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日本で働く外国籍人材の超早期離職率28%、モチベーションダウン率53%の実態とは?〜日本国内の就労者受入れで工夫すべきポイントを調査〜

(PR TIMES) 2021年11月02日(火)14時45分配信 PR TIMES

 
バイリンガルのための転職・求人情報サイト「Daijob.com」を展開するヒューマングローバルタレント株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役・横川友樹、以下「当社」)は、株式会社エイムソウル(本社:東京都品川区、代表取締役:稲垣隆司)、リフト株式会社(本社:東京都千代田区、代表:杉村哲人)と共同調査を実施し、このほど結果を取りまとめましたので一部抜粋して発表いたします。
【調査結果のポイント】


外国籍人材の28%が早期離職を経験し、離職しなかった外国籍人材も、53%が入社後にモチベーションダウンを経験
外国籍人材が、早期離職やモチベーションダウンした理由で最も多いのは「上司のマネジメント・指導に対する不満」
調査結果より、日本での「外国籍人材」受け入れ課題のトップ3は「仕事と私生活のバランスへの配慮」「日本人社員向けの異文化理解教育の実施」「日本人と外国人のコミュニケーション促進」                           


【本件の概要】
 本調査は、 「日本で働く外国籍人材の離職とモチベーションダウンに関する調査」というテーマで、外国籍人材の離職とモチベーションダウンの実態を把握し、受け入れで工夫するべきポイントを明らかにすることを目的に実施しました。日本での在留・就労経験のある外国籍人材を対象に、2021年8月に調査をおこない、最終的に477名の回答を得ています。

【調査結果の詳細は、下記URLよりご覧ください】
https://go.daijob.com/l/133371/2021-10-29/6dzjng

【調査概要】
調査名称:「日本で働く外国籍人材の離職とモチベーションダウンに関する調査」
調査目的:外国籍人材の離職とモチベーションダウンの実態を明らかにして、それを防ぐために、受け入れで工夫するべきポイントを明らかにする
調査期間:2021年8月6日(金)〜8月31日(火)
調査方法:WEB入力フォームによる回収
調査対象:日本での在留・就労経験のある外国籍人材
有効回答:61ヵ国、477名
実施主体:株式会社エイムソウル、ヒューマングローバルタレント株式会社、リフト株式会社

【調査結果サマリ】
■調査結果1. 早期離職の実態
・外国籍人材の28%が、入社後1年以内の早期離職を経験している。
・早期離職の要因としては、「上司のマネジメント・指導に対する不満」「業務内容のミスマッチ」「給料が安い、残業代が支払われない」「職場の人間関係に対する不満」が上位に挙がっている。


[画像1: https://prtimes.jp/i/5089/1228/resize/d5089-1228-f30738fca33e7db31edc-16.png ]



[画像2: https://prtimes.jp/i/5089/1228/resize/d5089-1228-26d481b0016495535b5f-11.png ]


■調査結果2. モチベーションダウンの実態
・早期離職していない外国籍人材のうち、53%がモチベーションダウンを経験している。
・モチベーションダウンの要因としては、「上司のマネジメント・指導に対する不満」「業務内容のミスマッチ」「職場の人間関係に対する不満」に加えて、「外国人に対しての差別・偏見がある」が上位に挙がっている。
[画像3: https://prtimes.jp/i/5089/1228/resize/d5089-1228-70b8d503db3ddc06f807-17.png ]



[画像4: https://prtimes.jp/i/5089/1228/resize/d5089-1228-d358571c883674449bc5-13.png ]



【調査結果3. 日本企業の受け入れ課題】
・外国籍人材の受け入れ体制が整備されている職場の割合は56%。
・受け入れ課題トップ3は、「仕事と私生活のバランスへの配慮」「日本人社員向けの異文化理解教育の実施」、「日本人と外国人のコミュニケーション促進」。
[画像5: https://prtimes.jp/i/5089/1228/resize/d5089-1228-b2b15f1e7537168c2ada-14.png ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/5089/1228/resize/d5089-1228-bc74d0aeee7e6da83495-15.png ]


