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STマイクロエレクトロニクス

EutelsatとST、インタラクティブ衛星通信端末向けに低コスト・低消費電力SoCを発表

(PR TIMES) 2017年03月24日(金)11時11分配信 PR TIMES

STとEutelsatが、次世代SmartLNB向けに最先端SoCを開発


[画像: https://prtimes.jp/i/1337/778/resize/d1337-778-766462-0.jpg ]

世界的な衛星事業者のEutelsat Communications(NYSE Euronext Paris: ETL)と、多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE: STM、以下ST)は、Eutelsatのインタラクティブ衛星通信端末 SmartLNBを駆動する次世代システム・オン・チップ(SoC) STiD337により、新たなマイルストーンに到達したことを発表しました。このSTの先進的な低消費電力SoCは、インタラクティブ衛星通信端末のトータル・コストを低減します。EutelsatのSmartLNBは、STiD337が採用された最初のシステムです。STiD337は、このシステムのコスト低減、サービス向上、低消費電力化に貢献しています。

SmartLNBは、従来のDTH衛星信号のKuバンド受信に代わる新しい電子フィードで、1個以上のチューナ / 復調器をLNB内に直接埋め込み、IPパケット伝送に最適化されたナローバンドのリターン・リンクを加えています。SmartLNBは、より幅広いインターネット接続型TVアプリケーションを実現し、既存のサービスと共存するトランスペアレントな双方向IPリンクを提供します。アプリケーションは、TVや放送分野に限らず、急成長しているインターネット接続型機器(M2M、IoT、SCADA、ホーム・オートメーション、スマート・ビルディングなど)にも対応します。

STiD337は、消費電力を大幅に削減します。同製品は、超低消費電力の28nm FD-SOI(完全空乏型シリコン・オン・インシュレータ)プロセス技術で製造され、システムのディープ・スリープと自動ウェークアップが可能です。STiD337の消費電力は、フルスピード時で最大3.5W、スリープ時は50mW未満(標準値)です。現在入手可能な最も電力効率の良い製品で、SmartLNBの性能と効率を新たなレベルに引き上げます。

STiD337は、効率的なデータ処理のため、GSE(Generic Stream Encapsulation)および、転送リンクの最新の衛星放送規格DVB-S2Xに対応しており、100Mb/秒を超えるスループットを可能にします。

リターン・パスには、通常SmartLNBで使用される非同期アクセス機能を備え、強化型分散スペクトラム技術向けに最適化された、ソフトウェア無線の手法を実装しています。また、STiD337は、リアルタイム・マルチアクセス技術をサポートするためのハードウェア機構をすべて搭載しています。リターンの変調は内蔵プロセッサで演算されます。このプラットフォームは、演算能力を向上させ、リターン・チャネルの変調形式の選択に最大限の柔軟性を確保するため、NEON(TM)コプロセッサを備えたデュアル・コアのARM(R) Cortex(R)-A9、およびST231 DSPオフロード・コプロセッサ(4個)が内蔵されています。

この新しいSoCには、セキュア版と標準版が用意されています。セキュア版には、事前にロードされた暗号鍵、シリアル番号、セーフブートに加え、SmartLNBによるデータ配信および収集操作の保護レベルを向上させるさまざまな機能が含まれています。

Eutelsatのイノベーション担当ディレクターであるAntonio Arcidiaconoは、次のようにコメントしています。「当社は、次世代のインタラクティブ・サービスであるSmartLNBにおいて、コストと性能の大きな変化を望んでいました。また、お客様にとって、セキュリティが重要な課題であることを認識しており、当社はその課題に正面からから取り組むことを考えていました。さらに、衛星通信端末がより普及し、実際のユース・ケースの範囲が大きく広がっていることから、消費電力にもこれまで以上に注意する必要性がでてきました。設計段階におけるSmartLNBの目標はすべて達成することができました。2017年末までに、当社は、STの新しい衛星システム用SoCにより、高性能、低コスト、セキュア、低消費電力のSmartLNBの普及を目指しています。」

STのグループ・バイスプレジデント 兼 航空宇宙・防衛・レガシー製品事業部ジェネラル・マネージャであるJocelyne Garnierは、次のようにコメントしています。「Eutelsat社と緊密に協力し、低コスト・低消費電力・セキュアな現時点で最も先進的なインタラクティブ衛星モデム用SoCを開発しました。デジタル衛星システム、SoCの実績、低消費電力技術、およびセキュリティIPといったSTの数多くの優位性により、市場にイノベーションをもたらすことができました。」

STは、ハードウェア評価プラットフォーム、LinuxベースのOS、および基本ドライバ・セットを提供しています。STiD337は、現在サンプル出荷中で、2017年5月に量産を開始する予定です。詳細は、NDAの締結後、STのウェブサイトでご覧いただけます。

STマイクロエレクトロニクスについて
STは、私たちの暮らしに欠かすことのできないエレクトロニクス機器に、優れた性能と高い電力効率を特徴とした半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。あらゆるシーンで活躍するSTの製品は、お客様が開発する次世代モバイルやIoT機器の他、よりスマートな自動車、工場、都市および住宅を可能にします。STは、生活をより豊かにする技術革新を通じ、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。STは、10万社を超えるお客様に半導体を提供しており、2016年の売上は69.7億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st.com )をご覧ください。

Eutelsatについて
1977年に設立されたEutelsat Communications(Euronext Paris: ETL、ISIN code: FR0010221234)は、世界有数の実績のある通信衛星事業者です。39機の衛星を通じて、放送事業者、放送関連企業、ペイTV事業者、ビデオ / データ / インターネット・サービス・プロバイダ、企業および政府機関などに提供しています。Eutelsatの衛星は、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア・パシフィックおよびアメリカをカバーしており、ユーザの所在地に関わりなく、ビデオ、データ、ブロードバンド、および政府関連の通信を可能にしています。

本社所在地はパリで、世界各地に営業拠点および通信拠点を展開しています。各分野の専門家で構成される従業員は37か国1,000名におよび、最高品質のサービスを提供するために顧客と協力しています。

Eutelsatの詳細は http://www.eutelsat.com をご覧ください。

◆STへのお客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
デジタル製品グループ
TEL : 03-5783-8340 FAX : 03-5783-8216

◆Eutelsatへのお問い合わせ先
Vanessa O'Connor
Director of Corporate Communications
+ 33 1 53 98 37 91
voconnor@eutelsat.com

Marie-Sophie Ecuer
Corporate Communications - Head of Media Relations
+ 33 1 53 98 37 91
mecuer@eutelsat.com

プレスリリース提供:PR TIMES

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