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レーザ溶着対応ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂成形材料で、意匠性を高めるブラックタイプの透過材を製品化〜2017年4月からサンプル対応を開始

(PR TIMES) 2017年03月30日(木)14時21分配信 PR TIMES


[画像: https://prtimes.jp/i/3442/2707/resize/d3442-2707-386954-0.jpg ]

パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアル システムズ社は、レーザ溶着対応ポリブチレンテレフタレート(以下、PBT)樹脂成形材料の新規透過材として、ブラックタイプ(品番:MBS230H93L)を製品化、2017年4月からサンプル対応を開始します。

▼パナソニックのレーザ溶着対応PBT樹脂成形材料(詳細説明)
https://industrial.panasonic.com/jp/electronic-materials/products/sp_laserpbt?ad=press20170330

電子部品やセンサなどの気密封止工法には、従来のネジ止め、パッキン、樹脂埋込みによる封止工法や、接着剤、超音波溶着、熱板溶着などの接合工法があります。近年、軽量化・小型化と、生産タクトタイム(工程作業時間)短縮のニーズから、レーザ溶着工法の採用が広がりつつあり、耐熱性に優れるレーザ溶着対応のPBT樹脂成形材料が注目されています。特に、自動車や自動二輪車の外部に搭載される部品では、雨や泥、紫外線などへの対策のため、防水性の高いPBT樹脂成形材料が採用されています。

レーザ溶着では、レーザ光吸収材の上にレーザ透過材を配置・固定し、レーザ光を透過材の上から照射します。レーザ光吸収材が吸収することで発熱し、上部の透過材と溶着するという仕組みで、数秒で溶着が完了します。一般的に、レーザ光吸収材はレーザ光を吸収するために、カーボンブラックなどで黒色(ブラックタイプ)にしています。他方のレーザ光透過材は、透過率の低減を避けるため、色材を含まないナチュラル色や白色のタイプが主流ですが、意匠性の観点から、レーザ光透過材にもブラックタイプのニーズが高まっています。このたびパナソニックが製品化した透過材は、レーザ光を70%以上透過できるブラックタイプの透過材。独自の材料改質技術により、本材料を用いた成形品は反りが非常に小さく、さらに樹脂改質技術によって優れた耐加水分解性能も実現しています。

■レーザ溶着対応PBT樹脂成形材料「MBS230H93L」の特長
1. レーザ光を70%以上透過できるブラックタイプの透過材で、意匠面での制約を低減
2. 成形品の反りが非常に小さく、高い気密性を維持
3. レーザー光透過率が高いため、溶着工程の生産タクトタイム短縮を実現
4. 耐加水分解性能が高く、長期信頼性に貢献

■特長の詳細
1. レーザ光を70%以上透過できる黒色透過材で、意匠面での制約を低減
従来のレーザ光透過材(白色、ナチュラル色)は、黒色の吸収材との組み合わせによる意匠面の制約から、適用できる部品が少ないことが課題でした。PBTはレーザ光を透過しにくい結晶性ポリマーですが、本材料は、パナソニック独自の樹脂設計技術と新しい調色技術の採用により、高いレーザ光透過率を達成したブラックタイプの透過材で、意匠性の向上に貢献します。

2. 成形品の反りが非常に小さく、高い気密性を維持
パナソニック独自のガラス繊維をランダム配向させる材料改質技術により、反りやすい射出成型方法でも成形品の反りを従来の4分の1以下に抑制。一般的なPBT材よりも均一かつ高い溶着強度での気密性を確保することが可能です。

3. レーザ光透過率が高いため、溶着工程のタクトタイム短縮を実現
レーザ光透過率が高いため、照射出力が低くても安定した溶着ができ、低エネルギーでの高速溶着が可能。溶着工程のタクトタイム短縮を実現できます。

4. 耐加水分解性能が高く、長期信頼性に貢献
従来のPBT樹脂成形材料は耐加水分解性が低く、長期信頼性の確保が課題でした。パナソニック独自の樹脂改質技術の採用により、本製品は高い耐加水分解性能を実現。85℃/85%Rhで1000時間処理後、初期の80%以上の引張り強度を保持でき、部品の長期信頼性に貢献します。
(従来の一般PBT材は、同条件で、初期の50%程度に低下)

■用途
自動車・自動二輪車などの車載電子部品・センサ・ECU(電子制御ユニット)などのケース・ハウジングなど

■発売地域
グローバル

【備考】本製品は、「第1回 接着・接合EXPO」(「高機能素材Week 2017」内 東京ビッグサイト、2017年4月5日から7日)に出展します。
http://www.joining-expo.jp/

<製品に関するお問い合わせ先>
パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 電子材料事業部 電子材料グローバル総括部 成形材料営業部
電話:03-5404-5169

・電子材料事業部 お問い合わせ用ページ
https://industrial.panasonic.com/cuif/jp/contact-us?field_contact_group=2201&field_contact_lineup=3244?ad=press20170330

<関連情報>
・[プレスリリース]
レーザ溶着対応ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂成形材料を製品化〜車載用スイッチやセンサなどの工程削減、長期信頼性と設計自由度向上に貢献(2016年2月)
http://news.panasonic.com/jp/press/data/2016/02/jn160212-2/jn160212-2.html(日本語)
http://news.panasonic.com/global/press/data/2016/02/en160212-3/en160212-3.html(英語)

・パナソニックの電子材料
https://industrial.panasonic.com/jp/electronic-materials



プレスリリース提供:PR TIMES

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