【調査結果を受けて】
横川 友樹 ヒューマングローバルタレント株式会社 代表取締役 / 一般社団法人外国人雇用協議会 理事

[画像7: https://prtimes.jp/i/5089/1228/resize/d5089-1228-64e17cc9ce929598b87f-7.jpg ]

 この度、エイムソウル様、リフト様と共同調査を実施させていただき、日本で外国籍の働き手を迎えるにあたって、異文化の人材が抱える違和感が、より浮き彫りになりました。社員の多くを日本人で構成してきた企業文化や、雇用の長期年数を背景にした社内環境が、多くの国内企業に根づいている状態の中で、外国籍人材が日本での業務に違和感を強く抱くのは当然のことと思います。企業文化や社内環境を一気に変革していくことは、容易ではないことを踏まえつつ、外国籍人材にもその環境に徐々に慣れていただく必要もあると思っています。今後は会社の支援体制として、採用フェーズにおける求人票の明確化、また入社前後にオンボーディング(新入社員が活躍できるようにサポート)の取り組み強化が求められる傾向が強くなっていくと予測しています。今回の調査結果を踏まえ、弊社でも企業・求職者のサポートに尽力していきます。

<プロフィール>2007年に早稲田大学スポーツ科学部卒業。株式会社ベイカレント・コンサルティングにてビジネスプロデューサー職を担当後、2010年よりヒューマングローバルタレント株式会社にて勤務。メディア営業部、事業推進室、人材紹介部にて営業・マーケティング業務を経て、2020年より現職。グローバル人材の採用において、1200社以上に携わってきた経験を活かし、当社主催イベントや他社開催セミナーの講演に多数登壇しています。また、人材業界誌大手『ポーターズマガジン』からのインタビューを含むビジネス・人材系メディアにも登場するなど、グローバル人材の転職市場に深い知見を持っています。
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[画像8: https://prtimes.jp/i/5089/1228/resize/d5089-1228-2435664ccffcc66d9939-8.jpg ]

■ヒューマングローバルタレント株式会社について
 バイリンガルのための転職・求人情報サイトDaijob.comは、1998年のオープンより日本を中心に、累計登録者数60万人、求人掲載数常時10,000件以上と、世界27カ国・3,270社以上の外資・日系グローバル企業から高い評価を得てきました。他にも海外転職専門の「Working Abroad」や、ビジネス・プロフェッショナル×バイリンガルに特化した「Daijob Specialists」シリーズの転職サイトを展開し、ダイレクトリクルーティングを含め、企業と求職者との効率的なオンラインマッチングの場を提供しています。

[画像9: https://prtimes.jp/i/5089/1228/resize/d5089-1228-bf99b47622ca2471b90b-9.png ]

■ヒューマングループについて
 ヒューマングループは、教育事業を中核に、人材、介護、保育、美容、スポーツ、ITと多岐にわたる事業を展開しています。1985年の創業以来「為世為人(いせいいじん)」を経営理念に掲げ、教育を中心とする各事業を通じて、労働力不足、高齢化社会、待機児童問題など、時代とともに変化するさまざまな社会課題の解決に取り組み、独自のビジネスモデルを展開してきました。
人と社会に向き合い続けてきたヒューマングループは、いま世界全体で達成すべき目標として掲げられたSDGs(持続可能な開発目標)にも積極的に取り組んでいきます。SDGsへの貢献を通じて、「為世為人」の実現を加速させ、より良い社会づくりに貢献していきます。 ●ヒューマンホールディングスWEBサイト:https://www.athuman.com/

会社概要
ヒューマングローバルタレント株式会社
●代表者:代表取締役 横川 友樹●所在地:東京都新宿区西新宿7丁目5番25号 西新宿プライムスクエア2F
●事業内容:バイリンガルに特化した就職・転職の求人広告事業、人材紹介事業、イベント事業
●資本金:1,000万円 ●URL:https://corp.daijob.com/ ●運営サイト:https://www.daijob.com



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