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リスキリングとしても注目の「英語力」、年収との関係をDaijob.comが独自調査〜英語力の高い50代は、平均より男性1.5倍、女性2.2倍年収増〜いずれも昨年度より年収差広がる

(PR TIMES) 2023年01月19日(木)14時45分配信 PR TIMES

 ビジネス・プロフェッショナル×バイリンガルのための転職・求人情報サイト「Daijob.com」を展開するヒューマングローバルタレント株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:横川 友樹、以下「当社」)は、同サイト登録者の英語力および企業からのスカウトデータ(※1)をもとに、英語力が年収・キャリアに与える影響について独自調査を行いました。
【調査結果のポイント】

[表: https://prtimes.jp/data/corp/5089/table/1376_1_5876dd3d73b9331cd2b196163d9feb7f.jpg ]

※1.スカウトとは、Daijob.comに求人掲載している企業が、同サイトに会員登録し匿名履歴書を公開している求職者に対して、選考や面接のオファーを直接連絡するサービス。
※2.英語の日常会話レベルをTOEIC(R)L&R TEST475〜730点、ビジネス会話レベルを735点以上と定義しています。(TOEIC is a registered trademark of ETS)
※3.国税庁による「令和3年分 民間給与実態統計調査」の平均給与をもとにしています。

【はじめに】
 社会人のリスキリング(学び直し)が注目を集めており、英語学習に対する関心もビジネスパーソンの間で高まっています。その背景には、新型コロナウイルス感染症の拡大以降、在宅時間が増えたことによる学習意欲の向上や、円安の社会情勢の下、海外転職への関心も高まっていることがあげられます。英語力を高めることによって、「どれくらいの年収が望めるのか?」「職種別にどのようなキャリアが望めるのか?」などについて、企業からスカウトを受けていた人材の傾向を英語力別に調査しました。

【本調査の概要】
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【期間】2021年10月〜2022年9月
【機関】ヒューマングローバルタレント株式会社
【対象】Daijob.comに掲載している企業からスカウトを受けた日本国籍で20代〜50代のDaijob.com登録者
【人数】24,665人(男性・12,245人 女性・12,420人)
【方法】Daijob.com登録者データから抽出
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【本調査対象者の属性詳細】

[画像1: https://prtimes.jp/i/5089/1376/resize/d5089-1376-c196947309b1b01ebe40-0.png ]


■調査結果
1.企業からスカウトを受けた人材の76%以上が英語レベルビジネス会話以上

[画像2: https://prtimes.jp/i/5089/1376/resize/d5089-1376-e306aea90f008ef247bc-1.png ]

 Daijob.com登録者で企業からスカウトを受けた人材(日本国籍)は、76%以上が「英語レベルビジネス会話以上」で、男性と女性の割合は半数ずつ、30代の割合が37%と最も多い結果になりました。

2.英語力の違いによる年収差は50代の男性が1.5倍、50代の女性は2.2倍

[画像3: https://prtimes.jp/i/5089/1376/resize/d5089-1376-117018198fb0a15174ac-2.png ]

 男女別に、企業からスカウトを受けた人材の平均年収を比較すると、男性50代の「英語レベルビジネス会話以上」は、国税庁の調査結果と比べて1.5倍多い結果になりました。また女性では、「英語レベルビジネス会話以上」の平均年収は、特に40・50代で国税庁の調査結果と年収差が大きく開き、それぞれ1.9倍、2.2倍という結果になりました。
 昨年度の同調査と(https://www.daijob.com/uploads/pdfs/32bb8c-3518-27956.pdf)今年度の結果を比較してみると、男性50代の英語力による年収差は、国税庁のデータと比べて「英語レベルビジネス会話以上」は1.3倍でしたが、今年度は1.5倍へと広がっています。女性も、昨年度は40代・50代共に1.6倍でしたが、今年度は、それぞれ1.9倍と2.2倍になり、昨年度より差が広がる結果となりました。

3. 最終経験職種別の平均年収を英語力別で比較すると、「エグゼクティブ/経営」が1.4倍の年収差、「金融/銀行/証券/投資/保険/その他金融関連職種」」が、1.6倍の年収差

[画像4: https://prtimes.jp/i/5089/1376/resize/d5089-1376-7870d50af279cf70bb27-3.png ]

 最終経験職種別の平均年収を英語力別に分けると、1職種を除いて、「英語レベルビジネス会話以上」の方が、平均給与が高い結果となりました。最も差が開いたのは、「金融/銀行/証券/投資/保険/その他金融関連職種」で1.6倍となりました。金融業界は、コロナの影響下でDX化が推進され、新たな採用ニーズが発生していることもあり、求人数も増加している傾向にあります。
 次に大きな差が開いたのは、「エグゼクティブ/経営」で1.4倍差となりました。以下、「TOEIC Program」を利用している企業・団体に英語活用実態を調査した資料によると、ポジションが上がるにつれて、求められるTOEIC(R)L&R TESTのスコアも高くなっており、「部長」以下のポジションよりも「役員」のポジションの方が、800点以上を求める業界の数が多い調査結果が出ています。

