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キヤノンITソリューションズ株式会社

需要予測・需給計画ソリューション「FOREMAST」の新バージョンを販売開始

(PR TIMES) 2022年06月28日(火)13時45分配信 PR TIMES

〜気象などのコーザルデータとAI技術で予測精度を向上しSCMの最適化を支援〜

キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤 明、以下キヤノンITS)は、気象などのコーザルデータとAI技術を用いて需要予測精度を向上させる機能や、在庫補充計算機能のバリエーションを追加した、需要予測・需給計画ソリューション “FOREMAST(フォーマスト)Ver.3.3”を2022年7月1日より販売開始します。
[画像: https://prtimes.jp/i/1375/693/resize/d1375-693-2065a16924579077bd44-0.jpg ]

製造業・流通業を問わず、経営管理手法のひとつとしてサプライチェーンマネジメント(SCM)の重要性は増しており、中でもSCMの起点となる需要予測の精度向上が求められています。近年では、需要予測精度を上げるため、コーザルデータと呼ばれる、天候や気温、物価指数、販促キャンペーンや競合の状況、周辺のイベントなどの販売に影響を与える要因の活用に注目が集まっています。また、物流の混乱がリスクとなる昨今、無駄な在庫移動を防止するために各拠点に在庫を適正に配置、補充することも、SCMの日々のオペレーションでは重要な業務となっています。

「FOREMAST」は、キヤノンITSが強みとする数理技術や業務知識などのさまざまな知見に加え、AI活用技術などの研究成果を生かした需要予測・需給計画ソリューションです。「在庫補充計画SIコア」、「需要予測SIコア」といった5つのSIコアから構成され、課題に合わせてSIコアとそれに付随する機能を選択し、組み合わせて導入することが可能です。新バージョンでは、コーザルデータとAI技術を用いて、実績や予測結果を補正することで需要予測精度をより向上させる機能を新たに追加しました。併せて、コーザルデータを外部の情報配信サービスから受信し、FOREMASTで活用できるデータに変換・蓄積するコーザル情報収集機能を提供開始します。コーザル情報収集機能は、標準では汎用性の高い気象データに対応し、利用ニーズに合わせてその他のコーザルデータを追加することも可能です。

そのほかにも、新バージョンでは、在庫補充量の計算時に補充元・補充先の在庫レベルを考慮して補充量を自動調整する機能や、計画調整画面の機能・性能向上など、複数の機能を追加、改善しています。これらにより、SCMの最適化・効率化をさらに促し、担当者の業務負荷軽減によるワークライフバランス適正化や、適正在庫による食品ロス削減など、様々な社会課題の解決にも寄与します。


[表: https://prtimes.jp/data/corp/1375/table/693_1_26d33b2dda1fa54d1597894d53b77391.jpg ]


※システム構成により価格は変動します。

■需要予測・需給計画ソリューション「FOREMAST」の概要
「FOREMAST」は、欠品削減と在庫削減の実現を支援する需要予測・需給計画ソリューションです。科学的な需要予測に基づき在庫管理を行い、在庫削減、需給計画業務の改善を実現します。また、需給計画システムの導入にあたっては、業務分析・データ分析から、ユーザー要件に合わせた予測エンジンや計画画面のカスタマイズ開発、導入後の運用定着化まで、キヤノンITSがトータルで支援を行います。

■“FOREMAST Ver.3.3”の主な新機能
(1)コーザル予測機能
コーザルデータが予測に与える影響度合(補正率)をAIモデルで学習し、実績値や予測結果を補正する事で予測精度をより高めるための機能です。使用するコーザルデータについては、事前のPoCを通じてお客様のニーズに合わせた対応が可能です。

(2)コーザル情報収集機能
コーザル予測機能に必要なデータを外部の情報配信サービスから受信し、FOREMASTで活用できるデータに変換して蓄積する機能です。標準では、気象情報にのみ対応していますが、お客さまのニーズに合わせて対応情報の追加や変更が可能です。
※気象情報の利用には別途、気象情報配信元との契約が必要です。

(3)供給調整機能
これまでは、補充元の状態に関係なく、補充先の在庫レベルを充足するために必要となる補充量を計算していたため、例えば、在庫が不足している状況では、拠点間の在庫レベルがアンバランスになるケースがありました。今回の新機能では、補充元・補充先の在庫レベル(在庫充足率など)を考慮して補充量を増やしたり減らしたり、自動調整する事が可能になりました。

■セミナーのご案内
需要予測の最新動向と“FOREMAST Ver3.3”の新機能を紹介するセミナーを開催予定です。事前申し込みなど詳細については、下記のURLをご参照下さい。
https://reg.canon-its.co.jp/public/seminar/view/18774?utm_source=prtimes&utm_medium=referral&utm_campaign=formast202206


●一般の方のお問い合わせ先 :デジタルビジネス営業本部 デジタルビジネス企画部 企画第三課03-6701-3329(直通)
● FOREMASTホームページ   :https://www.canon-its.co.jp/products/foremast/
● FOREMASTスペシャルサイト :https://www.canon-its.co.jp/files/user/products/foremast/lp/index.html
●ニュースリリースホームページ: https://canon.jp/newsrelease/

プレスリリース提供:PR TIMES

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