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アスクル株式会社

アスクル、専門商材の重要属性項目の抽出にAIスコアリングを導入。

(PR TIMES) 2021年12月21日(火)18時16分配信 PR TIMES

〜ロングテール品拡大に伴い、商品情報の充足に注力。現場のプロが重視する詳細情報を適切に揃え、専門商材も購入しやすい売り場を実現〜

 アスクル株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:吉岡晃)はこのたび、事業所向け(BtoB)通販サービス「ASKUL」において、株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将)が提供する「重要属性スコアリングAI」を導入開始しました。
 本ツールは、AIを活用し取り扱い商品の重要属性項目を抽出するもので、マクニカが提供するフルカスタマイズ AIサービス「CrowdANALYTIX(クラウドアナリティクス)」の一つです。AIを用いて対象商品の購入の決め手となる属性項目(「容量」「長さ」等)をWEB上のデータとASKULサイトのデータの両方より取得し、それぞれの重要度をスコアとして数値化して抽出します。算出された重要度スコアに基づき商品情報を収集し、商品特性に合わせた適切な情報をサイト上で掲載することで、より細かい検索が可能となり、これまでより選びやすく購入しやすいサイトとなりました。
 ASKULでは、医療・介護や製造業等の業種向け専門商材を中心にロングテール品のアイテム数を拡大する一方で、お客様からは購入時に必要な情報を適切にサイト掲載することが求められます。今回の導入により、これまで困難であった専門商材の情報充足が実現し、より検索性が高く購入しやすい売り場も実現しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/21550/266/resize/d21550-266-eb9b468e88e21f13f112-2.png ]



■「重要属性スコアリングAI」導入の背景
 アスクルでは、医療・介護や製造業等のお客様を戦略業種と位置づけ、専門商材の拡大に注力しています。2021年5月期に発表した中期経営計画では、現在の商品アイテム数の2倍(1,800万アイテム)を品揃えすることを目標に掲げ、「ロングテール品まで揃うASKUL」を可能にすべく、日々アイテム数の拡大を行っています。
 しかしながら品揃えを拡大する一方で、「医療」「工具」「研究開発」等専門性の高い商品カテゴリに対し「購入判断に必要な属性項目が何か分からない」「どのようなワードで検索・購入されているかが把握できない」という課題を抱えていました。
 こうした背景から、AIを活用し属性項目の重要度を数値としてスコア化、抽出されたスコアをもとに商品特性に合致した適切な情報をそろえて商品を掲載することで、専門商材が選びやすく買いやすい売り場づくりを実現可能としました。

■専門商材の鍵となる属性項目をAI活用で重要度スコア別に抽出できるから、適切な情報がサイト掲載できる
 「重要属性スコアリングAI」の特徴は、多岐に渡る専門商材に対し、それぞれの商品カテゴリ特性に適切な属性項目をWEB上のデータとASKULサイトのデータの両方からAIで抽出できる点です。抽出された属性項目に基づき情報を収集し、「容量」や「ブランド」等の項目で絞り込み検索などを行えるようバリエーションやスペック検索を設定したうえでサイト掲載することで、お客様にとってより選びやすく購入しやすい売り場展開を実現しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/21550/266/resize/d21550-266-a85e474c7e90b2a8d6ff-5.png ]

 例えば、実験や検査で使用される「マイクロピペット」の情報充足を行う際、従来は「マイクロピペット」について特性を調べ、どのような場面で使用されるのか等を踏まえた情報を収集する必要があり、コストや工数がかかりすぎることが課題でした。しかし本ツールを活用すると、「マイクロピペット」は、WEB上のデータの重要度スコア上位で抽出された「容量」「タイプ」「ブランド」等の基本情報に加え、「チャンネル数」(先の先端部分の数、4連のものなどもあり)「オートクレーブ」(高圧蒸気滅菌器のことで、オートクレーブ対応か否かの項目)を情報として掲載すべきだということが判明しました。
 このように「重要属性スコアリングAI」の導入は、専門性の高い商材であってもAIを用いて外部の情報を取得し、重要度スコア別に項目を抽出できるため、これまでと同じ時間でより多くのアイテム数の商品情報充足を可能としました。

 アスクルはこれからも、データやテクノロジーを活用したビジネストランスフォーメーションを通じ、お客様にとってより購入しやすい売り場を実現してまいります。

【マクニカについて】
 マクニカは、1972 年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開しています。「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス&ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。当社は、横浜に本社を構え、世界23ヶ国85拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。詳細はWebサイト( https://www.macnica.co.jp )をご覧ください。

※本リリースに掲載の情報は発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますのでご了承ください。



プレスリリース提供:PR TIMES

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