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株式会社 横浜八景島

【横浜・八景島シーパラダイス】シーパラ初となるレッサーパンダの繁殖成功に向けた取り組み『人工哺育の様子を公開』

(PR TIMES) 2022年09月05日(月)16時45分配信 PR TIMES

【2022年9月7日(水)〜】


『横浜・八景島シーパラダイス』の水族館「アクアミュージアム」4階の「フォレストリウム」では、2019年4月より水族館で初めてレッサーパンダの展示をスタートし、愛くるしい姿をお届けするとともに、繁殖に向け取り組んでまいりました。


2022年7月9日(土)、お母さん「コキン」とお父さん「ネイ」の間に2頭の赤ちゃんが誕生いたしました。
赤ちゃん誕生後、母獣に育仔する様子が見られなかったため、人工哺育に切り替えました。

まもなく生後60日を迎えるにあたり、人工哺育も安定し、約1kgに成長した赤ちゃん たちは、だんだんと運動量も増え、まさに足腰を鍛える時期を迎えております。今よりも 広い飼育スペースを確保することが必要となるこのタイミングで、お客さまに見られることにも慣れてほしいと考え、2022年9月7日(水)から、この人工哺育の様子を皆さまに一般公開いたします。

この小さな命を通して、水族館としての種の保存に対する取り組みである人工哺育の様子をご紹介いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/11571/493/resize/d11571-493-ad206eb653ae659f2c00-9.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/11571/493/resize/d11571-493-29b7c872914cc52de1bd-8.jpg ]



[表1: https://prtimes.jp/data/corp/11571/table/493_1_36c25c8e853247df3fe639cd748745c8.jpg ]



レッサーパンダの赤ちゃん 成長・公開について


2022年7月9日(土)に双子の赤ちゃんが誕生した日から、バックヤードにて人工哺育を行ってまいりました。すぐに哺乳瓶からミルクを飲むことに成功し、生後20日ほどで目が開き、体重も順調に増え、赤ちゃんたちは現在もすくすくと成長しております。


生後60日頃になると、レッサーパンダは四肢で歩けるようになり、運動量が大幅に増えます。赤ちゃんたちの運動量に見合うスペースを確保し、今後通常の展示を行うにあたり、不特定多数の、さまざまな格好の方に見られる馴致が必要です。そのため、まずは外の世界に慣れるための練習風景や、人工哺育の様子を公開いたします。
赤ちゃんたちがお昼寝する様子やきょうだいでじゃれあう様子、四肢で歩く様子、そして飼育員による体重測定、哺乳などの様子をご覧いただけます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/11571/493/resize/d11571-493-8e522a498c1e9fcc4311-10.png ]





[表2: https://prtimes.jp/data/corp/11571/table/493_2_e9e9dddc22a05fdccda80bd6f296e1bd.jpg ]



レッサーパンダの繁殖活動について


当社では、1.レクリエーションの場 2.種の保存 3.生きものを通じた教育 4.自然環境や海洋生物に関する調査・研究という4つの項目を、施設の存在意義として捉えています。


ご来島されるお客さまに“生きものたちのさまざまな面白さ”を伝えながら、地域社会に 貢献する活動や、施設が進めるべき自然保護・海洋生物に関する調査・研究を同時に進めることも大切なことと考えています。

当施設では、2019年の展示開始以来レッサーパンダの繁殖に向けて取り組んでまいりました。
2020年2月、メスのコキンのお婿さんとして、オスのネイが当館にやってきました。
2月より同居をはじめ、コキンとネイの仲も良く、2020年、2021年にコキンの妊娠が確認され、出産に至りましたが、残念ながらどちらも上手に授乳することができず、成長に至りませんでした。
他園館にご協力いただきながら繁殖活動を進め、今年3月、2頭の交尾が確認されました。レッサーパンダの妊娠期間は3〜5か月と言われており、妊娠中、コキンにストレスを与えないよう慎重に見守ってきました。
7月9日(土)、コキンが2頭の赤ちゃんを出産いたしました。


出産後、コキンが巣箱から出てきており、赤ちゃんのお世話をする様子が見られなかった ため、コキンの健康管理と赤ちゃんの生命を最優先に考え、人工哺育を行う判断に至りました。当館にとって初めての人工哺育であり、日々成長するたくましい姿に励まされながら、大切に育ててまいりました。

レッサーパンダをはじめ、当施設は引き続き、生きものの命と健康を優先し、今後もさまざまな生きものの繁殖活動に積極的に取り組み、新しい命を紡いでいきます。

■レッサーパンダの赤ちゃん 成長過程
[画像4: https://prtimes.jp/i/11571/493/resize/d11571-493-c2daa8d54076154d84e4-13.png ]


■レッサーパンダ(親個体)の紹介
[画像5: https://prtimes.jp/i/11571/493/resize/d11571-493-fc9b4b1fee307d599f20-14.png ]








プレスリリース提供:PR TIMES

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