラットフォーム「バクスタープロ( https://www.baxterpro.jp/ )」からアクセス可能です。なお、受講は無料です。
バクスタープロへのアクセスは医療従事者の方々のみを対象としており、バクスタープロの会員登録/ログインには医療従事者向けサービス「medパス」のご利用をお願いしています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/304016/LL_img_304016_1.png
バクスターPDアカデミーロゴ


■「バクスターPDアカデミー」開設の背景
日本では新規に腎代替療法(透析や腎移植)が必要となる末期腎不全患者さんが毎年4万人に上っています*1。その患者さんの適切な治療選択と治療マネジメントは、より良い患者ケアのみならず、医療従事者の負担軽減のためにも不可欠です。
腎代替療法の中でも腹膜透析は、主に在宅で患者さんがご自分で行う透析療法であることから、患者さんの就労や社会参画機会の維持に寄与する治療法*2です。また、超高齢化社会が進行する日本において、高齢者の日常生活動作(ADL)の維持が重要である点からも、自宅で毎日行う腹膜透析が有益な治療選択肢である可能性が議論されています*3。しかし、国内普及率は3%程度と世界でも最も低いレベルにあり*4、この普及率の低さの原因の一つとして、腹膜透析についての研修や経験を積んだ医療従事者の不足が考えられています。在宅で行う腹膜透析治療は、患者さんを医療従事者が管理するうえでの腹膜透析の実践的な知識や技術、そして医師や看護師が連携したチーム医療体制の構築が不可欠です。
そのため適切な腎代替療法選択の推進、治療導入および管理に寄与する人材育成が必要とされています*5。

この医療現場のニーズを背景に、バクスターでは長きにわたって腹膜透析のトレーニングプログラムを対面セミナー形式で提供してまいりました。そうした中、多忙な業務をこなす医療従事者の方々の学習をより一層支援するため、このたびデジタルコンテンツとして刷新し、オンデマンドでのトレーニングコースの提供を開始しました。


■腹膜透析(Peritoneal Dialysis;PD)について
1982年に日本で承認された透析療法の選択肢の一つで、患者さんがご自分のからだの腹膜で覆われている腹腔(ふくくう)と呼ばれる部分に腹膜透析液を一定時間貯留後、排出することで血液中の老廃物や水分を除去する透析療法です。この透析には患者さんの就寝中に機械を使って腹膜透析液を自動的に交換するAPD(Automated Peritoneal Dialysis)と、日中に数回透析液を交換するCAPD(Continuous Ambulatory Peritoneal Dialysis)という方法があります。在宅で行うことのできる治療法で、普段の通院は月に1〜2回程度であるため、比較的治療を始める前の生活スタイルを維持しやすい治療法だといわれています。

近年では、バクスターが提供している、自動腹膜灌流用装置(APD)と連携する腹膜透析用治療計画プログラム「シェアソース」*6の浸透により、医師は遠隔モニタリング機能を用いて、腹膜透析治療を行う患者さんの治療データに、セキュリティで保護された環境下でアクセスできるようになりました。これにより、医師が患者さんの毎回の治療結果を随時確認でき、必要に応じて腹膜透析液の貯留時間や注液量を調整するなど、治療効果の改善を目的として遠隔での治療設定の変更が可能となっています。


■バクスター株式会社について
バクスター株式会社は世界的なヘルスケアカンパニー、米バクスターインターナショナルインクの日本法人です。2019年、日本法人設立50周年を迎えた当社は腹膜透析、血液透析に関わる透析製品事業分野、吸入麻酔薬や急性血液浄化治療を始めとするホスピタルプロダクト事業分野、局所止血材や癒着防止吸収性バリアを中心としたアドバンスサージェリー事業分野を軸に医薬品、医療機器のリーディングカンパニーとして、イノベーティブな製品とサービスを提供し、日本の医療現場に貢献して参ります。
https://www.baxter.co.jp


■バクスターインターナショナルインクについて
バクスターインターナショナルインクは、日々、数百万もの患者さんおよび医療従事者・介護者に、クリティカルケア、栄養関連、腎臓関連、病院および手術製品などの主要なポートフォリオを提供しています。当社は、90年以上の長きにわたり、患者さんの生命を守るイノベーションとそれを実現する医療従事者が交わる重要な領域において事業を行っています。世界中の従業員は、100カ国以上で使用されている製品、技術および治療法により、医療を飛躍的に進展させてきた豊かな伝統を礎に、次世代の革新的なヘルスケアイノベーションを推進しています。詳しくは https://www.baxter.com/ をご覧ください。またTwitter、LinkedIn、Facebookでも発信しています。


*1…一般社団法人 日本透析医学会「わが国の慢性透析療法の現況(2020年12月31日現在)」 https://www.jsdt.or.jp/
*2…Nakayama M, Ishida M, Ogihara M, et al. Social functioning and socioeconomic changes after introduction of regular dialysis treatment and impact of dialysis modality:a multi-centre survey of Japanese patients, Nephrology(Carlton). 2015;20(8):523-30.
*3…中元秀友.今後の透析医療とPD推進による医療費削減効果.腎と透析.2019;87別冊 腹膜透析2019:55-57.
*4…USRDS2020 Annual Data Report Percentage distribution of ESRD treatment modality, by country or region https://adr.usrds.org/2020/end-stage-renal-disease/11-international-comparisons
*5…日本腎代替療法医療専門職推進協会ウェブサイト設立趣旨書より https://jrrta.org/establish/
*6…腹膜透析用治療計画プログラム「シェアソース」医療機器承認番号22800BZX00345000

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