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国境なき医師団(MSF)日本

ナイジェリア:北東部で大規模な人道危機

(PR TIMES) 2016年07月22日(金)09時39分配信 PR TIMES

MSF日本は緊急援助の寄付を募集開始

ナイジェリア北東部、紛争によって荒廃した状態のボルノ州で大規模な人道危機が発生している。少なくとも50万人が家を追われるか、外部から遮断された状態にあり、食糧、水、医療、避難場所を緊急に必要としている。国境なき医師団(MSF)は医療援助活動を行っているが、国際的な援助機関による大規模援助が急務だと訴えている。

事態を受け、MSF日本は、現地での活動資金として約50万ユーロ(約5900万円)を日本から拠出することを目指し、本援助活動に使途を指定した寄付の募集を7月21日より開始した。
[画像1: http://prtimes.jp/i/4782/340/resize/d4782-340-103899-1.jpg ]


避難民の死亡率は緊急事態を超える値に

ナイジェリア政府軍が同州内の主要な町と村を過激派組織「ボコ・ハラム」から取り戻すにつれ、危機の実態も明らかになってきた。数十万人が外部から遮断された生活を強いられ、それが2年に及んだ町もあった。現在、避難者の多くは政府軍の統制下にある町で生活しているが、人道援助に頼って命をつないでいる状況で、食糧不足から多くの人は栄養失調状態にある。

MSFは今年6月、ボルノ州第2の都市バマで極度に高い栄養失調と死亡率を確認していた。現在バマはゴースト・タウンと化し、ボルノ州の他の場所同様、政府軍の護衛なしにはたどり着くことはできない。推定1万人の住民はキャンプ生活を送るが、その中に若い男性はいない。この町が紛争によって払わされた代償を意味している。バマには小規模だが食糧配給があり、病人など1500人近くは当局によって避難できたものの、死亡率は緊急事態を示す値を大幅に超え、子どもの15%は重度急性栄養失調に陥っている。

MSFは現在、バマで医療援助と栄養失調対策を行い、死亡率と栄養失調罹患率の削減に取り組んでいる。医療と同様に急がれるのは、飲料水の供給とキャンプ内の衛生環境の改善だ。

1年半も医療の届かない町

ボルノ州最北部の町モングノでは、人口15万人のうち6万5000人が家を追われ避難生活を送っている。この町では2015年1月以来、人びとに医療は届いていない。MSFは病院を再開させ、避難者と重度栄養失調に陥った子どもたちを治療していく予定だ。


MSFのオペレーション・ディレクター、イザベル・ドゥフルニー医師は、「他の町でも状況は同じくらい危機的で、人びとは食糧と医療を必要としています。孤立した人や、遠隔地にいる人に援助を提供するには、援助活動の規模拡大が必須です」と訴える。

[画像2: http://prtimes.jp/i/4782/340/resize/d4782-340-141082-2.jpg ]



一方、州都マイドゥグリには避難場所を求めて多くの人びとが押し寄せており、地域の病院は受診を断らなければならないところも出ている。つい最近も、はしかに感染した6人の子どもが入院できずに避難民キャンプに戻され、感染の拡大リスクが放置された。MSFは現在マイドゥグリにある病院の増床を優先的に行っている。また調査班の派遣も行っているが、治安の悪さが移動を困難にしている。バマと近郊のディクワ地域は、ボコ・ハラムの攻撃にさらされる前線に近く、通行には危険が伴う。

MSFは2014年8月にボルノ州マイドゥグリで活動を開始。州内のキャンプで診療所2軒、栄養治療センター、診療所を運営している。ここ数ヵ月で、MSFは大規模なプログラムを策定してマイドゥグリのキャンプ内の飲料水供給と許容可能な衛生環境を整備するほか、キャンプ住民を対象に疫学的監視も引き続き実施している。2015年には11万6300件以上の診療を行い、1330件の分娩を介助し、6000人の栄養不良児を治療した。

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ナイジェリア緊急援助 寄付募集の概要


募集開始:
2016年7月21日

支援でできること一例:
3000円で 基礎医療セット120人分を用意できます。
5000円で 栄養治療食150食分を用意できます。
※外国為替により変動します。

受付方法:
■オンライン
http://www.msf.or.jp/nigeria/
支援対象から「ナイジェリア緊急援助」を選択してください。

■ゆうちょ銀行
口座番号:00190-6-566468
加入者名:特定非営利活動法人国境なき医師団日本
通信欄に「ナイジェリア緊急援助」と記入してください。

■ 電話
0120-999-199(9:00〜19:00 無休、通話料無料)
「ナイジェリア緊急援助」とお伝えください。*クレジットカード決済

*国境なき医師団日本は、今回の危機に対応する資金として約50万ユーロ(約5900万円)を日本から拠出することを目指し、寄付の募集を開始しました。ナイジェリアに寄せられたご支援の総額がこの目標金額を超えた場合、超過分の資金は世界各地の緊急援助活動にあたる「緊急チーム」への募金(http://www.msf.or.jp/eteam/)へ充当させていただきます。



プレスリリース提供:PR TIMES

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