プレスリリース
〜「お菓子」の代わりに「もったいないもの」がもらえる「もったいないハロウィン」イベント〜
株式会社カヤック(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役 CEO:柳澤大輔)が企画・開発したコミュニティ通貨(電子地域通貨)サービス「まちのコイン」は、“SDGsなハロウィン”を楽しむイベント「もったいないハロウィン」を開催します。本イベントに参加する秋葉原ワシントンホテルでは、未使用のアメニティや、客室で使われていた空気清浄機といった中古家電などを、まちのコイン「アキコ(秋葉原の通貨名)」と交換できます。ホテルのSDGsの取り組みとして廃棄物削減につなげるだけでなく、コミュニティとの新たな関係構築を目指します。
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「もったいないマーケット at 秋葉原ワシントンホテル」概要
2022年1月の「アキコ」導入当初からスポットとして参加している「秋葉原ワシントンホテル」(東京都千代田区神田佐久間町1-8-3)。当該ホテルから排出される廃プラスチック・金属等は、年間3.8tほどになります。中でも、ホテルの安価なプラスチック製のアメニティは、宿泊客が変わるたびに廃棄されるため、プラスチックゴミ削減へのアプローチとして注目されています。(2022年4月1日に「プラスチック資源循環促進法」施行)また、お客様をおもてなしするという観点から、客室の使いにくくなった家電製品、家具なども、廃棄の対象です。
本イベントでは、そういった「まだ使えるけれども、廃棄しなければならないもの」に注目し、コミュニティと共に循環型社会を実現する「リユース」に取り組みます。秋葉原のまちのコイン、「アキコ」を使えば、誰でもホテルの「もったいないもの」と交換できるイベントです。(宿泊以外の方も参加いただけます。)
<もったいないものラインナップ>
・未使用のアメニティ(ボディスポンジ、アメニティボトル、綿棒、髭剃りなど)
・中古の椅子、クッション
・制服が変わって使わなくなったネクタイ
・客室で使われていた空気清浄機、スタンドライドなどの中古家電
・調理で使っていたフライパン
・「鉄道ルーム『クハネ1304』」で使用していた中古の鉄道模型(Nゲージ) など
<期間>10月29日(土)〜30日(日)
<場所>「秋葉原ワシントンホテル」(東京都千代田区神田佐久間町1-8-3)3階 レストラン「ボンサルーテ・カフェ」
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[表1: https://prtimes.jp/data/corp/14685/table/572_1_de6ca7adcba24432df9adb85fe2f64a0.jpg ]
そのほか、秋葉原では、ハロウィンスタンプラリーやGiGO店舗でハロウィンにちなんだ体験なども実施予定。詳しくは「アキコ」Webサイトから。
「アキコ」Webサイト https://coin.machino.co/regions/akihabara
※まちのコイン「アキコ」は、「ゲームプレイ後に筐体清掃したら50アキコ(GiGO秋葉原3号店)」といったまちに嬉しい体験や、SDGsへの貢献活動などで獲得することができます。
「もったいないハロウィン」概要
秋葉原(東京都)、池袋(東京都)、鎌倉(神奈川県)、智頭(鳥取県)、燕三条(新潟県)、八女(福岡県)*の全国6地域で開催。(*五十音順)まちのスポットを訪ねながら、「まちのコイン」で「お菓子」ならぬ「もったいないもの」がもらえます。まち・ひと・地球にうれしい体験で地域をつなぐをコンセプトに、コミュニティの活性化や関係人口の創出、SDGsの自分ごと化の促進に貢献してきた「まちのコイン」ならではのイベントです。
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各地域での実施内容
1. 秋葉原(まちのコイン「アキコ」)
もったいないマーケット at 秋葉原ワシントンホテル
期間:10月29日(土)〜30日(日)
そのほか、ハロウィンスタンプラリーやGiGO店舗でハロウィンにちなんだ体験なども実施予定。詳しくは「アキコ」Webサイトから。
「アキコ」Webサイト https://coin.machino.co/regions/akihabara
2. 池袋(まちのコイン「イケコ」)
「ハロウィン」コスプレ クリーン活動
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ハロウィンにピッタリな衣装を着て、楽しくまちを清掃し、参加すると500イケコをゲットできます。地域の人や参加者と交流しながら、「ゴミ問題」や「まちづくり」を考えるきっかけとすることができます。
期間:10月29日(土)
そのほか、「イケコ」Twitterフォロー&リツイートでAmazonギフト券がもらえるキャンペーンなども実施予定。(10月24日〜10月30日)詳しくは「イケコ」Webサイトから。
「イケコ」Webサイト https://coin.machino.co/regions/ikebukuro
