プレスリリース
個性派店主に訊く!大人の隠れ家「ta.bacco」、渋谷の人気ビアバー「カタラタス」、インド最大のコーヒーカンパニー「ブルートーカイ」が「ヤエスパブリック」に出店する理由。
三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:菰田正信)は、2023年3月10日(金)に八重洲二丁目北地区市街地再開発組合の一員として開発推進する商業施設として、「東京ミッドタウン八重洲」(所在:東京都中央区)をグランドオープンします。2022年9月17日に先行オープンしている地下1階の14店舗に加え、1F〜3Fのテナントを含めると全57店舗となる予定です。
「ジャパン・プレゼンテーション・フィールド 〜日本の夢が集う街。世界の夢に育つ街〜」の施設コンセプトのもと展開する「東京ミッドタウン八重洲」の注目店舗をシリーズで紹介します。2階「ヤエスパブリック」は、「個人性」が光る個人店・路面店の集積として、現在の事業規模にとらわれず、様々な企業やブランドがチャレンジできる場を目指しています。
第2回となる今回は、そんな「ヤエスパブリック(愛称:ヤエパブ/以下、ヤエパブ)」内に出店する、ナチュラルワインを愛する大人の隠れ家「ta.bacco」、渋谷を代表するビアバー「カタラタス」、インド最大のコーヒーカンパニー「ブルートーカイ」をご紹介します。
八重洲でナチュラルワインなら、「ta.bacco」に決まり。
新しいチャレンジの舞台は、拠点を離れた新天地で。
ー「ta.bacco」のお店について教えてください。
堤:「ta.bacco」はP字型カウンターを囲みながら、空間やナチュラルワインに思いを寄せるお客様が集う、大人の隠れ家です。看板とメニューのないスタイルで、ワインと料理はもちろん、スタッフやお客様とのグルーヴ感を楽しんでもらっています。
ーすでに5店舗を構え、ご自身で新しいことに挑戦されていますが、なぜヤエパブの企画に参画されたのでしょうか?印象的なエピソードがあれば教えてください。
堤:“東京駅、立ち飲み、ポップアップ”というバランス感覚が面白いなと思いました。
この3年間は大変な状況ではありましたが、行動と思考を止めずに頑張ってきたことを、何かしらの形で発表したいと考えていたタイミングでお話をいただいて。ここなら新しいプロジェクトに挑戦する、良い舞台だと感じました。
リーシング担当の竹内さんは「ta.bacco」の常連でした。最初は怪しいなぁ、良い人っぽいけど……なんて思っていました。でも、系列店のことや、うちの取り組みをよく知ってくれていましたし、「八重洲にきてほしい!」と言われてキュンとしちゃいましたね(笑)。
私たちのお店は、生産者の方々と顔の見える繋がりを大事にやってきました。ワインも食材と同じで、ヤエパブの企画についても、「この人になら気持ちを預けてみよう」と思えました。
ナチュラルワインを目当てに八重洲に集合! 肩ひじはらずに、ポップに楽しもう。
ーヤエパブの「ta.bacco」はどんなお店になりますか?
堤:うちの店はずっと生産者やワインに特化してきたので、頭が固く見えるかもしれません。今回は商業施設ということもあって、ポップな表現をしてみたいと考えてみます。いわゆるトレンドを真似するのではなく、新しく作るぐらいの意識で臨みたいですね。
ーそれはたとえば‥‥?
堤:全然知らなかった店舗同士がoneチームになってお客さまを喜ばせる。ヤエパブには、イタリア料理も和食も台湾料理もあるし、ワインも日本酒もビールもある。正直な話、八重洲と聞いても、いまいちイメージが沸かなかったんです。でも、ヤエパブがオープンしてから「ナチュラルワインあるから八重洲に行こう!」と言ってもらえたら嬉しいですね。どの店もお客さまがいらっしゃることで成長していくので、どんな風になるか想像しつくせません!僕、個人的にもすごく楽しみです。
最後に意気込みを、あいうえお作文で。
<ヤ> 優しくからだに馴染むナチュラルワインと
<エ> 選び抜かれた食材で
<パ> パワーを充電させます
<ブ> Buonappetito!(どうぞ召し上がれ!/ボナペティート!)
