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公益財団法人日本ユニセフ協会

コンゴ民主共和国で衝突激化-子ども150万人が甚大な危機に直面【報道参考資料】

(PR TIMES) 2017年04月24日(月)16時48分配信 PR TIMES

重傷の子ども300人、拘束や処刑の報告も


[画像: https://prtimes.jp/i/5176/907/resize/d5176-907-348625-0.jpg ]

【2017年4月21日 キンシャサ(コンゴ民主共和国)/ニューヨーク/ジュネーブ 発】

ユニセフ(国連児童基金)は本日、コンゴ民主共和国カサイ地域での危機が、子どもたちに甚大な影響を与えている、と警鐘を鳴らしました。150万人以上の子どもたちが激しい衝突の中で危険に晒されており、そのうち60万人は、すでに家を追われ避難民となっている子どもたちです。

「カサイ地域の子どもたちは、恐ろしい試練を耐え抜かなければなりません」と、ユニセフ・コンゴ民主共和国事務所代表代理のタジュディーン・オイウェイル(Tajudeen Oyewale)は、影響を受けている地域を訪問後に語りました。「何百人もの子どもたちが、暴力行為の中でケガを負い、また拘束されたりレイプされたり、処刑されたとの報告も届いています。子どもたちに対するこの恐ろしい虐待が、続くことがあってはなりませんし、加害者の責任が問われなければなりません」

コンゴ民主共和国の中でももっとも貧しいこのカサイ地域での暴力と不安定な情勢は、2016年8月に治安部隊との戦闘の中で地域の伝統的リーダーが殺害されたことをきっかけに始まり、2017年に入って3カ月間で状況はさらに悪化しました。

ユニセフの推計では、

影響を受けている地域では、2,000人の子どもが民兵組織に徴用されています。
少なくとも300人の子どもが、暴力によって重傷を負いました。
4,000人以上の子どもが、家族と離ればなれになっています。


暴力は、この地域の教育と保健システムにも、甚大な影響を及ぼしています。350校以上の学校が破壊されました、カサイ中央州では、3分の1の保健センターがもはやその機能を失っており、子どもたちへの病気のリスクも増大しています。

「子どもたちは、戦場で戦わされたり、暴力で傷ついたり殺されたりするのではなく、家庭や学校や遊び場で安全に過ごすことができなければならないのです」とオイウェイルは述べました。

状況が迅速に改善されない限り、カサイ3州の子どもの人口に相当する600万人が危険に晒される、とユニセフは訴えています。

ユニセフは、民兵組織に徴用され、カサイ地域で拘束されたり取り残されていた384人の子どもの解放を支援しました。

ユニセフはまた、この地域への緊急支援を拡大し、17万3,000人を対象に保健、栄養、保護、教育、水と衛生、食糧以外の支援物資の提供をおこなっています。

ユニセフは、あらためて、全ての紛争当事者に対し、子どもの権利が確実に守られるよう求めます。

そして、活動への資金支援も呼びかけています。今日までにユニセフが確保できた資金は、カサイ地域での危機への対応に必要な資金2,060万米ドルのうち、わずか350万米ドルです。

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本信はユニセフ本部が発信した情報をもとに、日本ユニセフ協会が編集・翻訳したものです。本信の原文は、 https://www.unicef.org/media/media_95825.html からご覧いただけます。

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■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。(www.unicef.or.jp)

プレスリリース提供:PR TIMES

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