3. 鎌倉(まちのコイン「クルッポ」)
もったいないハロウィン スタンプラリー
期間中、複数のスポットを巡ってチェックインすることで達成できるハロウィン限定のスタンプラリーを開催。自家製パンを使用したトーストサンド専門店「LINOPOT de PICNIC」(神奈川県鎌倉市長谷1-15-13 白朋ビル1F)では、夕方4時以降、「クルッポ」で余ったカボチャのプリンがもらえます。
期間:10月22日(土)〜11月20日(日)
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詳しくは「クルッポ」Webサイトから。
「クルッポ」Webサイト https://coin.machino.co/regions/kamakura
4 智頭(まちのコイン「てご」)
もったいないもの スタンプラリー
期間中、ハロウィン限定スタンプラリー・コースを開催。「ヘアーサロン尾坂」(鳥取県八頭郡智頭町大字智頭2604-56)では、期間中、簡単に服の上から着られる着物でコスプレができます。そのほか塾「学習・キャリア教育支援団体 飛翔」(智頭町大字智頭1507-5)では使わなくなった参考書などが貰えます。
期間:10月22日(土)〜11月20日(日)
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詳しくは「てご」Webサイトから。
「てご」Webサイト https://coin.machino.co/regions/chizu
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5 燕三条(まちのコイン「めたる」)
秋のスイーツ食べ歩きスタンプラリー
期間中、まちのスイーツ店が参加して、各店舗の名物スイーツを食べると「めたる」がもらえるスタンプラリーを開催。まちの回遊につなげます。
期間:10月29日(土)〜11月20日(日)
詳しくは「めたる」Webサイトから。
「めたる」Webサイト https://coin.machino.co/regions/tsubamesanjo
6 八女(まちのコイン「ロマン」)
つながるこどもブック in つながるバス停
「まちのコイン」の人気スポット「つながるバス停」(福岡県八女市本村379-1)では、期間中、八女市で実施している「読書週間」に合わせ、「つながるバス停」で読まなくなった絵本や児童文学書の寄付を募集します。寄付者には300ロマンをお渡しし、本にまつわるエピソードや思い出を「つながるしおり」に書き込んでもらいます。
期間:10月27日(木)〜11月9日(水)
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詳しくは「ロマン」Webサイトから。
「ロマン」Webサイト https://coin.machino.co/regions/yame
「もったいないハロウィン」背景・目的
1. SDGs意識の高まり ー支出・消費・大人数イベントではないハロウィンへ
今年はコロナ禍以降初めて外出規制のないハロウィンで、外出する人が増えると予想されています。(*1)また、ハロウィン用のコスチューム、装飾、食べ物(菓子類含む)など、ハロウィンに向けた支出も増える見通しです。(*2)特にコロナ前は都市部を中心にゴミ問題などが注目されたことから、ハロウィンに良い印象を持たない人も一定数いるのも事実です。(*1)
このような大量消費されやすいイベントだからこそ、ハロウィンを、大量廃棄やフードロス、ゴミ問題を考える機会にしたい、とカヤックは考えました。「もったいないハロウィン」をハロウィンの10月31日を過ぎても実施するのは、このような季節性のイベントが終わるたびに多くの廃棄物が排出される社会課題にもアプローチしたいと考えているためです。
ハロウィンでは「トリック・オア・トリート(Trick or Treat)」と言いながら子どもがお菓子をねだって家をまわる、古代ケルト発祥の習慣があります。「もったいないハロウィン」では、「トリック・オア・もったいない」を合言葉に、ゲーム感覚で地域のスポットを巡り、各所のもったいないものがもらえる内容です。各スポットで「まちのコイン」を確認すると、コインの獲得、利用がどのSDGs目標達成を目指しているかわかるようになっているため、貢献した目標をその場で確認できます。SDGs意識が年々高まる中で、“もの”の循環を感じながら、大人も子どもも、身近なSDGsを感じられます。
*1 ホットペッパーグルメ外食総研 「ハロウィーン」への 参加意向、賛否等に関する意識についてのアンケート https://www.hotpepper.jp/ggs/research/article/column/20221014
*2 楽天インサイト株式会社 ハロウィーンに関する調査 https://insight.rakuten.co.jp/report/20211014/
2. 地域コミュニティの活性化 ー大人も子どもも楽しい・嬉しいハロウィンに
