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海と日本プロジェクト広報事務局

地域に根付いた商店街で、小学生が魚をさばいて海に親しむ『日本さばける塾 in 群馬』を開催しました!

(PR TIMES) 2022年11月28日(月)18時15分配信 PR TIMES

開催日/2022年11月19日(土) 場所/高崎中央銀座商店街

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、“魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in 群馬」を11月19日(土)に開催し、小学1〜6年の児童と保護者13組25名が参加しました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/77920/1347/resize/d77920-1347-03ab2970e8b19db484be-0.jpg ]




【日本さばける塾 in 群馬】イベント概要


・開催概要
“魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして以下を実施。
1.海についての学び講義
2.アジと、ギンヒカリまたはハコスチをさばく体験(児童のみ参加、保護者は見学)
3.さばいたお魚をフライに揚げる体験(同上)
4.親子で試食
・日程:2022年11月19日(土)14時00分〜17時00分
・開催場所:高崎中央銀座商店街(所在地:群馬県高崎市寄合町周辺)
・参加人数:13組25名(小学生と保護者)
・海の学び講師:神澤 祐平 氏(群馬県農政部 蚕糸園芸課)
 魚さばき講師:横山 明伸 氏(BISTRO KNOCKS 代表)
・主催:日本さばける塾in群馬実行委員会・日本さばけるプロジェクト実行委員会
・共催:日本財団 海と日本プロジェクト



海の学び講座:群馬の清流で育つ「ギンヒカリ」、海なし県と海の関係とは


群馬で育つ魚の学びとして、群馬県が生んだ最高級ニジマスの「ギンヒカリ」を紹介しました。通常2年で成熟するニジマスの中から、特に肉質が良くなると言われている3年成熟の個体を10年の歳月をかけて選別して採卵。それを孵化させてギンヒカリに育て上げます。
海のない県は全国8県、群馬県はそのひとつですが、利根川の豊富で清らかな水系により、ヤマメ、マスなどの淡水魚の養殖が盛ん。その中でも高い評価を得ているのが最高級ニジマスの「ギンヒカリ」です。
温暖化や治水のための護岸など、多くの要因で川の生態系も変化し、在来種の減少が続いています。参加児童と保護者は、海水温の上昇は今や海だけではなく、内陸にもさまざまな形で影響を与えていることを知りました。
講師を務めた群馬県農政部の神澤さんは「そういう環境となって、みんなのおじいちゃんたちが養殖をはじめて、このギンヒカリが生まれました。今回はこのギンヒカリも実際にさばいてもらいます」身近で育つ魚を前に、参加児童の期待感は高まっていきます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/77920/1347/resize/d77920-1347-4f03f1944d354360c623-1.jpg ]




魚さばき体験:まな板からはみ出る「ギンヒカリ」をさばいてみよう!


子どもたちが魚をさばくのは、長く地域の生活を支えてきた高崎中央銀座商店街です。職人のユニフォームに身を包み、まずは「さばける塾」ではおなじみのアジをさばきます。講師を務めるのは地元で飲食店を営む横山さん。ポイントは中骨をしっかり感じることと、常にまな板をきれいにすること。この2点を徹底してアジを3枚におろし、ピンセットを使って骨抜きまでしっかり行います。
続いて登場するのは前述の「ギンヒカリ」と、こちらも群馬産のブランドマスの「ハコスチ」。サイズは大きくなりますが、子どもたちはアジで身につけた包丁さばきで戸惑うことなくさばき、1キロ前後の魚を上手に切り身にしていきました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/77920/1347/resize/d77920-1347-32f1d1baec0cf8c049c4-2.jpg ]




自分たちでさばいた魚をフライに、群馬県産野菜のソースで「いただきます!」


さばいたあとはフライにして試食です。コツは一度に揚げ油に投入する切り身の量を少なくして、温度変化を少なくすること。子どもたちは講師の横山さんに指導を受けながら、手早くパン粉をつけてフライにしていきます。
仕上げは群馬県産野菜を使った3種のソース。試食では参加した子どもたちと保護者がそれぞれの好みの組み合わせでフライを楽しみました。
海で泳いでいた魚を漁師が水揚げし、市場の仲買人によって取り引きされ、運送会社が市場から消費地まで輸送して、近所の商店街にならぶ。今回のさばける塾は、自分たちが魚を食べるまでに多くの人が関わっていることを知り、その魚を育む海の豊かさを知る絶好の機会となりました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/77920/1347/resize/d77920-1347-fa832f1c89bbb865366b-4.jpg ]




参加した子ども・保護者からの声(アンケートより)


●参加児童
「魚のからだなど、いろいろじっくり見ることができた。家に帰ってまたさばきたい。」(小3男子)
「自分でさばいて最後に食べて、魚の命の大切さが分かった。」(小3女子)
「自分でさばき調理したアジフライがとてもおいしく、達成感があった。」(小2女子)
●保護者
「さばく体験ができ子どもも自信をつけられたと思うので、今後また家でやってみたいと思います。」(30代女性)
「初めての体験が沢山できて、子どもは楽しみながら海を学んでおり感激しました。」(30代男性)
「海のない群馬県で、このような海を学べるイベントがあり凄く嬉しかった。また機会があったら参加がしたいです。」(30代女性)

<団体概要>
団体名称:日本さばけるプロジェクト実行委員会
URL:http://sabakeru.uminohi.jp/
活動内容:日本さばける塾に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。
[画像5: https://prtimes.jp/i/77920/1347/resize/d77920-1347-6d63423497c2a5b3b390-5.png ]

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/



プレスリリース提供:PR TIMES

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