[画像5: https://prtimes.jp/i/5089/1376/resize/d5089-1376-109642f0ca11bb591095-4.png ]

出典:(一財)国際ビジネスコミュニケーション協会「 英語活用実態調査(企業・団体、ビジネスパーソン)2019 」より
※4.L&R:Listening and Reading test、※5.S&W:Speaking and Writing test

■調査結果を受けて

[画像6: https://prtimes.jp/i/5089/1376/resize/d5089-1376-3cc079a12a754de96be6-5.jpg ]

ヒューマングローバルタレント株式会社 代表取締役 横川 友樹
 労働人口減と産業構造の変化から、社内外においてタレントモビリティは加速しております。特に若年層の人材は、リスキリング・アップスキリングといった社内育成等、人的資本への取り組みに関心がある人も多くいる印象があり、ISO30414(※6)を取り入れる企業が増加してくると、同様のルールで定量的に状態が可視化されるため、応募選定基準がより明確になってくる可能性がございます。
 さて、本調査結果において全年代において英語力の高さに年収が連動している結果が出ました。特に男性50代、女性40・50代は前年調査から大きく年収が伸びております。年収は、需給バランスからの希少性によって高くなってきますが、若い世代では英語とビジネススキルを共に養っていける求人が比較的少なく、一方で40代以降では人材が少ないという状況が伺えます。近年特に若いうちから英語を学ぶ機会は増加しておりますので、社会に出てからも継続的に学ぶ機会を持ち、維持・向上し続けることが将来の年収に大きく影響を与える材料となるかもしれません。

※6.2018年12月に国際標準化機構(ISO)が発表した人的資本に関する情報開示のガイドライン。11領域49項目にわたって、人的資本の情報開示規格を制定している。情報開示によって、世界中の国々にある企業でも、人的資本状況を把握することができる。

<プロフィール>
 2007年に早稲田大学スポーツ科学部卒業。株式会社ベイカレント・コンサルティングにてビジネスプロデューサー職を担当後、2010年よりヒューマングローバルタレント株式会社にて勤務。メディア営業部、事業推進室、人材紹介部にて営業・マーケティング業務を経て、2020年より現職。グローバル人材の採用において、1,200社以上に携わってきた経験を活かし、当社主催イベントをはじめ、経済産業省、厚生労働省が後援するビジネスサミットに多数登壇するなど、グローバル人材の転職市場に深い知見を持っています。

■これまでの「英語力と年収の関係」調査結果
「2021年度:英語力と高年収の関係 〜コロナ禍においても英語力の高い40・50代女性は女性平均年収の約1.6倍〜」
https://corp.daijob.com/news/news/20220131
「2020年度:アフターコロナ時代、英語力が年収に与える影響は? 〜英語力の高い人材、コロナ後の方が年収アップ。50代女性においては女性平均年収の約2.2倍に〜」
https://corp.daijob.com/news/news/20201120


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■ヒューマングローバルタレント株式会社について
 ビジネス・プロフェッショナル×バイリンガルのための転職・求人情報サイトDaijob.comは、1998年のオープンより日本を中心に、累計登録者数67万人、求人掲載数常時10,000件以上と、世界27カ国、のべ8,400社以上の外資・日系グローバル企業から高い評価を得てきました。他にも海外転職専門の「Working Abroad」や、職種やスキルに特化した「Daijob Specialists」シリーズの転職サイトを展開し、ダイレクトリクルーティングを含め、企業と求職者との効率的なオンラインマッチングの場を提供しています。

■ヒューマングループについて

 ヒューマングループは、教育事業を中核に、人材、介護、保育、美容、スポーツ、ITと多岐にわたる事業を展開しています。1985年の創業以来「為世為人(いせいいじん)」を経営理念に掲げ、各事業の強みを生かし、連携しながらシナジーを最大限に発揮する独自のビジネスモデルにより、国内320拠点以上、海外5カ国6法人のネットワークでお客様に質の高いサービスを提供しています。
[画像7: https://prtimes.jp/i/5089/1376/resize/d5089-1376-1990172e14ee308b2936-6.jpg ]

 ヒューマンホールディングスは、日本リスキリングコンソーシアムの後援パートナーです。
●ヒューマンホールディングスWEBサイト:https://www.athuman.com/


会社概要
ヒューマングローバルタレント株式会社
●代表者:代表取締役 横川 友樹●所在地:東京都新宿区西新宿7丁目5番25号 西新宿プライムスクエア2F
●事業内容:バイリンガルに特化した就職・転職の求人広告事業、人材紹介事業、イベント事業
●資本金:1,000万円 ●URL:https://corp.daijob.com/ ●運営サイト:https://www.daijob.com



プレスリリース提供:PR TIMES

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