「もったいないハロウィン」のスポットとなっているのは、子どもも参加しやすいまちの身近なスポット。お店の人に、ホテルの人に、ちょっと勇気を出し、コミュニケーションを通して「もったいないもの」をコインと交換。今回のイベントで地域とつながるきっかけにしていただけたらと考えています。地域を巡りながら、コロナ禍で、少人数や家族でもハロウィンを楽しめます。
参考資料
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コミュニティ通貨サービス「まちのコイン」の利用方法と特長
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「まちのコイン」はひと・まち・地球にうれしい体験で地域をつなげるコミュニティ通貨(電子地域通貨)サービスです。本通貨を活用することで、 地域内外の人のつながりをつくり、 良好な地域コミュニティ形成が期待できます。「まちのコイン」は、2019年9月に神奈川県「SDGsつながりポイント事業」で採択されて以来、これまでに22の地域(*3)で活用されています。
鎌倉に本社を置く当社は、地域固有の魅力を資本と捉えた「鎌倉資本主義」という考えを発信しています。「まちのコイン」は、「地域社会資本」である地域のコミュニティとの繋がりを促進する、仲間づくりのためのコミュニティ通貨です。人と人とが繋がることで、その地域をもっと好きになり、地域の社会課題の解決や地域経済の活性に貢献することを目指します。
*3 2022年10月現在、神奈川県小田原市・鎌倉市・厚木市・日吉エリア、たまプラーザ地区、東京都下北沢エリア、秋葉原エリア、池袋エリア、長野県上田市、大阪府八尾市、香川県多度津町、高知県高知市、岡山県新庄村、鳥取県智頭町、福岡県八女市・田川市、沖縄県石垣市、新潟県燕三条エリア、滋賀県、京都府丹後エリアの20地域で導入中。東京都大塚エリア、長野県佐久市は終了。
【仕組み】
「まちのコイン」アプリをダウンロードし、QRコードを介して、ユーザーがポイントを獲得、利用できます。ユーザーは地域活動などに参加するとポイントを獲得し、獲得したポイントは加盟店等で利用することができます。
*円に換金することはできません。地域によって利用できる期間制限があります。
【特長】
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1.まちの個性や課題に合わせた体験設計
少子高齢化や自然環境の保護、移住関係人口の促進やまちの賑わい創出など。そのまちの個性や課題に合わせて、コインを獲得したり利用したりする体験チケットを考え、設定することができます。例えば、海の環境を守りたいまちでは「ビーチクリーンに参加する体験」を提供するなどです。
2.地域内外の人をつなげ、関係人口創出に寄与
地域以外の人でも利用可能です。地域内外の人が一緒に地域活動に参加したり、地域外の人が地元のお店を利用したりすることで、関係人口の創出にも繋がります。
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3.ゲーム感覚でSDGsの自分ごと化を促進
参加頻度でボーナスポイントが付与されたり、ポイントが増えるとレベルアップしたりと、ゲームのように楽しみながら、自然と地域活動に参加する機会を創出します。後からまちのコインの「活動履歴」をみることで、自分の行動がどのSDGsのゴールにつながっているか振り返ることもでき、SDGsの自分ごともつながります。
4.経済活動の活性化
「まちのコイン」は地域のお店など「スポット」にユーザーが訪問してつかうサービスです。「お金で買えないうれしい体験」を通して、店主とユーザーとの距離が縮まり、常連やファンにつながるという効果の他、来店機会が増えることで法定通貨の消費行動自体も促し、結果として経済効果が期待できます。
5.持続可能な仕組み
IT時代・スマホ時代の電子通貨なので、以前からある紙の地域通貨よりも比較的低コストでの運営が可能です。また、法定通貨への換金性がないため、原資も不要です。コインには有効期限が定められており、一定期間使わないでいると回収され、再度まちの中に再配布され循環する仕組みも、持続可能な運営につながる大きな特長のひとつです。
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株式会社カヤック概要
固定概念にとらわれない発想力・企画力、形にしていく技術力を強みに、ゲームアプリや広告・Webサイト制作を始め、コミュニティ通貨、移住・関係人口促進など最新テクノロジーとアイデアを掛け合わせた新しい体験をユーザーに提供しています。社員の9割がデザイナーやプログラマーなどのクリエイター人材で「つくる人を増やす」を経営理念に多様性を生かしたユニークな人事制度や経営を行なっています。
設立 :2005年1月21日
代表者 :代表取締役 柳澤大輔 貝畑政徳 久場智喜
所在地 :神奈川県鎌倉市御成町11-8
事業内容 :日本的面白コンテンツ事業
URL :https://www.kayac.com/
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プレスリリース提供:PR TIMES