■プロフィール
ta.bacco 堤 亮輔さん
東京都出身。飲食店でのアルバイトを機に料理の道へ進むことを決め、イタリア・トスカーナ州へ。現地のレストランで修行し、帰国後は都内のイタリア料理店やフランス料理店、和食店を経験。その後独立し、2013年2月、『リ・カーリカ』をオープン。現在は都内に5店舗のレストランとラボを運営。今回ヤエパブのta.bacco店舗番号が偶然にも22300!(つ・つ・み!)
ビールと人生を味わい尽くせ。「カタラタス」が渋谷からやってくる!
「カタラタス」はスペイン語で滝の意味。カタラタス選りすぐりのビールは、渋谷に集う大人たちを惹きつけています。渋谷を代表するビアバーのひとつ、世界各国から常時120種類を取り揃える「カタラタス」店主の松下智典さんにお話を伺いました。
ー「カタラタス」はどんなお店ですか?
松下:一人でもデートでも、ご新規も常連さんも、すべての方に平等にビールを楽しんでもらえるお店を目指しています。専門的なビールへの敷居の高さを取り除いて、ビールの楽しみ方を知ってほしいですね。ありがたいことに、メディアでも「クラフトビールがはじめての方におすすめ」「ひとり飲みにもぴったり」といった感じで紹介してもらえていて、幅広いお客さまにご来店いただいています。
ーお客様との印象的なエピソードはありますか?
松下:この9年でお客さんたちの結婚はもちろん、離婚も見届けたし、カップルの引越しも手伝った。家具のアドバイスまでして(笑)。結婚式のスピーチなら、10回以上は呼ばれています。みんなの「第二の家」みたいな、そんな場所として楽しんでもらってるのかな。やっぱり接客業の醍醐味は、人の人生に直接触れ合えることですね。
飲食店への逆風を乗り越えて、ヤエパブ出店への期待
ー渋谷でビール好きに愛され、また初心者にはビールへの道を開く「カタラタス」。出店の決め手は?
松下:最初のきっかけはピルスナーウルケルを扱うお店として、アサヒビールさんから推薦されたみたいです。逆風のなかにある飲食店に対して、期間や設備など、出店しやすい環境を用意してくれました。「これなら恐れずチャレンジできる」と思いましたね。とてもありがたかったです。そして何より、リーシング担当の竹内さんに「渋谷の接客を八重洲に持ってきてほしい」と口説かれたことですかね。うちのスタッフたちに「俺たちの仕事が認められたね」と言えたことが、本当に嬉しかったですよ。
ビールで繋がる、第二の家を。旅の出発地であり、帰ってくる場所になれたら。
ーヤエパブに期待することは?また、どんな存在になりたいですか?
松下:ヤエパブには名店が集まりますし、他店の料理とビールの相乗効果が生まれたら、と期待しています。例えば、2軒目に「もっと変わったビールある?」というお客様に、うちを勧めてもらえるような、良い相乗効果で盛り上げたいですね。ヤエパブの「カタラタス」は、みんなの料理をもっと楽しくするビールでありたい。
僕らの出店期間は他店よりも短いので、他の店から「いなくなっちゃうの!?」と寂しがられるような関係性をつくる一年間にしたいです。お店やお客様との間に、絶対になくならないのは記憶です。記憶に残るものにしたいってのが、一番大事にしてることですね。それに勝るものないですよ。…って、しめっぽいですかね?
最後に意気込みを、あいうえお作文で。
<ヤ> やってきました渋谷から
<エ> 笑顔とビールを届けます
<パ> パーティー ひとりでいいじゃない
<ブ> ブレーキランプ5回点滅 カタラタス!
■プロフィール
カタラタス 松下 智典さん
業務用酒販店の営業マン時代に1杯のビールの美味しさに感動して、ビール業界へ。元々ビール嫌いの僕がこうしてビールの専門店を始めてしまうほどビールの魅力は幅広く、そして日々感動を与えてくれます。ビールが苦手、まだ美味しいビールに出会ったことがないという方にこそ是非足を運んで欲しいと思っています。
海外1号店を八重洲にオープン。「ブルートーカイ」が届けるコーヒー体験とは
インド最大のコーヒーカンパニーとして、多くの人から支持される「ブルートーカイ」。その味と接客に惹かれて、現地の駐在員が日本でのポップアップに駆けつけるほど。代表の江刺亮雄さんと小暮美穂さんにお話を伺いました。
ー海外1号店をなぜ日本に出されるのですか?
