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公益財団法人日本ユニセフ協会

イエメン:子ども220万人が急性栄養不良-限られた支援、栄養危機進む【プレスリリース】

(PR TIMES) 2016年12月13日(火)16時47分配信 PR TIMES

重度栄養不良児は、対2014年比で200%増


[画像: http://prtimes.jp/i/5176/832/resize/d5176-832-258790-0.jpg ]

【2016年12月12日 サヌア(イエメン)発】

イエメンの220万人近くの子どもが急性の栄養不良状態にあり、早急なケアを必要としています。そのうち、重度の急性栄養不良に苦しむ子どもの数は少なくとも46万2,000人で、2014年と比較してほぼ200%という急激な増加を見せています。さらに、170万人の子どもが中度の急性栄養不良状態にあります。

特に、ホデイダ、サアダ、タイズ、ハッジャ、ラヘジの5つの州の重度の栄養不良児が最も深刻な状況にあります。サアダはまた、世界でも最も発育阻害状態にある子どもの率が高く、中でも慢性的な栄養不良が蔓延する地域では10人に8人が発育阻害という前例のない高い割合となっています。

「イエメンの栄養不良児の数は過去最高に達し、さらに増え続けています」と、ユニセフ・イエメン事務所代表代理 メリトクセル・レラノ医師(Dr. Meritxell Relano)は述べました。「この中東の最貧国の子どもたちの健康状態は、いまだかつてないほどひどい状態です」

2015年3月に紛争が激化する前から、イエメンは貧困、食糧不足や保健サービスの欠如に直面していましたが、いまこの国の保健システムは崩壊寸前です。

イエメンでは、医療ケアを受けられる住民は3分の1以下です。機能している保健施設は半分以下で、医療スタッフには何カ月も給料が支払われていません。紛争解決の糸口が見えず、支援機関は命を繋ぐ支援物資を運ぶことができません。

イエメンでは、下痢や栄養不良、呼吸器感染症など予防可能な病気のために、少なくとも10分に1人子どもが命を落としています。

「暴力と紛争は、イエメンの子どもたちの健康や栄養状態を著しく改善させることに成功したこの十年の努力を台無しにしました。コレラやはしかが流行する中、僅かな数の保健施設しか機能していないため、子どもたちは多大な犠牲を払うことになるのです」(レラノ)

ユニセフは2016年、イエメン全土の重度の栄養不良児21万5,000人の治療を支援し、5歳未満児400万人以上に彼らの免疫力を高めるためのビタミン剤を提供しました。しかし、資金不足や紛争地へのアクセスの難しさから、命を守る活動が制限されています。

「我々は、紛争当事者に対して、イエメン全土の栄養不良状態にある子どもたちに栄養支援物資を届け、治療を行い、イエメンの保健サービスを支えられるよう、支援を待つ子どもたちへの制限のないアクセスを求めます」とレラノは述べました。

資金の確保は今後も課題です。2017年に、ユニセフがイエメン全土の子どもや母親が必要とする栄養支援を行うために必要な資金は、7,000万米ドルです。

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※本信はユニセフ本部が発信した情報をもとに、日本ユニセフ協会が編集・翻訳したものです。
※本信の原文は、https://www.unicef.org/media/media_93868.html からご覧いただけます。

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■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

プレスリリース提供:PR TIMES

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