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公益財団法人日本ユニセフ協会

ナイジェリアと周辺国でポリオ拡大、食い止めるために子ども4,100万人にポリオ予防接種【報道参考資料】

(PR TIMES) 2016年10月12日(水)17時18分配信 PR TIMES

栄養不良の診断と治療も同時実施


[画像: http://prtimes.jp/i/5176/779/resize/d5176-779-601593-0.jpg ]

※本信はユニセフ本部が発信した情報をもとに、日本ユニセフ協会が編集・翻訳したものです。
※本信の原文は、http://www.unicef.org/media/media_92905.html からご覧いただけます。

【2016年10月11日 ダカール(セネガル)発】
ナイジェリア北東部で発生しているポリオを撲滅するために、チャド湖畔一帯で 4,100万人の子どもたちを対象にポリオ予防接種を実施する大規模な保健キャンペーンが実施されています。

ナイジェリア北東部で勃発している紛争から逃れるために、人々はチャド湖畔一帯に移動しており、ポリオウィルスが国境を越えて広がる可能性が懸念されています。ナイジェリア及び周辺国のチャド、ニジェール、カメルーン、中央アフリカの5カ国では、ポリオ発生リスクが高い地域において5回にわたる組織的なポリオ予防接種キャンペーンを実施しており、約3万9,000人の保健員が活動しています。ユニセフは、ワクチンの調達と、メディアや草の根での啓発活動を通じた地域参加の促進をおこなっています。

「2年間確認されていなかったポリオの 再発生は、すでに危機に瀕しているこの地域にとっては深刻な問題です」とユニセフ西部・中部アフリカ地域事務 所代表のマヌエル・フォンテーヌは語りました。「私たちの対応の規模は事態の緊急性を物語っています:決してポリオを流行させてはいけないのです」

紛争は260万人もの人々に避難を余儀なくさせ、保健サービスシステムを破壊し、ナイジェリア北東部の400万人の人々を危機と緊急レベルの食糧不足に晒しています。最も影響を受けているナイジェリアの3つの州では、今年だけで40万人の子どもが重度の急性栄養不良になると考えられます。

ボルノ州で活動するポリオ予防接種チームは、 同時に栄養不良診断も実施し、5歳未満の深刻な急性栄養不良の子どもたちを発見し、治療プログラムを受けさせています。初回の訪問診断の結果では、高い確率で重度の急性栄養不良児が確認されました。

「子どもたちは命を落としています。そして私たちが緊急に対応しなければさらに多くの幼い命が失われます」と、フォンテーヌは言います。「ポリオ予防接種キャンペーンの実施により、より多くの子どもたちをポリオから守ると同時に、治療の必要な栄養不良の子どもたちに手を差し伸べることができるのです」

このポリオ予防接種キャンペーンの第3回目は、10月15日〜18日に実施される予定で、その後11月と12月にも実施が予定されています。予防接種キャンペーンは、ユニセフのほか、世界保健機関(WHO)、ロータリー・インターナショナル、米国疾病管理予防センター、及びビル&メリンダ・ゲイツ財団などの支援を受け、各政府が実施しています。

ユニセフは、この危機に対応するため規模を拡大して、ポリオ予防接種キャンペーンと栄養不良の診断の複合的な支援を展開しています。しかし、その活動は、特にナイジェリアのボルノ州地域での治安上の問題と資金不足により困難に直面しています。ユニセフが緊急支援活動を実施するために必要とする資金1億5,800万米ドルのうち、これまでに確保されているのは5,040万米ドルに留まっています。

                    * * *

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

プレスリリース提供:PR TIMES

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