プレスリリース
〜一方でまだ第2子の保育料無償化は30%にとどまる〜
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38762/160/38762-160-7604c825ff41a12532426e39ba033f8a-1200x630.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
子育て課題に向き合うBABY JOB株式会社(本社:大阪府大阪市)は、電話調査と自治体のサイトから得た情報を基に「保育施設に子どもを預けやすい自治体ランキング(関西2府2県版)」を作成しました。本調査は、自治体の子育て支援を見える化し、子育て環境がさらに良くなることを目的としています。
【調査概要】
調査名: 保育施設に子どもを預けやすい自治体ランキング調査(関西2府2県版)
調査対象:公立保育施設がある大阪府41、京都府26 、兵庫県33、奈良県35、計135自治体
調査期間:2024年1月15日〜9月6日
調査方法:電話による聞き取り調査、自治体サイトの確認
【※配点詳細】
BABY JOBは、待機児童数、保育施設の探しやすさ、保育料、登園時の荷物など、保育施設に子どもを預ける際の重要なポイントについて75点満点で調査を実施し、関西2府2県内におけるランキングを作成しました。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/38762/table/160_1_85f4392ee6a2974cec8023e27c6fda7c.jpg ]
※2024年6月に実施した「【大阪府版】子どもを預けやすい自治体ランキング」の調査項目を見直して、改善しています。
※1.〜6.は2024年9月時点、〜15.は2024年4月時点の状況です。
【調査結果 トピックス】
- 大阪府枚方市、奈良県天川村、奈良県奈良市が保育施設に子どもを預けやすい自治体ランキングのトップに- 奈良県では保育料を補助している自治体の割合が高い- 大阪府では保育のDX化が進む- 関西2府2県の約20%の自治体が保護者の登園時の負担を減らす取り組みを実施
1.大阪府枚方市、奈良県天川村、奈良県奈良市が保育施設に子どもを預けやすい自治体ランキングのトップに
関西2府2県内で公立保育施設がある135自治体の平均得点は27点で、最も高得点を獲得し子どもを預けやすい自治体ランキングのトップとなったのは、同点で大阪府枚方市、奈良県天川村、奈良県奈良市(得点50点・偏差値78)でした。次いで、4位も同点で大阪府大阪市、大阪府堺市、大阪府吹田市、兵庫県神戸市(得点45点・偏差値72)という結果になりました。
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枚方市 子ども未来部 公立保育幼稚園課長 中道直岐氏
「この度は、関西2府2県においても子どもを預けやすい自治体1位に選んで頂き、有難うございます。枚方市では子育て施策を最重点施策に位置づけ、様々な施策に取組んでおりますが、その事が結果に繋がった物だと考えています。また現在、小さなお子さんを対象とした室内遊び場やワクワクする公園の整備などの検討も進めています。今後も子育て世帯に枚方市を選んで貰えるよう取組んでまいります。この度は誠に有難うございました。」
奈良県天川村 教育委員会事務局 次長 前田博文氏
「保育施設に子どもを預けやすい自治体ランキング」で、天川村を1位に選んでいただき、大変光栄に思います。天川村では、以前から子ども・子育て支援対策に重点をおき、保育施設以外にも幼稚園から小中学校まで、保護者の経済的支援を目的とした様々な取組みを行っております。少子高齢化に歯止めがきかない当村において、ひとりでも多くの子育て世帯の方々に天川村の取組みを知っていただき、移住先のひとつに選んでいただけると幸いです。」
2.奈良県内では保育料を補助している自治体の割合が高い
国立社会保障・人口問題研究所によると、夫婦が理想とする子どもの数を持たない理由として、「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」という回答が、理想の子ども数が2人の場合で46%、3人の場合で59%※1にも上ることが分かっています。現在少子化が深刻な中、行政から多子世帯への経済的支援が重要となっています。
国は「小学校就学前の範囲で、保育施設等を同時に利用する最年長の子どもから順に2人目は半額、3人目以降は0円とする※2」と定めています。さらに、自治体独自で保育料の支援を行っているか調査したところ、関西2府2県内では奈良県の自治体が特に支援が手厚いことが分かりました。
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※1)国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」(夫婦調査)(2021年)
※2)こども家庭庁「子ども・子育て支援新制度ハンドブック」
3.大阪府ではDX化が進む
現在、子ども家庭庁では、保育手続きがワンストップで完結できるように、保育のDX推進を掲げています※3。そこで、各自治体における保活のDX化状況を調査しました。大阪府では、自治体のサイト上でマップを使って保育施設を検索できる自治体が12あり、約3割に達しています。一方、京都府、兵庫県、奈良県では、マップ機能を提供している自治体は少なく、大阪府のおよそ半分の割合にとどまっています。
さらに、保育施設の利用申し込みがオンラインで可能な自治体の割合は、大阪府と兵庫県で6割にも上ることが分かりました。
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※3)こども家庭庁「保育DXの推進について」(2024年)
4.関西2府2県の約20%の自治体が保護者の登園時の負担を減らす取り組みを実施
BABY JOB独自のアンケートによると、約4人に1人にあたる28.9%の保護者が保育施設を探す際に「登園時の荷物が少ない」かどうかを重視したと回答しています。
そこで、自治体として登園時の荷物を減らす支援を行っているかどうかを調査したところ、関西2府2県内の約20%の自治体が支援を行っていることが分かりました。具体的には、布団持参のサポートが20自治体、おむつ持参のサポートが13自治体、食事用エプロン持参のサポートが4自治体という結果でした。
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【専門家の声】
大阪経済法科大学 経済学部教授 嶋田裕光氏
