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東日本電信電話株式会社

国内初!ローカル5G活用によるフレキシブルな製造・物流工程の実現に向けた実証を開始

(PR TIMES) 2023年05月29日(月)19時45分配信 PR TIMES

東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は、マネージドローカル5Gサービス「ギガらく5G」を活用し、市場環境への即応が可能で柔軟性の高いワイヤレスな製造・物流工程の実現に向けた実証を、このたび、自社施設にて開始します。
本実証では、製造・物流現場において、特に自動化が推進される「搬送・検品工程」を担う複数の機器類のギガらく5Gへの接続検証を実施するとともに、ギガらく5Gを通じた製造実行ソフトウェアによる各種機器類の一元管理を実現することで、柔軟性と即時性を備えた製造・物流工程の実現をめざしてまいります。

※1 製造・物流工程において、ローカル5G環境下で複数機器を連動させ、柔軟かつ迅速な工程変更をめざすという点において、国内初の実証。
自社調べ。2023年5月に、インターネット上で公表されている情報および総務省による「課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」を確認し、該当する実証が存在しないことを確認。
1.背景、目的
現代の製造・物流業種においては、さまざまな情勢・状況変化に対応すべく、工程変更が頻繁に行われております。その際に現場の大きな負担となっているのが、各工程を構成する機器類を繋ぐ膨大な有線ケーブルの配線・配策や、それに伴う配管の新設・撤去、システム全体の正常性確認等になります。本実証では当社が提供するマネージドローカル5Gサービス「ギガらく5G」を活用し、「ケーブルの配線・配策負担」を抱える現場を想定し、工程変更にかかわる工数・稼働の低減を狙うことにより、製造・物流業界における生産性の向上や人手不足の解決に寄与することをめざすとともに、将来的にはギガらく5Gを活用した製造・物流業界向けの新たなDXソリューションの可能性を見出します。

2.実証内容
以下2点の取り組みを自社施設にて実施し、製造・物流工程の変更における工数削減効果等の検証を行います。
(1)製造・物流現場の各種機器類におけるギガらく5G対応
(2)ギガらく5Gを通じた製造実行ソフトウェアによる各種機器類の一元管理

 (1)製造・物流現場の各種機器類におけるギガらく5G対応
 製造・物流現場において、特に自動化が推進される「搬送・検品工程」を担う機器類(無人搬送車やAIによる外観検査等)について、各種機器メーカー様に協力いただき、ギガらく5Gとの接続検証を実施します。いずれの機器も無線で動作させることで、フレキシブルな工程変更の実現が可能となります。

<実証イメージ>
[画像1: https://prtimes.jp/i/98811/630/resize/d98811-630-25409d36ee68cdf3d549-1.png ]



[画像2: https://prtimes.jp/i/98811/630/resize/d98811-630-f423352c17e571ef79eb-0.png ]

 (2)ローカル5Gを通じた製造実行ソフトウェアによる各種機器類の一元管理
 製造物流ライン上の各種機器類の連動においては、機器ごとに仕様が異なり、機器に応じた調整を実施することが一般的ですが、ギガらく5Gで全ての機器類を無線収容した際には、全ての機器を一元的にソフトウェア上で管理・調整可能とされることが期待されます。
    
 そこで、本実証では製造実行ソフトウェア(MES)※2上に、ギガらく5G上で動作する全機器の制御・状態監視信号を入出力するAPI機能や、これら機器制御・状態監視信号を最新状態で保持するデータベース機能、ローコードソフトウェア(Node-RED (R)※3)によるシステム動作を可視化しソフト改変しやすい保守開発環境を設け、可用性を検証します。この取り組みにより、製造物流現場において、生産管理や品質向上のため製造工程変更が求められる時に柔軟性・即時性の高い現場改善を可能とすることを狙います。

<工程状態監視画面イメージ>
[画像3: https://prtimes.jp/i/98811/630/resize/d98811-630-6e8ab8039c7b7467e22a-2.png ]


<ローコードソフトウェアのフロー作成図イメージ>
[画像4: https://prtimes.jp/i/98811/630/resize/d98811-630-65e4a8d7fb47152a4302-3.png ]

5.製造実行ソフトウェア(新エフエイコム株式会社)
→全ての機器を一元的にソフトウェア上で管理。フロー作成はNode-REDベースで、フローをつなぎ変えるだけで工程変更が可能。
※2 製造工程の可視化・管理、作業者への指示・支援において活用されるソフトウェア。
※3 フローベースのビジュアルプログラミングツール。

3.展示会の出展
2023年5月に開催される「ワイヤレスジャパン 2023」と、同6月に開催される「Interop Tokyo 2023」において、今回実証で利用する各機器を連動させたデモ展示を行います。

・出展予定イベント
(1)「ワイヤレスジャパン 2023」
会期:2023年5月24日(水)〜26日(金)
時間:10:00〜18:00(最終日のみ17:00に終了)
会場:東京ビッグサイト 西3・4ホール
主催:株式会社リックテレコム
〇出展ブース番号:W-45
※ご来場の際は事前登録が必要となります。
来場者事前登録サイトはこちら
https://prd.event-lab.jp/wj2023/registration/visitor/form/WJWTP?l=japanese

(2)「Interop Tokyo 2023」
会期:2023年6月14日(水)〜16日(金)
時間:10:00〜18:00(最終日のみ17:00に終了)
会場:幕張メッセ (国際展示場 展示ホール4〜7 / 国際会議場)
主催:Interop Tokyo 実行委員会
〇出展ブース番号:6N04
※ご来場の際は事前登録が必要となります。
来場者事前登録サイトはこちら
https://forest.f2ff.jp/login?project_id=20230601&_ga=2.267925894.947441989.1682222634-510719011.1678272376

4.今後の予定
今後も製造・物流工程に用いられる機器メーカー様と連携し、ギガらく5Gとの接続検証を進め、製造・物流工程トータルでの最適なローカル5Gソリューションの提供をめざして取り組んでまいります。

5.参考情報
・NTT東日本が提供するマネージド・ローカル5Gサービス「ギガらく5G」
 https://business.ntt-east.co.jp/service/gigaraku5g/
・NTT東日本のローカル5Gオープンラボ(ローカル5Gの検証環境)
 https://business.ntt-east.co.jp/solution/local5g/openlab/

※ニュースリリースに記載している情報は、発表日時点のものです。現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

【本件に関するお客さまからのお問い合わせ先】
東日本電信電話株式会社
ビジネス開発本部 第三部門 IoTサービス推進担当
MAIL:local5g-openlab-ml@east.ntt.co.jp



プレスリリース提供:PR TIMES

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