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パナソニックグループ

ナノイーデバイスのグローバル出荷台数が年間1000万台を突破

(PR TIMES) 2022年06月09日(木)19時45分配信 PR TIMES


[画像: https://prtimes.jp/i/3442/4734/resize/d3442-4734-e46cd1f933db3d81f29b-0.jpg ]

パナソニック株式会社(以下、パナソニック)が製造・販売するナノイー(※1)デバイスの2021年度グローバル出荷台数が、1000万台を突破しました(※2)。

ナノイーの歴史は、1997年に松下電工株式会社(当時)が着手した住環境の空気浄化をテーマとした研究開発に端を発します。2001年、水の「臭気成分を溶かす性質」に注目し、空気浄化への応用を目指したナノイー発生技術の開発がスタート。2003年には、水に高電圧を加えることで、さまざまな物質に作用しやすいOHラジカル(高反応成分)を含んだナノサイズの微粒子イオンを生成するナノイーデバイスの開発に成功し、ナノイー搭載空気清浄機 エアーリフレを発売しました。

その後もナノイー発生技術の研究開発は続き、2005年には初代の水補給式から空気中の水分を用いるペルチェ式へと進化。小型かつメンテナンスフリーの使いやすさと相まって、家庭用ルームエアコンや冷蔵庫などの白物家電、住宅設備へと用途は広がり、2007年からは自動車にも採用されるようになりました。

パナソニックはOHラジカルが生成する放電領域に注目し、対極形状を改良。2016年、従来の点放電のコロナ放電から、4本針形状の対極板を用いて集中放電を行うマルチリーダ放電技術の確立により、ナノイーの約10倍(※3)のOHラジカル量を達成したナノイーXデバイスの開発に成功。2019年にはナノイーの約20倍(※4)のOHラジカル量の発生を実現しました。
さらに対極形状の改良は続き、円周状に放電してOHラジカル生成領域を増加させたラウンドリーダ放電へと進化。OHラジカルの生成領域の大幅な増加に成功し、2021年、ナノイーの約100倍(※5)のOHラジカル量を達成した新ナノイーXデバイスの開発・量産化に成功しました。

現在ナノイー、ナノイーXデバイスは、家電製品や空調機器などパナソニック製品に留まらず、国内の鉄道(11社)、国内外の自動車(8社98車種)、学校や病院、ホテル、オフィス、商業施設など世界中の施設・公共空間で採用され、ますます広がりを見せています(※6)。

パナソニックは、今後もナノイー技術の可能性を追求、進化させ続け、家電分野、車載分野、住宅関連分野など、くらしや社会のさまざまなシーンにおいて、清潔で快適な空間を提供していきます。

※1 ナノイーは、一般的なイオンと比べて約6倍*の寿命があるため広範囲に広がります
水分量は空気イオンの約1,000倍**(体積比)以上で、肌や髪にやさしい弱酸性のイオンです
nanoe、ナノイーおよびnanoeマークは、パナソニック ホールディングス株式会社の商標です
(ナノイーについて http://panasonic.jp/nanoe/
*空気イオンとの比較 一般的な空気イオンの寿命:数十秒〜100秒 ナノイーの寿命:約600秒(パナソニック調べ)
**一般的な空気イオン(代表的な粒子径:1.3nm)とナノイー(代表的な粒子径:13nm)との比較による
※2 ナノイーデバイス、ナノイーXデバイス、新ナノイーXデバイスの合計
※3 ナノイーデバイス:4,800億個/秒と、ナノイーXデバイス:4兆8,000億個/秒との比較。ESR法にて発生装置直後のOHラジカル量を測定(パナソニック調べ)
※4 ナノイーデバイス:4,800億個/秒と、ナノイーXデバイス:9兆6,000億個/秒との比較。ESR法にて発生装置直後のOHラジカル量を測定(パナソニック調べ)
※5 ナノイーデバイス:4,800億個/秒と、新ナノイーXデバイス:48兆個/秒との比較。ESR法にて発生装置直後のOHラジカル量を測定(パナソニック調べ)
※6 2022年6月9日現在

全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] ナノイーデバイスのグローバル出荷台数が年間1000万台を突破(2022年6月9日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2022/06/jn220609-1/jn220609-1.html

<関連情報>
・ナノイーについて
http://panasonic.jp/nanoe/

プレスリリース提供:PR TIMES

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