「累次にわたる子育て支援策で、3歳以上の保育料の無償化が実現され、待機児童問題も緩和しています。しかし、依然として特に0〜2歳児を巡る保活問題、保育料をはじめ保護者にかかる様々な負担は、自治体によって差があるのが実状です。2府2県にわたる各自治体の保育園の利便性を共通の物差しで見える化したBABY JOB社の今回の取り組みは、子育て世帯の居住地選択の参考になることはもとより、高評価を得ている自治体が市町村の規模に関わらず幅広く見られることから、どの自治体の保育行政関係者にとっても重要な情報となると言えます。こうした情報が活用され、より良い保育政策が自治体間で広く共有、横展開されていくことが期待されます。」
子育て支援のリーディングカンパニーとして、「すべての人が子育てを楽しいと思える社会」の実現へ
BABY JOBは、子育て支援のリーディングカンパニーとして、「すべての人が子育てを楽しいと思える社会の実現」をビジョンとして掲げ、子育てをする保護者の支援と子どもと向き合う保育士の支援を行っています。その一環として、今後も子育て世帯や保育士にとって有益な調査を実施し、役立つ情報の発信や提言を行ってまいります。
<これまで実施した調査(一部)>
厚生労働省からの通達で状況が好転。公立保育施設で使用済みおむつの持ち帰りは大幅に減少。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000038762.html
保護者に「ご飯などの主食」を持参させている公立保育施設は約4割
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000134.000038762.html
【大阪府版】2024年保育施設に子どもを預けやすい自治体NO.1は枚方市
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000149.000038762.html
■BABY JOBが提供する紙おむつとおしりふきのサブスク「手ぶら登園」
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38762/160/38762-160-d74a19b9351bcfc92ae67c74eec39713-1002x848.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
『手ぶら登園』は、保育施設で紙おむつとおしりふきが使い放題になる日本初※4のサブスクです。保護者は「紙おむつに名前を手書きして持参する」という手間が無くなり、保育士はおむつの個別管理の手間が無くなるという、保護者・保育士双方の課題を解決するサービスです。
2019年7月にサービスを本格的に開始し、現在(2024年10月時点)は5100施設以上で導入されています。2020年には、日本サブスクリプションビジネス大賞のグランプリを受賞しています。
手ぶら登園の詳細はこちら
また保護者の負担をさらに軽減するために、紙おむつに加えて「お昼寝用コットカバーサービス」や「食事用エプロンと手口ふきのサブスク」を開始しています。
お昼寝用コットカバーサービス:https://nap.tebura-touen.com/
食事用紙エプロン・手口ふきサービス:https://tebura-touen.com/column/archives/3877
※4)2019年当時、BABY JOB調べ
※手ぶら登園(R)はBABY JOB株式会社の登録商標です。
■保育施設向けキャッシュレスサービス「誰でも決済」
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保育施設内で発生する現金対応をなくし、保育士と保護者の負担を軽減するキャッシュレスサービスです。保育士はおつりの準備や保管をする手間がなくなり、保護者も様々な支払い方法を選べるので便利になります。このサービスは、こども誰でも通園制度や一時保育でもご利用いただけます。
誰でも決済サイト:https://daredemo-kessai.com/
■保育施設探しサポート「えんさがそっ♪」
保護者がスマホを使って片手で簡単に「保活」を行えるプラットフォーム「えんさがそっ♪」。えんさがそっ♪HP:https://ensagaso.com/
保護者は、「えんさがそっ♪」を利用することで、自宅や現在地付近の保育施設を地図上で簡単に検索できたり、気になる保育施設をお気に入り登録して後からまとめて見返せたり、お問い合わせや見学の申し込みをすることができます。授乳中や子どもが寝ている間でも、時間や場所を問わずに気軽に活用できるので、「保活」がもっとスムーズに行えるようになります。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38762/160/38762-160-9796aeac4892e8e8bd8428f7b33e8d28-1100x675.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38762/160/38762-160-3e20189efc2d35bee552ce21f845e205-600x600.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]BABY JOB株式会社
すべての人が子育てを楽しいと思える社会を実現するために、保育施設向けの紙おむつとおしりふきのサブスク「手ぶら登園」などを中心に、子育てに関する社会課題の解決に取り組む会社です。
■名称:BABY JOB株式会社
■事業内容:保育施設サポート事業、子育て支援事業
■代表取締役 上野 公嗣
■所在地:大阪府大阪市淀川区西中島6丁目7番8号
■設立:2018年10月1日
■資本金:1億円
■HP:https://baby-job.co.jp/
■保育施設向け紙おむつとおしりふきのサブスク「手ぶら登園」:https://tebura-touen.com/
■保育士向けオウンドメディア「手ぶら登園保育コラム」:https://tebura-touen.com/column/
■手ぶら登園公式Twitter:https://twitter.com/teburatouen
■保護者向け幼保施設の検索サイト「えんさがそっ♪」:https://ensagaso.com
■えんさがそっ♪公式Instagram:https://www.instagram.com/ensagaso/
■保育施設向けキャッシュレスサービス「誰でも決済」:https://daredemo-kessai.com/
プレスリリース提供:PR TIMES