江刺:インドは紅茶やチャイのイメージが強いですが、実は世界有数のコーヒーの産地です。現地のカフェは日本の駐在や観光客がよく来てくださっていて、可能性を感じていました。創業者のマット・チタランジャン氏自身がプライベートで訪れるほど日本が好きだったことも追い風になっています。
出店の決め手は、ヤエパブのコンセプトへの共鳴
ーヤエパブの企画に参画したきっかけは?印象的なエピソードがあれば教えてください。
江刺:六本木の東京ミッドタウンでポップアップを行った際、たまたま私が接客したなかに、リーシング担当の方がいらっしゃったんです。その時のコーヒーのおいしさや接客が心に残ったそうで、ヤエパブのお話をいただきました。インドのコーヒーの特長は、農園の多さゆえに多種多様な味わいがあること。まさに、個性が光る飲食店の集う、ヤエパブのコンセプトとも共通する魅力ですよね。
インド駐在員が日本でもリピート!何度も訪れたくなるコーヒーショップへ。
ー現地では、駐在員の方がリピートするお店と伺いました。インドのコーヒーの魅力を教えてください。
江刺:サードウェーブコーヒーがブームになり、日本にもたくさんのカフェができました。その一方で、「スペシャリティコーヒーの酸味が苦手」というお客様も少なくありません。インド産コーヒーは柔らかな酸味やしっかりしたボディが特徴ですが、お客様から「おいしかった」「またいろいろ試してみたい!」とお声をもらったときは、日本での手応えを感じましたね。
ーヤエパブではどんなお店にしていきたいですか。
小暮:コーヒーを通してインドの魅力を発信できるようなお店にしていきたいです。一人ひとりにあわせた丁寧な接客で、ファンになってもらえたら嬉しいです。観光の方からオフィスワーカーまで、東京駅に来て当店のコーヒーが忘れられない!と言われる、記憶に残るいい一杯を提供していきたいです。
江刺:八重洲は銀座、日本橋とも隣り合わせで、老舗のひしめくエリアです。何世代も続くお店はそれだけ皆さんの支持を集めているということ。当店も八重洲で出店することによって、末永く支持していただける方との出会いを楽しみにしています。
最後に意気込みを、あいうえお作文で。
<ヤ> やっと会えた1人1人へ
<エ> 笑顔というスパイスをプラスし
<パ> パーフェクトなこのインドコーヒーを
<ブ> ブルートーカイから届けたい
■プロフィール
ブルートーカイコーヒー 江刺 亮雄さん
ブルートーカイ コーヒーの前身となる会社で当時、インドから日本へ進出しようとしていたBlue Tokai Coffee Rostersと出会う。その後、日本進出の準備を進め、2021年に日本法人の代表取締役に就任。ミッドタウンを始めとしたポップアップイベント等を行い、インド産コーヒーの魅力を精力的に伝えている。現在、ダイエットをしようと徐々に食べる量を減らしています。
ブルートーカイコーヒー 小暮 美穂さん
以前は、インドの伝統美容であるアーユルヴェーダサロンでエステティシャンとして勤務。昨年夏に東京ミッドタウンで開催されたポップアップでスタッフとしてメンバーイン。現在は焙煎士としての経験を積みながらカフェスタッフも兼任。お会いした皆様にBIG LOVEをお届けしたいです。コーヒーチェリーのような真っ赤なヘアカラーが私のチャームポイントです。見つけたらナマステ!と声かけてくださいね!
【ヤエスパブリック(愛称:ヤエパブ)とは?】
ヤエスパブリックは、東京ミッドタウン八重洲の2階に展開する、八重洲の新しい公共スペースです。この場所には、ジャンルや規模を問わず、個人性が光る異業態が集まります。ヤエパブは、現在の事業規模にとらわれず、様々な企業やブランドがチャレンジできるモデルを組み立て、個人性を重視した店舗集積を実現し、出店者・デベロッパー・お客様の3者の共創関係を築ける場を目指しています。