プレスリリース
〜台湾機械・エネルギー・電子・自動車業界の最新動向を分析する〜
ワイズコンサルティング グループ(本社:中華民国台北市、代表取締役:吉本康志)は台湾機械業界専門誌「ワイズ機械業界ジャーナル」の2022年12月第2週号を発行しました。今週号では、医療器材業界、車両業界、高精度CNCメーカーの百徳機械と機械部品業界の動向を紹介します。
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<最新号目次>
台湾医療器材メーカー大手の2022年の動向
台湾自動車産業の概況と工作機械の応用・商機
高精度CNCメーカー 百徳機械(QUASER)
ポンプ・コンプレッサー・コルク及びバルブ製造業の2022年輸出入概況と主要メーカーの動向
<台湾医療器材メーカー大手の2022年の動向>
医療器材は▽バイオ医学、▽精密検査、▽電子、▽電機、▽半導体、▽情報、▽ソフトウエア、▽光学、▽化学工業、▽機械など様々な技術を活用し、応用範囲が広く、少量多種の生産を特徴とする。また、医療器材は病気の▽診断、▽緩和、▽治療、▽予防、▽リハビリなどを目的として使用され、疾病構造の変化や医療技術の進歩に伴い高度化する。生命と福祉に関わるため、医療器材産業は他の産業と比べて景気による変動を受けにくい。
カテゴリー別の主要メーカー動向
1.診断・測定医療器材
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)が58.6%出資する子会社の睿生光電(イノケア・オプトエレクトロニクス)は、エックス線撮影用フラットパネルディテクター(FPD)の開発、生産などを手掛けており、製品は医療現場でのデジタルエックス線検査(DR)装置や製造現場での非破壊検査(NDT)装置に使用されている。同社の製品構成比率はエックス線撮影用FPDが64.47%、エックス線撮影用FPDモジュールが32.49%。
2.手術・治療医療器材
低侵襲性手術用器材などを手掛ける益安生医(メデオン・バイオデザイン)が開発し、日本の大手医療機器メーカー、テルモが知的財産権を買収した大口径止血器具は、米食品医薬品局(FDA)の市販前承認(PMA)を取得し、メデオンはテルモから100万米ドルのマイルストーン収入を得た。今後はFDAによる台湾工場の検査に合格すれば、大口径止血器具の販売が可能となる。
3.補助・補填用医療器材
台湾医療器材産業の輸出額のうち最も高い比率を占めるコンタクトレンズの2020年の輸出は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたものの、関連メーカーは21年も事業展開を強化した。
「海昌(Hydron、ハイドロン)」ブランドを擁する金可国際集団は、21年第3四半期に中国江蘇省丹陽市の工場でカラーコンタクトレンズ生産ライン4本を増設し、月産能力を3000万枚へと50%拡大した。また、新たに用地を取得して工場を拡張し、22年に生産ラインを新設する計画だ。
望隼科技(ビジョン・フォーカス)は苗栗県竹南鎮と中国江蘇省丹陽市にコンタクトレンズの工場を持ち、21年の月産能力は計約2500万枚だった。22年に3000万枚以上へ増強する計画だ。望隼科技の工場では20年より自動化生産ラインを導入し、人工知能(AI)技術を活用したビッグデータ解析や自動光学検査(AOI)などを行っている。
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4.体外診断用医療器材
新型コロナの感染拡大を受け、関連メーカーは家庭用簡易検査キットの研究開発(R&D)と販売を強化した。 台康生技(エアジェニクス)と安生医科技(アンタイミュ・バイオメド)、宝齢富錦生技(パニオン&BFバイオテック、PBF)が共同開発した新型コロナ抗原検査キット「飛確Vstrip COVID-19」は、20年12月に欧州連合(EU)の安全基準認証「CEマーク」、21年2月にベルギーでの自由販売証明書(CFS)を取得した。(続く)
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ワイズ機械業界ジャーナル
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所在地:中華民国台北市襄陽路9號8F
代表者:吉本康志
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